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正月
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「じゃあさ、俺そのへんに座ってみてるから」
「うん!」
階段に座り、最初はムーを見ていたがついウトウトしてしまい、ノアに起こされてムーが居ないことに気づく。
「またどっかいっちゃったのか……スフィわかる?」
「こちらだ」
スフィについて行くとだんだんと森の奥に入っていく。
「前にもよくこんなことがあった気がする」
「ここで匂いが消えておる」
「消えてる?他はない?」
カリカリと地面をほり匂いを嗅いで、上を見る。
同じように上を見ると、木の枝にムーがしがみついていた。
「な、何やってんの……」
「おーろーしーてー!」
「これってさ、罰として降ろさなくていいんじゃない?」
「毎回ですからね……」
「ブランー!おーろーしーてー」
ブランをしっかりとつかみ、行かせないようにしてなんでそこにいるのかと聞く。
「ふわふわしたの追いかけてたらねー、ここまで連れてこられたのー」
「奏太様……この匂い妖精のものかと」
「前も妖精追いかけてたしさ、お前誰にもついていくなって約束守れないわけ?」
仕方なくブランにおろしに行ってもらい、罰としてプリンはお預けにした。
ムーを抱えて詳しく話を聞く。
「降ろしてよー!」
「ちゃんと話したらな」
「だから、僕が遊んでたらね、小さいフワフワしたのが飛んでたの。それ追いかけてたら、いきなり木の上にヒョイって」
「どんなのか見たのか?」
「見てない……」
「全くもう!スフィ、気配は?」
「もうここには無い……多分悪戯妖精だと思うが。こんな人間界にも妖精がいるとは驚きだ」
「ムーは遭遇率が高いんだよ。前も小さいおじさんとかさ、羽の生えたお使いの妖精さんとかさ、見つけるのいつもムーじゃん」
「とにかく、何事も無かったようですし戻りませんか?」
「そうだね」
車に戻って移動し、待っててと言ってサービスエリアに入る。
「休憩ですか?」
「違う違う。ここのうどんが美味しいって書いてあったからさ、食べていこうと思って。調べたんだよ?そしたら全国各地の美味しいものランキングの所に載ってたから。運転中はまだ話す余裕ないもん」
そのうどん屋を見つけると、時間がお昼時をズレたからか少し並んでいるだけだったので、最後尾に並ぶ。
「今から楽しみ!よくテレビとかでも紹介とかしてるから、免許取ったら回ってみたかったんだよね」
「次もまた高速に慣れないといけませんね」
「トラックが怖くてさ……慣れなんだろうけど、大きい方の車選んでよかったよ。それもなれないとダメだけど」
順番が来て中に入ると思っていたよりも広く、食券を買って席に座り、ノアが注文を出しに行ってくれた。
来たのは天ぷらうどんセット。会社のとはまた違い、天ぷらが山盛り乗っていて、ご飯に漬物と金平がついてきていた。
「美味しそう!いただきます!」
麺を食べ、モチモチしてると絶賛し、食べにくかったのでエビと大葉、蓮根の天ぷらをご飯に乗せてうどんを食べ、残りはテーブルにある天つゆをかけて丼として食べる。
「二度美味しいなんて贅沢ー!」
「そうですね、こんな所で美味しいものに出会えるとは思ってませんでした」
お茶を飲んで一服していると「すいません」と声をかけられ、横を向く。
家族連れの女の子がモジモジしながら「モデルのSOUTAさんですよね?」と聞いてくるので返事をすると、「隣の方は前にテレビに出てた……」
「そうですけど……」
「私、ファンなんです!サインもらえますか?」
「え?私ですか……?」
「うん!」
階段に座り、最初はムーを見ていたがついウトウトしてしまい、ノアに起こされてムーが居ないことに気づく。
「またどっかいっちゃったのか……スフィわかる?」
「こちらだ」
スフィについて行くとだんだんと森の奥に入っていく。
「前にもよくこんなことがあった気がする」
「ここで匂いが消えておる」
「消えてる?他はない?」
カリカリと地面をほり匂いを嗅いで、上を見る。
同じように上を見ると、木の枝にムーがしがみついていた。
「な、何やってんの……」
「おーろーしーてー!」
「これってさ、罰として降ろさなくていいんじゃない?」
「毎回ですからね……」
「ブランー!おーろーしーてー」
ブランをしっかりとつかみ、行かせないようにしてなんでそこにいるのかと聞く。
「ふわふわしたの追いかけてたらねー、ここまで連れてこられたのー」
「奏太様……この匂い妖精のものかと」
「前も妖精追いかけてたしさ、お前誰にもついていくなって約束守れないわけ?」
仕方なくブランにおろしに行ってもらい、罰としてプリンはお預けにした。
ムーを抱えて詳しく話を聞く。
「降ろしてよー!」
「ちゃんと話したらな」
「だから、僕が遊んでたらね、小さいフワフワしたのが飛んでたの。それ追いかけてたら、いきなり木の上にヒョイって」
「どんなのか見たのか?」
「見てない……」
「全くもう!スフィ、気配は?」
「もうここには無い……多分悪戯妖精だと思うが。こんな人間界にも妖精がいるとは驚きだ」
「ムーは遭遇率が高いんだよ。前も小さいおじさんとかさ、羽の生えたお使いの妖精さんとかさ、見つけるのいつもムーじゃん」
「とにかく、何事も無かったようですし戻りませんか?」
「そうだね」
車に戻って移動し、待っててと言ってサービスエリアに入る。
「休憩ですか?」
「違う違う。ここのうどんが美味しいって書いてあったからさ、食べていこうと思って。調べたんだよ?そしたら全国各地の美味しいものランキングの所に載ってたから。運転中はまだ話す余裕ないもん」
そのうどん屋を見つけると、時間がお昼時をズレたからか少し並んでいるだけだったので、最後尾に並ぶ。
「今から楽しみ!よくテレビとかでも紹介とかしてるから、免許取ったら回ってみたかったんだよね」
「次もまた高速に慣れないといけませんね」
「トラックが怖くてさ……慣れなんだろうけど、大きい方の車選んでよかったよ。それもなれないとダメだけど」
順番が来て中に入ると思っていたよりも広く、食券を買って席に座り、ノアが注文を出しに行ってくれた。
来たのは天ぷらうどんセット。会社のとはまた違い、天ぷらが山盛り乗っていて、ご飯に漬物と金平がついてきていた。
「美味しそう!いただきます!」
麺を食べ、モチモチしてると絶賛し、食べにくかったのでエビと大葉、蓮根の天ぷらをご飯に乗せてうどんを食べ、残りはテーブルにある天つゆをかけて丼として食べる。
「二度美味しいなんて贅沢ー!」
「そうですね、こんな所で美味しいものに出会えるとは思ってませんでした」
お茶を飲んで一服していると「すいません」と声をかけられ、横を向く。
家族連れの女の子がモジモジしながら「モデルのSOUTAさんですよね?」と聞いてくるので返事をすると、「隣の方は前にテレビに出てた……」
「そうですけど……」
「私、ファンなんです!サインもらえますか?」
「え?私ですか……?」
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