57 / 146
春祭り
.
しおりを挟む
普通に話していただけなのに、眉間に皺をよせ、「おい、ジジイ! 聞いてねーぞ、ウズメが来るなんて!」とかなりご立腹の迦具土。
仲の悪い神様なのだろうか?
「話したら怒るじゃろう? それに急に決まったんじゃ。ウズメちゃんが暇だからって言い出して……」
「止めろよジジイ!」
「そう言われても、儂も急に言われたんで策が無くての……そしたら、物の怪が集まるわ、合体するわ、こちらも大変だったんじゃよ」
合体ってロボットか!
俺が聞きたいのはそこじゃあない!
なんで踊る人が来るだけで大騒ぎになってるんだ?
俺が見た写真は、お亀ひょっとこみたいな顔をした、頭に布をまいて、畑仕事をしてるような姿の銅像だぞ?
そのことを伝えると大笑いされ、祖父が違うと言いながら本を出してくれる。
「まぁ、これも違うがな」
仲の悪い神様なのだろうか?
「話したら怒るじゃろう? それに急に決まったんじゃ。ウズメちゃんが暇だからって言い出して……」
「止めろよジジイ!」
「そう言われても、儂も急に言われたんで策が無くての……そしたら、物の怪が集まるわ、合体するわ、こちらも大変だったんじゃよ」
合体ってロボットか!
俺が聞きたいのはそこじゃあない!
なんで踊る人が来るだけで大騒ぎになってるんだ?
俺が見た写真は、お亀ひょっとこみたいな顔をした、頭に布をまいて、畑仕事をしてるような姿の銅像だぞ?
そのことを伝えると大笑いされ、祖父が違うと言いながら本を出してくれる。
「まぁ、これも違うがな」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
22
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる