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ひと夏の思い出編
117色 残されたものたちの決断
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マモはレータのカラダに憑依してここにくるまでの話を簡潔にしてくれた。
一緒にいたレータが突然、誰かの精神魔法にかけられて、どこかに連れて行かれそうになって、それを助ける為にいつもの本の中からレータのカラダ中に入って止めたらしいんだ。 マモ自体、魔法体制っていうのがあるらしくて精神魔法は平気みたいで、レータの中に入ったついでに周囲の確認の為に散策していたら島の空港が植物で覆われていて乗組員の人達も倒れていたらしい。
「それじゃ出れないじゃない……」
「そんな……」
スミレは親指を噛み眉を寄せて難しい顔になり、リーンは顔を真っ青にする。 マモの話を聞いたわたしたちは退路を断たれてしまい、どうしていいのか分からないで下を向いているとマモが不思議そうに口を開く。
「キサマラはナニをそんな深刻そうな顔をしてるんだ?」
「な、なにって……そんなのみんないなくなっちゃって、しかも、ここから出られないからに決まってるじゃん」
マモの言葉にリーンは不安と怒りの籠った声をぶつけるけど、それを涼しい顔で受け流しながらいう。
「出られないなら、『出れるようにすればいい』だけじゃないか」
「えっ? どういうこと?」
わたしたちがマモの言葉の意味が分からないでいると、「本当に分かってないのか?」という驚いた表情をした後、呆れたといわんばかりのため息をした。
「現代の魔導師はここまでレベルが下がってたのか……まあ、このカラダではワタシのチカラがほぼ出せないから分かってはいたが……」
自分の手を眺めてマモは再度大きなため息をする。 みんなはなにも言えずにマモを黙ってみつめている。 そんなみんなの不安に満ちた顔をみたわたしは席を立ちマモのところに走り、マモの正面に立つ。
「……!?」
「…………」
「あかりん?」
マモは突然正面に走ってきたわたしの行動にすこし驚いたような、ぎょっとしたような表情を浮かべる。 リーンはそんなわたしの行動にフシギそうな声を向けてきた。 たぶん、みんなも同じ表情をしているんだと思う。 正直、わたしだってそうだ、なんで突然マモと向き合っているかなんてわたしが聞きたかった。 でも、うまくいえないけど、カラダが勝手に動いたんだ。 ……だから、意を決してマモに言葉を向ける。
「お願い! マモ、みんなを助けるの手伝って!」
そう、『お願い』、わたしはマモの赤い眼をみつめながらいうと言葉を続ける。
「わたしにはシーニやマルみたいに頭もよくないし、魔法も得意じゃないけど……だけど、みんなを助けたい! だから、お願いマモ、『キミのチカラ』が必要なの!」
わたしは気持ちを伝えると、マモは無言のままわたしをみつめ返す。
「…………お前がそれをいうのか?」
「え?」
しばらく、するとポツリとマモは言葉を零す。 マモの言葉に首を傾げるとマモはわたしをみつめ、ナニかを考えるような『眼』を向けた。 その眼はわたしを『見ているようで見ていない』感覚だった。 言葉を変えるなら『別の誰かを視ている?』ような感じかな?
「…………」
無言のまま互いにみつめ合っている内にわたしはすこし気まずくなり、冷や汗をかく。 そんなわたしに気づいたのかクロロンもマモの隣に立つ。
「マモくん! ぼくからもおねがい! アオイさんたちを探すのを手伝ってくれないかな」
「わ、わたしからもおねがい!」
クロロンがわたしと同じようにお願いするとリーンも隣に走ってきてお願いする。 マモはわたしたちを目で見まわした後、大きなため息をもう一度すると口を開いた。
「今回は手を貸してやる」
「ホントに! ありがとう!」
わたしたちはマモの返事に互いの顔を見合って大喜びする。 それをみたマモは怪訝な顔のまま言葉を続ける。
「勘違いするな、今回、ワタシが手を貸してやる理由は『件が特殊なモノ』だからだ」
「え?」
マモの言葉に喜んでいたわたしたちは固まる。
「恐らくだが、『人間じゃない』可能性があるぞ」
「え!? 人間じゃないって『マモノ』ってこと?」
「まあ、正しく云えばそうかも知れないがそうじゃないとも云えるな」
「んん?? どういうこと? いきなりナゾナゾ?」
「『この世界の理に反したモノ』かもしれない」
言葉の意味が分からず、わたしたちは互いの顔を見合う。
「『幽霊』ってことかな?」
「そんなカワイイモノだといいがな」
すこし怯えながら聞くクロロンにマモは鼻で笑いながら返す。
「じゃあ、なんなの!? ナゾナゾなんてだしてないでおしえてよ!」
「それを今から確かめにいくんだろ」
マモはわたしたちの横を抜けてロビーの入り口の方へ歩いていく。
「もおー! なんなの!? 不安を煽るだけ煽って! ここにもしフウちゃんがいたらきっと殴ってメガネをカチ割ってでも聞き出してるよ!」
「馬乗りになって顔面ごとメガネを粉砕してるかもね」
「……それか……メガネごと岩盤に叩きつけてるかもしれない」
「さすがにそこまではしないんじゃないかな?」
「皆様のお嬢様へのイメージは一体……」
「意地でもメガネを割る共通認識はなんなのよ」
わたしとリーンとシアンのフラウムへのイメージにクロロンとイブキくんとスミレがそれぞれつっこんだ。
一緒にいたレータが突然、誰かの精神魔法にかけられて、どこかに連れて行かれそうになって、それを助ける為にいつもの本の中からレータのカラダ中に入って止めたらしいんだ。 マモ自体、魔法体制っていうのがあるらしくて精神魔法は平気みたいで、レータの中に入ったついでに周囲の確認の為に散策していたら島の空港が植物で覆われていて乗組員の人達も倒れていたらしい。
「それじゃ出れないじゃない……」
「そんな……」
スミレは親指を噛み眉を寄せて難しい顔になり、リーンは顔を真っ青にする。 マモの話を聞いたわたしたちは退路を断たれてしまい、どうしていいのか分からないで下を向いているとマモが不思議そうに口を開く。
「キサマラはナニをそんな深刻そうな顔をしてるんだ?」
「な、なにって……そんなのみんないなくなっちゃって、しかも、ここから出られないからに決まってるじゃん」
マモの言葉にリーンは不安と怒りの籠った声をぶつけるけど、それを涼しい顔で受け流しながらいう。
「出られないなら、『出れるようにすればいい』だけじゃないか」
「えっ? どういうこと?」
わたしたちがマモの言葉の意味が分からないでいると、「本当に分かってないのか?」という驚いた表情をした後、呆れたといわんばかりのため息をした。
「現代の魔導師はここまでレベルが下がってたのか……まあ、このカラダではワタシのチカラがほぼ出せないから分かってはいたが……」
自分の手を眺めてマモは再度大きなため息をする。 みんなはなにも言えずにマモを黙ってみつめている。 そんなみんなの不安に満ちた顔をみたわたしは席を立ちマモのところに走り、マモの正面に立つ。
「……!?」
「…………」
「あかりん?」
マモは突然正面に走ってきたわたしの行動にすこし驚いたような、ぎょっとしたような表情を浮かべる。 リーンはそんなわたしの行動にフシギそうな声を向けてきた。 たぶん、みんなも同じ表情をしているんだと思う。 正直、わたしだってそうだ、なんで突然マモと向き合っているかなんてわたしが聞きたかった。 でも、うまくいえないけど、カラダが勝手に動いたんだ。 ……だから、意を決してマモに言葉を向ける。
「お願い! マモ、みんなを助けるの手伝って!」
そう、『お願い』、わたしはマモの赤い眼をみつめながらいうと言葉を続ける。
「わたしにはシーニやマルみたいに頭もよくないし、魔法も得意じゃないけど……だけど、みんなを助けたい! だから、お願いマモ、『キミのチカラ』が必要なの!」
わたしは気持ちを伝えると、マモは無言のままわたしをみつめ返す。
「…………お前がそれをいうのか?」
「え?」
しばらく、するとポツリとマモは言葉を零す。 マモの言葉に首を傾げるとマモはわたしをみつめ、ナニかを考えるような『眼』を向けた。 その眼はわたしを『見ているようで見ていない』感覚だった。 言葉を変えるなら『別の誰かを視ている?』ような感じかな?
「…………」
無言のまま互いにみつめ合っている内にわたしはすこし気まずくなり、冷や汗をかく。 そんなわたしに気づいたのかクロロンもマモの隣に立つ。
「マモくん! ぼくからもおねがい! アオイさんたちを探すのを手伝ってくれないかな」
「わ、わたしからもおねがい!」
クロロンがわたしと同じようにお願いするとリーンも隣に走ってきてお願いする。 マモはわたしたちを目で見まわした後、大きなため息をもう一度すると口を開いた。
「今回は手を貸してやる」
「ホントに! ありがとう!」
わたしたちはマモの返事に互いの顔を見合って大喜びする。 それをみたマモは怪訝な顔のまま言葉を続ける。
「勘違いするな、今回、ワタシが手を貸してやる理由は『件が特殊なモノ』だからだ」
「え?」
マモの言葉に喜んでいたわたしたちは固まる。
「恐らくだが、『人間じゃない』可能性があるぞ」
「え!? 人間じゃないって『マモノ』ってこと?」
「まあ、正しく云えばそうかも知れないがそうじゃないとも云えるな」
「んん?? どういうこと? いきなりナゾナゾ?」
「『この世界の理に反したモノ』かもしれない」
言葉の意味が分からず、わたしたちは互いの顔を見合う。
「『幽霊』ってことかな?」
「そんなカワイイモノだといいがな」
すこし怯えながら聞くクロロンにマモは鼻で笑いながら返す。
「じゃあ、なんなの!? ナゾナゾなんてだしてないでおしえてよ!」
「それを今から確かめにいくんだろ」
マモはわたしたちの横を抜けてロビーの入り口の方へ歩いていく。
「もおー! なんなの!? 不安を煽るだけ煽って! ここにもしフウちゃんがいたらきっと殴ってメガネをカチ割ってでも聞き出してるよ!」
「馬乗りになって顔面ごとメガネを粉砕してるかもね」
「……それか……メガネごと岩盤に叩きつけてるかもしれない」
「さすがにそこまではしないんじゃないかな?」
「皆様のお嬢様へのイメージは一体……」
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◇ ◇ ◇
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