妖古書堂のグルメな店主

浅井 ことは

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#10 死神界と人間界と天の世界

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 とりあえず食事を済ませましょうと言われ、定食を食べた後にお茶を飲み、午後からはどうするのかを聞く。

「せっかく来たんですから、運動場でやっている戦闘訓練でも見ますか?」

「学校でそんなことまで?」

「死神の養成所みたいなものですから」

 校庭にでると、赤・青・緑色のジャージを着た生徒がそれぞれ十人ずつ居るので一クラスなのだろう。別の場所でもグループが出来ているので、今校庭に出ているのは戦闘訓練の授業に出る生徒なのだろうが、室内とは違いちらほらと会話も聞こえてきて、中よりは緊張しない。

「結構生徒が居るでしょう?」

「ジャージの色が違うのは?」

「三グループに分かれているだけです。序盤は面白いので見ていてくださいね」

 準備運動が終わった後それぞれの色順に並び、メガホンを持った先生が「赤」と言うと真ん中に集中して集まる。
「緑左、青右」

掛け声に合わせ左右に分かれた色が赤のジャージ集団を囲む。

「突破」

 その掛け声が合図になり、真ん中に居た赤いジャージ集団が素手での攻撃を開始し、半分に分かれて緑と青のジャージ軍団の外に出ていく。しかも攻撃は赤だけで、他の色の生徒は全て受け身で攻撃はしていないが、外側に出るのを阻むように阻止している。その攻防戦は凡そ十分ほどで終わり、次は青が真ん中。その次は緑が真ん中と繰り返される。
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