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子供の願い
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「言っておくが、その病を治す薬はある……が、それは人間の生の理に反することだ。だから苦しまないように見送ってやるようにできる薬なら売ってやってもいい」
「ばぁちゃんは……」
「私にだってその気持ちはわかる。だがな、不治の薬を飲めばばぁさんは治るだろう。
そのあとは?
あのばぁさんは私も良く知っているが、かなりの高齢だ。それがあと30年50年生きてみろ。ただの化け物扱いだ。それでもいいのか?」
「それは……でも死ぬのは……」
「今どんな状況だ」
「かなり辛そうで。お医者さんは後1週間ぐらいって」
「ふむ。今回は特別だ。私も世話になったからな。
最後に話ができる程度にはしてやろう。その後に苦しまずに逝ける薬なら売ってもいいが条件がある」
「条件?」
「ここのルールでな、薬を使ったら記憶を消させてもらう。
もちろんここでの記憶だ。他の記憶は消えないし、代金は10万でいい。
後、薬の使い方があるから私も病院に行く。勿論、最後の話は二人でするといい」
どうだ?と聞く。
かなり考え込んでいたが、小さな声でお願いしますといった。
書類にいくつか記入してもらい、無臭のオイルを渡す。
「これをばぁさんの体の何処かに塗れ。痛みが引く」
「はい」
「ばぁさんとのお別れは状況から見て明日だ。いいか?」
「……はい」
「じゃぁ、朝にここに来い。それまでに準備しておく。それと、ここの事を話されると困る。お前を一人にするわけにはいかんのでな、見えはせんが監視をつけさせてもらう」
「わかりました。ありがとうございます。明日来ます」
そう言って肩を落とし店を出ていく。
「いいんですか?」
「まぁな、気まぐれだ」
「明日来るんでしょうか?」
「奏太は来る」
そう言って店に戻り本を読んで時間を潰し、閉店時間に店を閉める。
二階の作業部屋に行き、薬の入った瓶と注射器を出す。
これが痛み無く自然に眠りにつけるようにする薬だ。
もちろん、どのような検査をしても何も出てこない。
暗殺専門のやつらが欲しがる代物だ。
最後に話せる薬。
これもちょうどある。ただ人間に使うには一回分が多いので少な目に調整し、これも注射器にいれておく。
明日の準備はできたが、心配なのがネットでの拡散だ。
これもいくつかのサーバーを経由しているようだが、消さなくてはならない。
しかも相手も特定できれば大成功だ。
明日は休むことに決め、その作業に取りかかる。
「ばぁちゃんは……」
「私にだってその気持ちはわかる。だがな、不治の薬を飲めばばぁさんは治るだろう。
そのあとは?
あのばぁさんは私も良く知っているが、かなりの高齢だ。それがあと30年50年生きてみろ。ただの化け物扱いだ。それでもいいのか?」
「それは……でも死ぬのは……」
「今どんな状況だ」
「かなり辛そうで。お医者さんは後1週間ぐらいって」
「ふむ。今回は特別だ。私も世話になったからな。
最後に話ができる程度にはしてやろう。その後に苦しまずに逝ける薬なら売ってもいいが条件がある」
「条件?」
「ここのルールでな、薬を使ったら記憶を消させてもらう。
もちろんここでの記憶だ。他の記憶は消えないし、代金は10万でいい。
後、薬の使い方があるから私も病院に行く。勿論、最後の話は二人でするといい」
どうだ?と聞く。
かなり考え込んでいたが、小さな声でお願いしますといった。
書類にいくつか記入してもらい、無臭のオイルを渡す。
「これをばぁさんの体の何処かに塗れ。痛みが引く」
「はい」
「ばぁさんとのお別れは状況から見て明日だ。いいか?」
「……はい」
「じゃぁ、朝にここに来い。それまでに準備しておく。それと、ここの事を話されると困る。お前を一人にするわけにはいかんのでな、見えはせんが監視をつけさせてもらう」
「わかりました。ありがとうございます。明日来ます」
そう言って肩を落とし店を出ていく。
「いいんですか?」
「まぁな、気まぐれだ」
「明日来るんでしょうか?」
「奏太は来る」
そう言って店に戻り本を読んで時間を潰し、閉店時間に店を閉める。
二階の作業部屋に行き、薬の入った瓶と注射器を出す。
これが痛み無く自然に眠りにつけるようにする薬だ。
もちろん、どのような検査をしても何も出てこない。
暗殺専門のやつらが欲しがる代物だ。
最後に話せる薬。
これもちょうどある。ただ人間に使うには一回分が多いので少な目に調整し、これも注射器にいれておく。
明日の準備はできたが、心配なのがネットでの拡散だ。
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しかも相手も特定できれば大成功だ。
明日は休むことに決め、その作業に取りかかる。
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