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第5部『Resonant Fate(響命)』
第63話『Mirage in Motion(夢幻の胎動)』 A Part
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元々マーダとフィスチノが組んで蹂躙した戦之女神が聖地Roggioneの奪還は無事成し得た。
但し英雄ローダ・ファルムーンの黄泉がえりは、アドノス島外の敵へ結局知られた。
今回の争いは、ネット等で積極的な配信をしてなかったとはいえ、人の前に扉は所詮立てられぬもの。
Fortezaを牛耳る学者ドゥーウェンは、最早開き直りを決め込み世界へ打電。
『我等が英雄と女傑が一丸となって奇跡を呼んだ。神話の化け物相手に完封した』
途轍もなき掌返しだ。
いっそ外敵への牽制にこれを用いた。蒼き奇跡の薔薇が果たした果実を堂々横流ししたした次第。
これにはローダ当人が眉を顰めたものの『やはり争いをゲームだと思っている』と捨て台詞だけで斬って捨てた。
彼はとても気になっていた。
魔神ラウムやスフィンクスがそこらに潜むただの魔物じゃないと剣を交えた上で確信している。
何しろ争った相手が生き物ならば意志をそれなりに汲み取れるのが彼。
不完全な扉──。
人の意志とそれを依り代に生きる人工知性体の融合為した存在。夢に見た能力をひとつだけ手に出来る通称『夢見の能力』を使い、神話を現世に召喚出来た創造者が何処かに居る。
牽制の真逆、軋轢を呼び込んだものと解釈した。
その後ローダ達は一時的とはいえ、漁村エドナ村の教会に帰り泡沫なる休日を同じ屋根の下で過ごした。
ローダはエドナ村の復旧作業を勢力的に手伝い、ルシアはリイナ共々教会に隣接した託児所のシスターに戻れ、愛くるしい子供達と久しい笑顔を交した。
それにしても人生とは未来が読めぬもの。
初めてこのエドナをマーダから護り抜いた戦いの後、14歳のリイナが悪ノリで子供達に広めた『ルシア先生は奥さん』の件。
少し暇を開けた後、帰省したら胎児を宿したルシア先生。
入籍こそまだだが婚約飛ばした早計な懐妊。女神の御使いであらせられる少女の冗談は幸せ滲む預言に転じた。
性急過ぎる20歳の男性と22歳の女性、漁村の民草から手荒い歓迎会を受けたのは語る迄もない。
だけど二人も幸せ交えた笑顔で応じた。きっとまた直ぐFortezaに戻られねばならない。だが平和が訪れた後、此処に小さな家を建てよう。そんな夢咲案内を密かに思い描いた。
日暮れ、託児所の本業から帰宅したルシア、此方も泥に塗れた表情で思考を巡らすローダの姿が食卓の上、夕食を用意した状態で待ち受けていた。
「──御帰り、お疲れ様」
笑顔でルシアを迎えたローダであるが、ルシアは部屋の扉を開けた一瞬。
ローダの顔が神妙へ堕ちていたのに気付いていた。
修道服の長いスカートをたなびかせ愛手向けたローダの肩の上から優しく抱いた。そして耳元で囁くのだ。
近頃やたらと背後を取られる喜びと驚きの場面が増えたと感じるローダ、もう逆らうのは止め、心を彼女へ預けた。
「やっぱり気になる? 神話を呼んだ能力者」
やはり悪戯じみたルシアの声音、『顔に書いてある』と云わんばかりだ。
「嗚呼……神話を創造。形が淡くて俺には出来ない。フィスチノが本来の姿でスフィンクスが化けた姿も連想した。だからカマかけたんだ。『退化した4本足』ってな」
ルシアの柔い温もり噛み締めながらも真顔で応じた。
確かに女性の姿が普段の状態で、新月の力を借りたスフィンクスこそ進化の過程も在り得た次第。
ローダの真面目な応答を耳に入れ、ルシアの表情にも影が色濃く差した。創造者が想像及ばぬ特化した力加減だ。気楽な話じゃないと思えた。
「ま、考え過ぎても仕方ない。さ、冷めない内に夕食にしよう」
彼女まで暗い淵際に落としたと後悔の念を感じたローダ。ゆるりと立ち、未だ両肩に置かれたルシアの腕をを抱き寄せ、今日を労う接吻を交した。
されど何故だかルシアの顔色の冴えが戻らない。思わず「如何した?」と大好きな緑の瞳を優しみ込めて覗き込む。
ローダの愛情を充分知り尽くしたルシア、未だローダと目を合わせず自らの腰辺りに視線を落とす。
ローダは咄嗟にヒビキが絡んだ話と直感、穏やかに座るよう彼女を促した。
◇◇
話違えど此方は良い意味での掌返し。
ローダ達を先頭にFortezaから助けを多大に借りた戦之女神の先兵達。
特に修道騎士副長の座、ルッソ・グエディエルの心変わりは激しかった。何しろ彼等から戦力のみならず、戦費すら供給を受け、感涙の渦に包まれた。
『英雄ローダ・ファルムーンと女傑ルシア・ロットレンの活躍たるやまさに現代の神そのものだ』
先陣切って吹聴して回ったのだ。ついでに『自分は未熟、総長の座は永久不変とする』と己の判断だけで今後の立場を決めた。
人の変わり様に賢士スオーラ・カルタネラと僧兵フィエロ・ガエリオは苦笑を禁じ得なかった。
そんな若き二人も幸せな青春を謳歌しながら地元の復興支援に毎日価値ある汗水を垂らしていた。
◇◇
旧オーストリア領Gurimore。
奴隷商人の家に身を寄せるイカれた殺し屋赤帽子のミヒャエルがソファに寝転がり新聞見上げてやらしく笑う。
「アデルハイド、君が態々見て来たアドノスが随分楽しくやってるらしい。英雄は生きていた、然も失われた不死鳥の使い手が現れたらしいよククッ」
不意の嘲笑と声掛け──。
大層跳ね上がる同じ赤帽子と赤スーツの女、アデルハイド・ヴェルナー。ミヒャエルの替え玉を忠実に熟す姿で慌てた。女を捨てた偽名。
彼女に取って大本である奴隷商人なぞどうでも良き存在。ましてや異国アドノスの情勢なら尚更。
ミヒャエルの甘ったるい声音こそ最上級に酔いしれる物。ビンテージワインを注いだグラスへ口づけした様に朱色に染まり体温上がる現実めいた錯覚。
「は、はぁ……私、新聞読まないもので」
歯切れ悪い返事で話を収めようと試みるアデルハイド。赤のシルクハットを深めに被り本音を隠した。
知らぬ訳がないのだ。
彼女はついこの間迄、間者としてアドノスにて諜報活動に励んでいたのだから。
ギュッ……。
自身の胸元を強く掴み心の底で思わず歯軋り。
彼女はアドノスで思いがけぬ夢を見た。それはこの世で唯一忠誠誓った主人が望みを具現化成し得る能力の映像。夢見の能力に目覚めたのだ。
以前にも語ったが、敬愛するミヒャエル・レイモンドは、嘗て妻に先立たれた経緯がある。以来、生娘に興味を全く以って抱かない変人に堕ちた。
──今の私ならミヒャエル様の望みを叶えられる……でも。
何故あんな夢を見たのか、自分の身に起きた不幸を呪ったアデルハイド。
確かに主人の夢を達成出来る。間違いなく自分を称え、歓喜に打ち震えてくれよう。
なれどそれはアデルハイドの能力だけを喜ぶ主人の絵柄だ。自分へ手向けるのは愛に在らず。転嫁成し得ぬ淋しさなのだ。
但し英雄ローダ・ファルムーンの黄泉がえりは、アドノス島外の敵へ結局知られた。
今回の争いは、ネット等で積極的な配信をしてなかったとはいえ、人の前に扉は所詮立てられぬもの。
Fortezaを牛耳る学者ドゥーウェンは、最早開き直りを決め込み世界へ打電。
『我等が英雄と女傑が一丸となって奇跡を呼んだ。神話の化け物相手に完封した』
途轍もなき掌返しだ。
いっそ外敵への牽制にこれを用いた。蒼き奇跡の薔薇が果たした果実を堂々横流ししたした次第。
これにはローダ当人が眉を顰めたものの『やはり争いをゲームだと思っている』と捨て台詞だけで斬って捨てた。
彼はとても気になっていた。
魔神ラウムやスフィンクスがそこらに潜むただの魔物じゃないと剣を交えた上で確信している。
何しろ争った相手が生き物ならば意志をそれなりに汲み取れるのが彼。
不完全な扉──。
人の意志とそれを依り代に生きる人工知性体の融合為した存在。夢に見た能力をひとつだけ手に出来る通称『夢見の能力』を使い、神話を現世に召喚出来た創造者が何処かに居る。
牽制の真逆、軋轢を呼び込んだものと解釈した。
その後ローダ達は一時的とはいえ、漁村エドナ村の教会に帰り泡沫なる休日を同じ屋根の下で過ごした。
ローダはエドナ村の復旧作業を勢力的に手伝い、ルシアはリイナ共々教会に隣接した託児所のシスターに戻れ、愛くるしい子供達と久しい笑顔を交した。
それにしても人生とは未来が読めぬもの。
初めてこのエドナをマーダから護り抜いた戦いの後、14歳のリイナが悪ノリで子供達に広めた『ルシア先生は奥さん』の件。
少し暇を開けた後、帰省したら胎児を宿したルシア先生。
入籍こそまだだが婚約飛ばした早計な懐妊。女神の御使いであらせられる少女の冗談は幸せ滲む預言に転じた。
性急過ぎる20歳の男性と22歳の女性、漁村の民草から手荒い歓迎会を受けたのは語る迄もない。
だけど二人も幸せ交えた笑顔で応じた。きっとまた直ぐFortezaに戻られねばならない。だが平和が訪れた後、此処に小さな家を建てよう。そんな夢咲案内を密かに思い描いた。
日暮れ、託児所の本業から帰宅したルシア、此方も泥に塗れた表情で思考を巡らすローダの姿が食卓の上、夕食を用意した状態で待ち受けていた。
「──御帰り、お疲れ様」
笑顔でルシアを迎えたローダであるが、ルシアは部屋の扉を開けた一瞬。
ローダの顔が神妙へ堕ちていたのに気付いていた。
修道服の長いスカートをたなびかせ愛手向けたローダの肩の上から優しく抱いた。そして耳元で囁くのだ。
近頃やたらと背後を取られる喜びと驚きの場面が増えたと感じるローダ、もう逆らうのは止め、心を彼女へ預けた。
「やっぱり気になる? 神話を呼んだ能力者」
やはり悪戯じみたルシアの声音、『顔に書いてある』と云わんばかりだ。
「嗚呼……神話を創造。形が淡くて俺には出来ない。フィスチノが本来の姿でスフィンクスが化けた姿も連想した。だからカマかけたんだ。『退化した4本足』ってな」
ルシアの柔い温もり噛み締めながらも真顔で応じた。
確かに女性の姿が普段の状態で、新月の力を借りたスフィンクスこそ進化の過程も在り得た次第。
ローダの真面目な応答を耳に入れ、ルシアの表情にも影が色濃く差した。創造者が想像及ばぬ特化した力加減だ。気楽な話じゃないと思えた。
「ま、考え過ぎても仕方ない。さ、冷めない内に夕食にしよう」
彼女まで暗い淵際に落としたと後悔の念を感じたローダ。ゆるりと立ち、未だ両肩に置かれたルシアの腕をを抱き寄せ、今日を労う接吻を交した。
されど何故だかルシアの顔色の冴えが戻らない。思わず「如何した?」と大好きな緑の瞳を優しみ込めて覗き込む。
ローダの愛情を充分知り尽くしたルシア、未だローダと目を合わせず自らの腰辺りに視線を落とす。
ローダは咄嗟にヒビキが絡んだ話と直感、穏やかに座るよう彼女を促した。
◇◇
話違えど此方は良い意味での掌返し。
ローダ達を先頭にFortezaから助けを多大に借りた戦之女神の先兵達。
特に修道騎士副長の座、ルッソ・グエディエルの心変わりは激しかった。何しろ彼等から戦力のみならず、戦費すら供給を受け、感涙の渦に包まれた。
『英雄ローダ・ファルムーンと女傑ルシア・ロットレンの活躍たるやまさに現代の神そのものだ』
先陣切って吹聴して回ったのだ。ついでに『自分は未熟、総長の座は永久不変とする』と己の判断だけで今後の立場を決めた。
人の変わり様に賢士スオーラ・カルタネラと僧兵フィエロ・ガエリオは苦笑を禁じ得なかった。
そんな若き二人も幸せな青春を謳歌しながら地元の復興支援に毎日価値ある汗水を垂らしていた。
◇◇
旧オーストリア領Gurimore。
奴隷商人の家に身を寄せるイカれた殺し屋赤帽子のミヒャエルがソファに寝転がり新聞見上げてやらしく笑う。
「アデルハイド、君が態々見て来たアドノスが随分楽しくやってるらしい。英雄は生きていた、然も失われた不死鳥の使い手が現れたらしいよククッ」
不意の嘲笑と声掛け──。
大層跳ね上がる同じ赤帽子と赤スーツの女、アデルハイド・ヴェルナー。ミヒャエルの替え玉を忠実に熟す姿で慌てた。女を捨てた偽名。
彼女に取って大本である奴隷商人なぞどうでも良き存在。ましてや異国アドノスの情勢なら尚更。
ミヒャエルの甘ったるい声音こそ最上級に酔いしれる物。ビンテージワインを注いだグラスへ口づけした様に朱色に染まり体温上がる現実めいた錯覚。
「は、はぁ……私、新聞読まないもので」
歯切れ悪い返事で話を収めようと試みるアデルハイド。赤のシルクハットを深めに被り本音を隠した。
知らぬ訳がないのだ。
彼女はついこの間迄、間者としてアドノスにて諜報活動に励んでいたのだから。
ギュッ……。
自身の胸元を強く掴み心の底で思わず歯軋り。
彼女はアドノスで思いがけぬ夢を見た。それはこの世で唯一忠誠誓った主人が望みを具現化成し得る能力の映像。夢見の能力に目覚めたのだ。
以前にも語ったが、敬愛するミヒャエル・レイモンドは、嘗て妻に先立たれた経緯がある。以来、生娘に興味を全く以って抱かない変人に堕ちた。
──今の私ならミヒャエル様の望みを叶えられる……でも。
何故あんな夢を見たのか、自分の身に起きた不幸を呪ったアデルハイド。
確かに主人の夢を達成出来る。間違いなく自分を称え、歓喜に打ち震えてくれよう。
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