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天界へ
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しばらく歩くと如何にもというような家が見えてきた。
古い小屋と言えばそれだけなのだが、何か違和感を感じる。
見た目は古小屋。
入り口の横には幾つかの木の実などが干されており、この辺りでは当たり前なのだが、干し肉などもかかっている。
普通ならば動物たちが取っていくものだが、動物の気配すらない。
「なぁ、見たことはあるのか?」
「一度だけ。王座にある鏡からですが」
「じゃぁ、細かいところまではわからないな」
王座の鏡と言っても監視カメラのようなもので、
みたいものを見せる。
魔界にもあるが、あまり使い勝手の良いものではない。
「見た感じは普通の魔女のような感じです。
ただ、着ているものが天界と魔界の獣の服でした。
今までは普通のおばぁさんと言った感じで、他の天使からも慕われていたのですが、しばらく姿を見ない内に呼ばれるようになったのが___」
「森の魔女か」
「まぁいい。行こう」
リアムを連れ扉をノックする。
が……返事はない。
煙突からは煙が上げっているので、勝手に扉を開ける。
「入るぞ」
そう言って中をみると、ぎょっとした目でこちらを見ている一人の老婆。
「勝手にはいるな!」
「返事をしなかったのはそっちだろう!」
「耳が遠くてねぇ……って王子まで!」
「私の事を知っていらっしゃるようで」
「知っているも何も、その昔にお世話をさせていただいておりました」と、素直に頭を垂れる。
「お聞きしたいことがあるのですが構いませんか?」
「はい。こちらへ」
通された部屋には質素な木のテーブルに、籠一杯の果物。暖炉には薪と吊るされたヤカンのみ。
「あの変な大鍋はないのか?」
「大鍋でございますか?」
「こう、グツグツと煮え立っていて、混ぜながらヒェッヒェッヒェとか言いながら混ぜるやつ」
「申し訳ございません。これでもこの方幻想界の姫でして」
失礼いたしました。
と床に膝をつき土下座のような挨拶をされる。
「いい。そんなことは。それよりヒョッヒョッヒョって……」
「姫……言葉が変わっております……」
「お茶を……」とカップに注いでくれたものを出される。
「これは大鍋で……「ないでしょう!」
「すまん」
カップを近づけ匂いを嗅ぐ。
普通の紅茶のようだったので、ためらいもなく飲む。
「うん。うまい! この天界のハーブがいい味を出している。リアムも飲んでみろ」
「ですが……」
「だからだめなんだよお前は! ありがとうって飲めばいいんだ」
古い小屋と言えばそれだけなのだが、何か違和感を感じる。
見た目は古小屋。
入り口の横には幾つかの木の実などが干されており、この辺りでは当たり前なのだが、干し肉などもかかっている。
普通ならば動物たちが取っていくものだが、動物の気配すらない。
「なぁ、見たことはあるのか?」
「一度だけ。王座にある鏡からですが」
「じゃぁ、細かいところまではわからないな」
王座の鏡と言っても監視カメラのようなもので、
みたいものを見せる。
魔界にもあるが、あまり使い勝手の良いものではない。
「見た感じは普通の魔女のような感じです。
ただ、着ているものが天界と魔界の獣の服でした。
今までは普通のおばぁさんと言った感じで、他の天使からも慕われていたのですが、しばらく姿を見ない内に呼ばれるようになったのが___」
「森の魔女か」
「まぁいい。行こう」
リアムを連れ扉をノックする。
が……返事はない。
煙突からは煙が上げっているので、勝手に扉を開ける。
「入るぞ」
そう言って中をみると、ぎょっとした目でこちらを見ている一人の老婆。
「勝手にはいるな!」
「返事をしなかったのはそっちだろう!」
「耳が遠くてねぇ……って王子まで!」
「私の事を知っていらっしゃるようで」
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「お聞きしたいことがあるのですが構いませんか?」
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と床に膝をつき土下座のような挨拶をされる。
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「姫……言葉が変わっております……」
「お茶を……」とカップに注いでくれたものを出される。
「これは大鍋で……「ないでしょう!」
「すまん」
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普通の紅茶のようだったので、ためらいもなく飲む。
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