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決断
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「俺、人助けしか血は渡さないから!分かった?お姉様!!!」
「ううう……いつか実験してやる!」
点滴が無くなるまでは静かにしておこうとみんなで部屋を出て、結月と庭まで行く。
「ここなら障害物もないから思いっきり暴れていいぞ!」
「さっきの今なんだけど?」
「お前の脇腹、まだ跡が残ってるだろ?そこに集中して治してみろ。初歩だがそれが基本の流れとなる。ノアは全力で私に切りかかってこい」
そう言われてノアも遠慮なしで切りかかるが、すぐに防御されて、剣が通らない。
その後魔法で吹き飛ばされ、すぐに結月の攻撃に合う。
「ノア、考えるな。剣だけに頼っているようでは魔力が高くとも防御が遅れる」
「は、はい」
何度も繰り返すうちに感覚で覚えれたのか、2人の速度がだんだんと早くなっていく。
つい見とれてしまうが、自分の脇腹もなんとかしなければならない。
脇腹に集中するとほんのりと温かくなるが、見てみるとなんの変化もない。
続けてやるも上手くいかず、仕方なくノアたちの方を見る。
何故か戦いが真剣になってきているが、結月の方はまだまだ余裕のようだった。
付かず離れずのスタイルを取りながら、上手く結月の攻撃をかわし、足元を薙ぎ払うが当たらない。
結月の攻撃も手加減しているのだろうが、ノアは擦り傷が出来、肩で息をしている。
「ここまでにしておこう」
「ありがとうございました」
「奏太、お前は治ったのか?」
「暖かい感じはするんだけど全然」
「いいか?部分的に暖かい感じがするのなら途中でやめるな。ノアの治療はお前がやってみろ」
「でも……」
「基本は同じなんだ。手から魔力を出すように。綺麗に治るイメージを持てば擦り傷くらい治る」
言われるまま手をかざして集中する。
少しずつだが綺麗に治っていくのを見て、自分で出来た!と喜んでしまった。
あとは何度も繰り返して練習しかないと言われ、3人で門前の民の所へと行き、結月は治療を。ノアと二人で夕食のスープとパンを配る。
まだ時間は早いが、配るだけで夜になってしまうので、早い時間から配り出しているが、いつまでこれが続くのだろうと不安にもなる。
「ノア、幻界では避難所と言うかテントか仮住まいかないの?」
「城の前は街なので、街の奥の出入口に作るしかないでしょうね。幻界はそういったものが無いので、どう利用して行けばいいのかわからないのです」
「結月さんがしないのも珍しいけど」
「災害などこの地域は全くないですし、この街に至っては姫様のことをよく知ってるものが多いですから、作ったとしても何も言わないと思うんです。しかしながら、元となる材料がありません」
しばらくテントでもいいんじゃないかと話していると、頭の中に「好きにしていいぞ」と話しかけられ、近くにいたものの、地獄耳と送り返してしまった。
「ううう……いつか実験してやる!」
点滴が無くなるまでは静かにしておこうとみんなで部屋を出て、結月と庭まで行く。
「ここなら障害物もないから思いっきり暴れていいぞ!」
「さっきの今なんだけど?」
「お前の脇腹、まだ跡が残ってるだろ?そこに集中して治してみろ。初歩だがそれが基本の流れとなる。ノアは全力で私に切りかかってこい」
そう言われてノアも遠慮なしで切りかかるが、すぐに防御されて、剣が通らない。
その後魔法で吹き飛ばされ、すぐに結月の攻撃に合う。
「ノア、考えるな。剣だけに頼っているようでは魔力が高くとも防御が遅れる」
「は、はい」
何度も繰り返すうちに感覚で覚えれたのか、2人の速度がだんだんと早くなっていく。
つい見とれてしまうが、自分の脇腹もなんとかしなければならない。
脇腹に集中するとほんのりと温かくなるが、見てみるとなんの変化もない。
続けてやるも上手くいかず、仕方なくノアたちの方を見る。
何故か戦いが真剣になってきているが、結月の方はまだまだ余裕のようだった。
付かず離れずのスタイルを取りながら、上手く結月の攻撃をかわし、足元を薙ぎ払うが当たらない。
結月の攻撃も手加減しているのだろうが、ノアは擦り傷が出来、肩で息をしている。
「ここまでにしておこう」
「ありがとうございました」
「奏太、お前は治ったのか?」
「暖かい感じはするんだけど全然」
「いいか?部分的に暖かい感じがするのなら途中でやめるな。ノアの治療はお前がやってみろ」
「でも……」
「基本は同じなんだ。手から魔力を出すように。綺麗に治るイメージを持てば擦り傷くらい治る」
言われるまま手をかざして集中する。
少しずつだが綺麗に治っていくのを見て、自分で出来た!と喜んでしまった。
あとは何度も繰り返して練習しかないと言われ、3人で門前の民の所へと行き、結月は治療を。ノアと二人で夕食のスープとパンを配る。
まだ時間は早いが、配るだけで夜になってしまうので、早い時間から配り出しているが、いつまでこれが続くのだろうと不安にもなる。
「ノア、幻界では避難所と言うかテントか仮住まいかないの?」
「城の前は街なので、街の奥の出入口に作るしかないでしょうね。幻界はそういったものが無いので、どう利用して行けばいいのかわからないのです」
「結月さんがしないのも珍しいけど」
「災害などこの地域は全くないですし、この街に至っては姫様のことをよく知ってるものが多いですから、作ったとしても何も言わないと思うんです。しかしながら、元となる材料がありません」
しばらくテントでもいいんじゃないかと話していると、頭の中に「好きにしていいぞ」と話しかけられ、近くにいたものの、地獄耳と送り返してしまった。
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