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平穏な日々
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「婆ちゃん、これいつ買ったの?」
「春に買ったの。ほら、大国様小さい姿が多いから、大人のお箸とか茶碗持ちにくそうだったし、それ道場に来てる子供たちが教えてくれたのよ?今の流行りなんですって」
いやいや、流行りも何も、いつの時代もヒーローものはあるから……
しかもメインで描かれてるのがロボット。
俺が小さい時にも似たようなのがあったような気がしないでもない。
匂いにつられてやってきた祖父と大国さん。
「ぉぉおおお!俺のか?」
と嬉しそうに茶碗を持っているが、サイズがぴったり過ぎて笑える。
「翔平、何を笑っておる?見てみろ、箸だけではなくてスプーンもフォークもついてるぞ!」
「大国さん、園児姿だから似合うのであって、小学生からは似合いませんからね?」
「そ、そうなのか?だったらずっとこのままで「やめてください!」
「この姿は便利なのに……」
「何に便利なんですか?」
「たまに住職がジュースをくれる」
「神社で何してるんですか!大人の姿でいいじゃないですか?」
「酒を飲む時はな?この姿だと、ほかの神共もあまり文句を言ってこんから助かってるんだ!それに、買い物でおまけしてもらえるんだぞ?」
いったい何を買ってるんだ?
おまけと言えば、魚屋で婆ちゃんが値切ってるのを見たくらいで、普通の買い物ではおまけとかそういうのは無かった気がするのだが……
「さ、食べましょうか。大国様、今日は鯖ですけど、味覚の方ってどうなってるんですか?」
「そこは大丈夫だ祖母殿。体だけ小さくしてるから、味覚などには変化はない」
「あら、便利」
そこじゃあない!
一度でいいから本当の姿を見てみたいと思うのは俺だけだろうか?
ネットで調べて出てきた大国さんの姿はちょっと見た感じよぼよぼのお化けみたいで怖い。
「大国さん、大国さんの姿って本当はこんなのですか?」
思い切って携帯の画像を見せると、「あ、アホか!何だこれは……俺はこんなのではないぞ?」とガン見している。
そして、誰だこの絵を書いたのは!
と文句もつけて。
「今はこう言ったので見れるんですけど……神話とかのイメージとかで描いてるのかな?」
すっごく迷惑だ!と言いながら、ご飯と味噌汁お代わり!と祖母に出している姿は掲載されているものと全く違う。
プリプリと怒りながらも、プクッと膨らませたほっぺはお肌ツルツル。
シワひとつない手。
マジマジと見ていると、何だ?と言われ、卵焼きを取られる。
「あー!」
「ふふん。祖母殿の卵焼きはふわふわで美味しい。家のはなんだか硬いんだ……」
神様の食事情。
咲耶さんの屋敷で出た感じかな?
「大国様、卵焼き焼きましょうか?」
「おお、今度はだし巻きが良い」
はいはいと祖母が台所へと行って戻ってきてからは、さらにご飯と言い、味噌汁に肉じゃがとほとんど大国さんが食べてしまった。
「あー、お腹いっぱいだ」
「おやつは明日ですね」
「あああああ!そうだった……」
今頃思い出しても遅い!
「明日俺も駄菓子屋に行く!」
「迦具土って、子どもの姿になれるの?」
「くっ、屈辱だが、そのほうがいいんだろう?その菓子屋に行くのには!」
大人の姿でもいいとは教えてやるもんか!
「じゃあ、帰りに校門で待っててよ」
そう言ってニヤッと笑う。
「春に買ったの。ほら、大国様小さい姿が多いから、大人のお箸とか茶碗持ちにくそうだったし、それ道場に来てる子供たちが教えてくれたのよ?今の流行りなんですって」
いやいや、流行りも何も、いつの時代もヒーローものはあるから……
しかもメインで描かれてるのがロボット。
俺が小さい時にも似たようなのがあったような気がしないでもない。
匂いにつられてやってきた祖父と大国さん。
「ぉぉおおお!俺のか?」
と嬉しそうに茶碗を持っているが、サイズがぴったり過ぎて笑える。
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「この姿は便利なのに……」
「何に便利なんですか?」
「たまに住職がジュースをくれる」
「神社で何してるんですか!大人の姿でいいじゃないですか?」
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いったい何を買ってるんだ?
おまけと言えば、魚屋で婆ちゃんが値切ってるのを見たくらいで、普通の買い物ではおまけとかそういうのは無かった気がするのだが……
「さ、食べましょうか。大国様、今日は鯖ですけど、味覚の方ってどうなってるんですか?」
「そこは大丈夫だ祖母殿。体だけ小さくしてるから、味覚などには変化はない」
「あら、便利」
そこじゃあない!
一度でいいから本当の姿を見てみたいと思うのは俺だけだろうか?
ネットで調べて出てきた大国さんの姿はちょっと見た感じよぼよぼのお化けみたいで怖い。
「大国さん、大国さんの姿って本当はこんなのですか?」
思い切って携帯の画像を見せると、「あ、アホか!何だこれは……俺はこんなのではないぞ?」とガン見している。
そして、誰だこの絵を書いたのは!
と文句もつけて。
「今はこう言ったので見れるんですけど……神話とかのイメージとかで描いてるのかな?」
すっごく迷惑だ!と言いながら、ご飯と味噌汁お代わり!と祖母に出している姿は掲載されているものと全く違う。
プリプリと怒りながらも、プクッと膨らませたほっぺはお肌ツルツル。
シワひとつない手。
マジマジと見ていると、何だ?と言われ、卵焼きを取られる。
「あー!」
「ふふん。祖母殿の卵焼きはふわふわで美味しい。家のはなんだか硬いんだ……」
神様の食事情。
咲耶さんの屋敷で出た感じかな?
「大国様、卵焼き焼きましょうか?」
「おお、今度はだし巻きが良い」
はいはいと祖母が台所へと行って戻ってきてからは、さらにご飯と言い、味噌汁に肉じゃがとほとんど大国さんが食べてしまった。
「あー、お腹いっぱいだ」
「おやつは明日ですね」
「あああああ!そうだった……」
今頃思い出しても遅い!
「明日俺も駄菓子屋に行く!」
「迦具土って、子どもの姿になれるの?」
「くっ、屈辱だが、そのほうがいいんだろう?その菓子屋に行くのには!」
大人の姿でもいいとは教えてやるもんか!
「じゃあ、帰りに校門で待っててよ」
そう言ってニヤッと笑う。
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