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カラーエブリデイその6
105色 若社長はじめての焼き肉2
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「ところでさ、キミっていつからわたしのこと好きだったの」
「ん?」
しばらく、食事をしていると突然アオイが肉をひっくり返しながら、コンロから目を離さずに質問してきた。
「どうしたんだ、お前からそんな質問珍しいな…………はっ! もしや、ついにワタシと結婚する気になったのか!?」
「いや、ただの興味本位での質問だよ。 だって、キミいつもいつもウザイアプローチしてくるじゃないか」
「ぐう……ドストレートに云われると少し傷つくな……」
「だったら、アプローチの仕方を変えればいいじゃないか…………って、なんでわたしがわたしに対してのアドバイスしてるのさ」
アオイはセルフツッコミをする。
「なるほど、つまり花束を直接渡しに行くのではなく郵送してみるか、そして愛を綴った手紙を添えると、そうすることによってワタシに会えない寂しさでアオイがワタシを想ってくれるのだな」
「話きいてた?」
「ん? 何か可笑しな点でもあったか?」
「大ありだよ! むしろウザさが増してるし、それはほぼストーカだよ!」
「では、毎日からあえて一日置きにしよう」
「一日開けばいいって問題じゃないから」
アオイは何故か息を切らしながらいってくる。 そんなに嬉しかったのか?
「なら、どうすればいいのだ?」
「まあ……本人に聞くのが手っ取り早いっていうけど……なんで、わたしがわたしに無理やり送り付けられるものの指定をしないといけないのさ」
「イヤ、だったのか?」
「……いや、イヤって訳じゃないけど」
アオイは少し考え込んだ後答えた。
「……月一」
「ん?」
「月一なら送ってきてもいいよ」
「!! ああ! まかせておけ!」
ワタシは嬉しさのあまり椅子から立ち上がる。
「わかったわかった、落ち着いて」
興奮しているワタシにアオイは慌てて座る様にいう。 ワタシが席に座り直すとアオイは周りに向けて何故か謝罪していた。
「ワタシがいつお前を好きになったかの質問だったな」
「……ああ、そんな質問してたね……話がズレてたからスッカリどうでもよくなってたよ」
再度、肉に目をやりながらアオイは興味なさそうにいう。
「お前が質問したのだぞ、しっかりとワタシの恋の天使が舞い降りる話を聞いてもらわねば」
「それを本人の前で堂々というキミもなかなか肝が据わってるね」
肉を口に含みその後白米を食べるアオイの仕草をみながらワタシは話だす。
「ワタシがお前に恋をしたのは『出会いの瞬間』からだ」
「え? まさか初対面で、なんていうんじゃないだろうね」
「ああ、その通り『一目惚れ』だ」
「まじかよ」
ワタシの言葉にアオイは驚きのあまり箸の動きを止める。
「うん? まてよ? わたしとキミの出会いってどんなだったっけ?」
「なっ!? まさか覚えてないのか!?」
アオイの言葉にワタシは軽くショックを受けてしまう。
そんなワタシを知ってか知らずか、アオイは食事をする手の動きを再開させる。
「ワタシは昨日の様に鮮明に覚えているぞ。 お前の服装、表情、匂い、その時周りにいた人物など」
「え? そこまではさすがに気持ち悪いんだけど」
ワタシの愛の記憶を語ると、アオイは少し顔を青くさせ表情を引きつらせる。
「そう! あの時のお前もそんな顔をしていたぞ!」
「……ああ……思い出したよ……確かに同じ気持ちを抱いた気がする。 突然、ヘンなのが花束を渡してくるものだから、正直、初見印象は気持ち悪いだったからね」
「それは今も変わってない気がするが?」
「あ、自覚あったんだ」
「当然だ、愛するモノの感情に気付くのがパートナーの務めだからな」
「いや、むしろ、気づいてるのになんで頑なにそれを貫くのさ、努力の方向間違ってるよ」
アオイの愛の言葉の鞭をくらいながらワタシは話を続ける。
「お前をみた瞬間、ワタシのカラダがサンダーボルトを食らったかの様な感覚に襲われて本能的にこれは『運命の出会い』だと感じたのだ」
「いやいや、だからなんで初対面でそんなことがわかるのさ。 赤の他人なんだからさ性格もなにも分からないはずだろう」
「それは当然『運命の出会い』だからだ」
「だから、説明になってないって、わたしだってあの時、キミが有名な天才学生社長だなんてしらなかったし」
「なら、ワタシからもいわせてもらうが、お前はワタシが天才金持ち超イケメンと知っても態度を変えなかっただろう」
「え?」
「ワタシに近づいてくる輩はワタシの地位と名声目当ての奴ばかりであったからな。 それに比べ、お前は今も昔もワタシに対しての態度を一切変えないからな」
「なんでって……そりゃあ、そんなの興味ないからね」
ワタシの質問にアオイは少し考える仕草をした後そう答えると「それに……」と言葉を付け足す。
「わたしはキミという人をみているだけだからね」
「!?」
アオイは何食わぬ顔でいうと食事を続ける。
ワタシはその何気ない言葉が嬉しくて無意識に口角が上がってしまい。 それを誤魔化す為に顔を伏せる。
「……どうしたのさ、下向いて震えて、気味悪いよ」
「それはつまり結婚しようということか?」
「補聴器作ってあげようか?」
その後もアオイに一蹴されながらも、ワタシにとって大切な思い出に残るデートとなった。
「ん?」
しばらく、食事をしていると突然アオイが肉をひっくり返しながら、コンロから目を離さずに質問してきた。
「どうしたんだ、お前からそんな質問珍しいな…………はっ! もしや、ついにワタシと結婚する気になったのか!?」
「いや、ただの興味本位での質問だよ。 だって、キミいつもいつもウザイアプローチしてくるじゃないか」
「ぐう……ドストレートに云われると少し傷つくな……」
「だったら、アプローチの仕方を変えればいいじゃないか…………って、なんでわたしがわたしに対してのアドバイスしてるのさ」
アオイはセルフツッコミをする。
「なるほど、つまり花束を直接渡しに行くのではなく郵送してみるか、そして愛を綴った手紙を添えると、そうすることによってワタシに会えない寂しさでアオイがワタシを想ってくれるのだな」
「話きいてた?」
「ん? 何か可笑しな点でもあったか?」
「大ありだよ! むしろウザさが増してるし、それはほぼストーカだよ!」
「では、毎日からあえて一日置きにしよう」
「一日開けばいいって問題じゃないから」
アオイは何故か息を切らしながらいってくる。 そんなに嬉しかったのか?
「なら、どうすればいいのだ?」
「まあ……本人に聞くのが手っ取り早いっていうけど……なんで、わたしがわたしに無理やり送り付けられるものの指定をしないといけないのさ」
「イヤ、だったのか?」
「……いや、イヤって訳じゃないけど」
アオイは少し考え込んだ後答えた。
「……月一」
「ん?」
「月一なら送ってきてもいいよ」
「!! ああ! まかせておけ!」
ワタシは嬉しさのあまり椅子から立ち上がる。
「わかったわかった、落ち着いて」
興奮しているワタシにアオイは慌てて座る様にいう。 ワタシが席に座り直すとアオイは周りに向けて何故か謝罪していた。
「ワタシがいつお前を好きになったかの質問だったな」
「……ああ、そんな質問してたね……話がズレてたからスッカリどうでもよくなってたよ」
再度、肉に目をやりながらアオイは興味なさそうにいう。
「お前が質問したのだぞ、しっかりとワタシの恋の天使が舞い降りる話を聞いてもらわねば」
「それを本人の前で堂々というキミもなかなか肝が据わってるね」
肉を口に含みその後白米を食べるアオイの仕草をみながらワタシは話だす。
「ワタシがお前に恋をしたのは『出会いの瞬間』からだ」
「え? まさか初対面で、なんていうんじゃないだろうね」
「ああ、その通り『一目惚れ』だ」
「まじかよ」
ワタシの言葉にアオイは驚きのあまり箸の動きを止める。
「うん? まてよ? わたしとキミの出会いってどんなだったっけ?」
「なっ!? まさか覚えてないのか!?」
アオイの言葉にワタシは軽くショックを受けてしまう。
そんなワタシを知ってか知らずか、アオイは食事をする手の動きを再開させる。
「ワタシは昨日の様に鮮明に覚えているぞ。 お前の服装、表情、匂い、その時周りにいた人物など」
「え? そこまではさすがに気持ち悪いんだけど」
ワタシの愛の記憶を語ると、アオイは少し顔を青くさせ表情を引きつらせる。
「そう! あの時のお前もそんな顔をしていたぞ!」
「……ああ……思い出したよ……確かに同じ気持ちを抱いた気がする。 突然、ヘンなのが花束を渡してくるものだから、正直、初見印象は気持ち悪いだったからね」
「それは今も変わってない気がするが?」
「あ、自覚あったんだ」
「当然だ、愛するモノの感情に気付くのがパートナーの務めだからな」
「いや、むしろ、気づいてるのになんで頑なにそれを貫くのさ、努力の方向間違ってるよ」
アオイの愛の言葉の鞭をくらいながらワタシは話を続ける。
「お前をみた瞬間、ワタシのカラダがサンダーボルトを食らったかの様な感覚に襲われて本能的にこれは『運命の出会い』だと感じたのだ」
「いやいや、だからなんで初対面でそんなことがわかるのさ。 赤の他人なんだからさ性格もなにも分からないはずだろう」
「それは当然『運命の出会い』だからだ」
「だから、説明になってないって、わたしだってあの時、キミが有名な天才学生社長だなんてしらなかったし」
「なら、ワタシからもいわせてもらうが、お前はワタシが天才金持ち超イケメンと知っても態度を変えなかっただろう」
「え?」
「ワタシに近づいてくる輩はワタシの地位と名声目当ての奴ばかりであったからな。 それに比べ、お前は今も昔もワタシに対しての態度を一切変えないからな」
「なんでって……そりゃあ、そんなの興味ないからね」
ワタシの質問にアオイは少し考える仕草をした後そう答えると「それに……」と言葉を付け足す。
「わたしはキミという人をみているだけだからね」
「!?」
アオイは何食わぬ顔でいうと食事を続ける。
ワタシはその何気ない言葉が嬉しくて無意識に口角が上がってしまい。 それを誤魔化す為に顔を伏せる。
「……どうしたのさ、下向いて震えて、気味悪いよ」
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「補聴器作ってあげようか?」
その後もアオイに一蹴されながらも、ワタシにとって大切な思い出に残るデートとなった。
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