77 / 103
お盆祭り
.
しおりを挟む
何とか御札も貼り、絵馬も掛けたところで「待たせたか?」とTシャツにジーンズ姿のテチさんと、何をどうしたらこんな格好になるのか、ノースリーブのワンピース姿のうずめさん。
これで言葉が乱暴でなければとても綺麗なのに……
「それにしても、相も変わらずここは恐ろしい場所だな」
「え?」
「ここは崇徳上皇の祀られてる場所じゃ。ま、後で調べればよい。では、次に向かうが良いか?」
「八坂神社ですか?」
「いや?翔平、そなた受験生であろう?車折神社に寄っていく」
「あ、ネットで見た!」
「歩いてすぐじゃ。ほれ、ここから飛んで行くとするかの?」
「アホか!ここからじゃみんなに丸見えだろーが」
「迦具土はケチよのぅ」
みんなで歩いて行くと、真っ赤な木の棒に名前が沢山書いてあり、芸能人やアニメのキャラクターまで名前がある。
「凄い。真っ赤だ!」
先に手水舎に行くと言われて付いていくと、細々と沢山の祠のようなものが建っており、それぞれに神様が祀られてるという。
「まず私は美肌から……集合は真ん中の本殿な」と走って行ってしまった。
美肌って……
色々な神様が祀られており、芸能人もお忍びでやってくるとネットに書いてあったものの、ここにうずめさんが祀られていると思うとすごく不思議な感じがした。
「ここは学業成就もあるから、ちゃんと参ってこい」
「うん」
迦具土に言われて本殿で参拝を済ませて振り向くと沢山の石が置いてある。
どれもお礼の言葉が書かれており、本殿に来たうずめさんに聞くと、社務所で石を貰い、願いを書いて自宅に持っていく。
願いが叶ったら新しい石にお礼を書いてまたここに持ってくると言うものだった。
「まぁ、本気で願ったらちゃんと叶えてくれるが、やはり努力はおしんじゃあダメじゃ」
「はい」
「ま、翔平なら大丈夫じゃろ」
大丈夫なもんか!
落ちたら俺は就職するぞ!
とりあえず、荷物を置きに宿に行こうということになって旅館に向かったのはいいが、部屋割りがうずめさんは一人部屋と思いきや、四人同じ部屋。
女性なのにいいのかな?と思ってると、テチが「女と思わなくていい」とボソッと言ってくる。
確かにみはるには同じ部屋のが好都合なのだが……
「うずめさん、こんなにゆっくりしていていいんですか?」
「構わん構わん。とにかく風呂じゃ風呂。さっさとこんな服は脱いでしまいたいし」
「浴衣着てくださいよ?」
「わかった。着るからそれで良いじゃろう?それと、風呂を出たあとに明日の事についてみんなで話しをするから、部屋におって欲しいのじゃ」
なんかまともな事言ってるきがするのは俺だけだろうか?と横を見ると、迦具土もポカーンとした顔をしている。
「テチ、男どものことは頼んだぞ」
そう言ってウキウキとお風呂へ行くのはいいのだが、人にバレないように祈るしかない。
うずめさんのことだこら何かやらかしそう。
そんなことを考えながらもみんなで風呂に入って出てくると、待合のところで呑気にフルーツジュースを飲んでいるうずめさん。
しかもちゃんと浴衣を着ている。
明日大雨じゃないといいんだけど……
これで言葉が乱暴でなければとても綺麗なのに……
「それにしても、相も変わらずここは恐ろしい場所だな」
「え?」
「ここは崇徳上皇の祀られてる場所じゃ。ま、後で調べればよい。では、次に向かうが良いか?」
「八坂神社ですか?」
「いや?翔平、そなた受験生であろう?車折神社に寄っていく」
「あ、ネットで見た!」
「歩いてすぐじゃ。ほれ、ここから飛んで行くとするかの?」
「アホか!ここからじゃみんなに丸見えだろーが」
「迦具土はケチよのぅ」
みんなで歩いて行くと、真っ赤な木の棒に名前が沢山書いてあり、芸能人やアニメのキャラクターまで名前がある。
「凄い。真っ赤だ!」
先に手水舎に行くと言われて付いていくと、細々と沢山の祠のようなものが建っており、それぞれに神様が祀られてるという。
「まず私は美肌から……集合は真ん中の本殿な」と走って行ってしまった。
美肌って……
色々な神様が祀られており、芸能人もお忍びでやってくるとネットに書いてあったものの、ここにうずめさんが祀られていると思うとすごく不思議な感じがした。
「ここは学業成就もあるから、ちゃんと参ってこい」
「うん」
迦具土に言われて本殿で参拝を済ませて振り向くと沢山の石が置いてある。
どれもお礼の言葉が書かれており、本殿に来たうずめさんに聞くと、社務所で石を貰い、願いを書いて自宅に持っていく。
願いが叶ったら新しい石にお礼を書いてまたここに持ってくると言うものだった。
「まぁ、本気で願ったらちゃんと叶えてくれるが、やはり努力はおしんじゃあダメじゃ」
「はい」
「ま、翔平なら大丈夫じゃろ」
大丈夫なもんか!
落ちたら俺は就職するぞ!
とりあえず、荷物を置きに宿に行こうということになって旅館に向かったのはいいが、部屋割りがうずめさんは一人部屋と思いきや、四人同じ部屋。
女性なのにいいのかな?と思ってると、テチが「女と思わなくていい」とボソッと言ってくる。
確かにみはるには同じ部屋のが好都合なのだが……
「うずめさん、こんなにゆっくりしていていいんですか?」
「構わん構わん。とにかく風呂じゃ風呂。さっさとこんな服は脱いでしまいたいし」
「浴衣着てくださいよ?」
「わかった。着るからそれで良いじゃろう?それと、風呂を出たあとに明日の事についてみんなで話しをするから、部屋におって欲しいのじゃ」
なんかまともな事言ってるきがするのは俺だけだろうか?と横を見ると、迦具土もポカーンとした顔をしている。
「テチ、男どものことは頼んだぞ」
そう言ってウキウキとお風呂へ行くのはいいのだが、人にバレないように祈るしかない。
うずめさんのことだこら何かやらかしそう。
そんなことを考えながらもみんなで風呂に入って出てくると、待合のところで呑気にフルーツジュースを飲んでいるうずめさん。
しかもちゃんと浴衣を着ている。
明日大雨じゃないといいんだけど……
0
あなたにおすすめの小説
死霊術士が暴れたり建国したりするお話
はくさい
ファンタジー
多くの日本人が色々な能力を与えられて異世界に送りこまれ、死霊術士の能力を与えられた主人公が、魔物と戦ったり、冒険者と戦ったり、貴族と戦ったり、聖女と戦ったり、ドラゴンと戦ったり、勇者と戦ったり、魔王と戦ったり、建国したりしながらファンタジー異世界を生き抜いていくお話です。
ライバルは錬金術師です。
ヒロイン登場は遅めです。
少しでも面白いと思ってくださった方は、いいねいただけると嬉しいです。
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】結界守護者の憂鬱なあやかし幻境譚 ~平凡な男子高校生、今日から結界を繕います~
御崎菟翔
キャラ文芸
【平凡な高校生 × 妖従者たちが紡ぐ、絆と成長の主従現代和風ファンタジー!】
「選ぶのはお前だ」
――そう言われても、もう引き返せない。
ごく普通の高校生・奏太(そうた)は、夏休みのある日、本家から奇妙な呼び出しを受ける。
そこで待っていたのは、人の言葉を話す蝶・汐(うしお)と、大鷲・亘(わたり)。
彼らに告げられたのは、人界と異界を隔てる結界を修復する「守り手」という、一族に伝わる秘密の役目だった。
「嫌なら断ってもいい」と言われたものの、放置すれば友人が、家族が、町が危険に晒される。
なし崩し的に役目を引き受けた奏太は、夜な夜な大鷲の背に乗り、廃校や心霊スポットへ「出勤」することに!
小生意気な妖たちに絡まれ、毒を吐く蛙と戦い、ついには異世界「妖界」での政変にまで巻き込まれていく奏太。
その過程で彼は、一族が隠し続けてきた「残酷な真実」と、従姉・結(ゆい)の悲しい運命を知ることになる――
これは、後に「秩序の神」と呼ばれる青年が、まだ「ただの人間」だった頃の、始まりの物語。
★新作『蜻蛉商会のヒトガミ様』
この物語から300年後……神様になった奏太の物語も公開中!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/174241108/158016858
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる