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魔界から幻界へ
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満月は魔界にも存在するが、地球の太陽や月とは色が全く違う。
エリアによっては真っ暗闇なところもあれば、溶岩で赤い場所。
色んな所があるが、殆どが薄明かり程度の月の光で構成されている。
どうやったらできるのか、電気は一応つく。
ここに来た時に泊まる部屋には帰らず、図書館で時間を潰す。
いや……
読んでいない本を頭に記憶させていると言った方が早いのかもしれない。
ゾンビのような可愛らしいメイド服の付き人が、
そろそろお時間ですのでお支度をといいに来た。
「さて……いくか?」
わぅ。
部屋に戻り、胸元の大きく開いた薄紫のドレスに着替えホールへ向かう。
もちろんムーンも犬用の服で正装だ。
広間に入ると、本当に魔界なのかと言うぐらい煌びやかな装飾に、ビュッフェスタイルの食事。
ただ魔物の肉だが……
魔界と言っても普通に農作物も育てるし、溶岩でない川では魚もとれる。
ただし、人間界の魚とは似ても似つかないが、魚だけはまともな味がする。
肉は大体、魔獣。
人間界で言えば豚や牛に当たるのだが、魚同様見た目が複雑なので食べる気がしない。
挨拶が終わり、それぞれ好きな酒と料理を持ち会話を楽しんでいる。
これも、人間界の受け売りなのだろうか?
昔、王は人間界に暫く居たそうだからその影響なのかもしれない。
「ムー、お前はこれを食べておけ」とドッグフードを出す。
「姫は食べても平気なのですか?」
「私は平気だ。魔界の血も混じってるからな。
ただ……食材が気に食わん。適当につまむだけだ」
トレイを持った女からワインを取り口に含む。
言った通りいい酒は用意したようだが、周りとは色も臭いも違う。
私専用なのだろう。
「こんな所にいた!食わないのか?」
「味は悪くないんだが、素材に不快感を感じる」
「まぁ、仕方ないけど。
今日は珍しく風が吹いてるんだ。
ベランダに席を用意したからそっちでゆっくりしてくれ」
「わかった。マー坊はどこだ?」
「今日はvampireや狼とか色んな種族が来てるからそっちで飲んでるよ」
胸元から小さな袋を取りだし、「後でこれを飲んでおけと渡してくれ」とルーカスに渡す。
「何これ」と臭いを嗅ぐものの臭いと袋を閉めてしまった。
「無味無臭なんじゃないのかよ……」
「いつもはな。あれ見てると意地悪したくなるんだよ。飲みすぎ食べすぎ動かなさすぎだろ。いい薬になるだろうよ」
「渡しておく」
ベランダに移動すると、丸いテーブルに白い布がかけられ、真ん中には蝋燭が灯っている。
「どこかのレストランのようだな」
「そっちに行ったときに見て気に入ったんだ。料理も人間界の物を使用してるから食べてくれ」
出てきた料理はフレンチのコース。
ちゃんと人間界のものだとわかる。
「お前に嘘つくことはできないからな」
「当たり前だ。で、なんだこれは。プロポーズでもする気か?」
「そうしたいけど断られるのは目に見えてるんでね。いつも食ってないから用意しただけだ」
「ならいい」
メインの肉を切り分けて口に含んだ瞬間とろけるようになくなる。
ワインをのみ無言で食事を進めていく。
「松阪牛A5だな?」
「ご名答。いつもどんなもの食ってるんだよ」
「そうだな……」と少し考える。
エリアによっては真っ暗闇なところもあれば、溶岩で赤い場所。
色んな所があるが、殆どが薄明かり程度の月の光で構成されている。
どうやったらできるのか、電気は一応つく。
ここに来た時に泊まる部屋には帰らず、図書館で時間を潰す。
いや……
読んでいない本を頭に記憶させていると言った方が早いのかもしれない。
ゾンビのような可愛らしいメイド服の付き人が、
そろそろお時間ですのでお支度をといいに来た。
「さて……いくか?」
わぅ。
部屋に戻り、胸元の大きく開いた薄紫のドレスに着替えホールへ向かう。
もちろんムーンも犬用の服で正装だ。
広間に入ると、本当に魔界なのかと言うぐらい煌びやかな装飾に、ビュッフェスタイルの食事。
ただ魔物の肉だが……
魔界と言っても普通に農作物も育てるし、溶岩でない川では魚もとれる。
ただし、人間界の魚とは似ても似つかないが、魚だけはまともな味がする。
肉は大体、魔獣。
人間界で言えば豚や牛に当たるのだが、魚同様見た目が複雑なので食べる気がしない。
挨拶が終わり、それぞれ好きな酒と料理を持ち会話を楽しんでいる。
これも、人間界の受け売りなのだろうか?
昔、王は人間界に暫く居たそうだからその影響なのかもしれない。
「ムー、お前はこれを食べておけ」とドッグフードを出す。
「姫は食べても平気なのですか?」
「私は平気だ。魔界の血も混じってるからな。
ただ……食材が気に食わん。適当につまむだけだ」
トレイを持った女からワインを取り口に含む。
言った通りいい酒は用意したようだが、周りとは色も臭いも違う。
私専用なのだろう。
「こんな所にいた!食わないのか?」
「味は悪くないんだが、素材に不快感を感じる」
「まぁ、仕方ないけど。
今日は珍しく風が吹いてるんだ。
ベランダに席を用意したからそっちでゆっくりしてくれ」
「わかった。マー坊はどこだ?」
「今日はvampireや狼とか色んな種族が来てるからそっちで飲んでるよ」
胸元から小さな袋を取りだし、「後でこれを飲んでおけと渡してくれ」とルーカスに渡す。
「何これ」と臭いを嗅ぐものの臭いと袋を閉めてしまった。
「無味無臭なんじゃないのかよ……」
「いつもはな。あれ見てると意地悪したくなるんだよ。飲みすぎ食べすぎ動かなさすぎだろ。いい薬になるだろうよ」
「渡しておく」
ベランダに移動すると、丸いテーブルに白い布がかけられ、真ん中には蝋燭が灯っている。
「どこかのレストランのようだな」
「そっちに行ったときに見て気に入ったんだ。料理も人間界の物を使用してるから食べてくれ」
出てきた料理はフレンチのコース。
ちゃんと人間界のものだとわかる。
「お前に嘘つくことはできないからな」
「当たり前だ。で、なんだこれは。プロポーズでもする気か?」
「そうしたいけど断られるのは目に見えてるんでね。いつも食ってないから用意しただけだ」
「ならいい」
メインの肉を切り分けて口に含んだ瞬間とろけるようになくなる。
ワインをのみ無言で食事を進めていく。
「松阪牛A5だな?」
「ご名答。いつもどんなもの食ってるんだよ」
「そうだな……」と少し考える。
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