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38.前のよりうまい
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38.前のよりうまい。
「よーし、量産するぞー!」
とにかく、アルマクさんが作ってくれたたくさんの作物をちゃんと料理にしないといけない。
この世界には時間経過の止まる魔法の冷蔵庫があるけど、それに甘えて放ったらかしたらまた次の収穫物が来てしまう。
いつか、処理しきれない野菜の山に埋もれてしまうのは嫌だ。
と、いうことで大量生産開始ー!
お皿や素材を適宜補充しながら、どんどん作る。
スピカちゃんによると、お皿を返却して貰うシステムがちゃんとあって、毎回買わなくても良いらしい。
でも、私のお得意さま『夕嵐の双翼』は戦闘職クランだから、少しでも荷物を減らしたいらしいのだ。
物をそのまま保管しておける魔法の鞄があるらしいけど、それに入れられるものも有限だから、もう返却しなくてもいいよ、ってことにしている。
陶器のお皿なのに使い捨てにする、大変贅沢なことをしてるんだ。
本当なら紙皿が欲しいけど、どうもこの世に存在していないみたいだから諦めてる。
いつか自分で作れたら良いとは思うけど、今は料理で手一杯すぎるからさ!
ポテサラ15個が出来たから、両手に二つ持ってアルマクさんの所へ行く。
「おーい、アルマクさーん! ポテサラ出来たよー?」
ちょうど作業中で畑の真ん中に立っていたけど、こっちを振り返ってとたとた走って来てくれる。なんか子どもみたいでちょっとかわいいな。
「くれ」
「どうぞ~」
「ん、前のよりうまい。もっとくれ」
「アルマクさんが作ってくれたじゃがいもだからね、美味しいよ。今のところ、15個は作れてるけど、もっといる?」
「置いといてくれ。また食う」
「分かった~要る時にまた来てね!」
よし、作ってくれた本人のアルマクさんに気に入って貰えたし、★★★★アイテムだし、どんどん作らないとね!
一人で夜まで頑張って、ようやく料理100回、300個のポテサラを作り終わった。
うー、疲れたけど、その分達成感もあるね!
「よーし、量産するぞー!」
とにかく、アルマクさんが作ってくれたたくさんの作物をちゃんと料理にしないといけない。
この世界には時間経過の止まる魔法の冷蔵庫があるけど、それに甘えて放ったらかしたらまた次の収穫物が来てしまう。
いつか、処理しきれない野菜の山に埋もれてしまうのは嫌だ。
と、いうことで大量生産開始ー!
お皿や素材を適宜補充しながら、どんどん作る。
スピカちゃんによると、お皿を返却して貰うシステムがちゃんとあって、毎回買わなくても良いらしい。
でも、私のお得意さま『夕嵐の双翼』は戦闘職クランだから、少しでも荷物を減らしたいらしいのだ。
物をそのまま保管しておける魔法の鞄があるらしいけど、それに入れられるものも有限だから、もう返却しなくてもいいよ、ってことにしている。
陶器のお皿なのに使い捨てにする、大変贅沢なことをしてるんだ。
本当なら紙皿が欲しいけど、どうもこの世に存在していないみたいだから諦めてる。
いつか自分で作れたら良いとは思うけど、今は料理で手一杯すぎるからさ!
ポテサラ15個が出来たから、両手に二つ持ってアルマクさんの所へ行く。
「おーい、アルマクさーん! ポテサラ出来たよー?」
ちょうど作業中で畑の真ん中に立っていたけど、こっちを振り返ってとたとた走って来てくれる。なんか子どもみたいでちょっとかわいいな。
「くれ」
「どうぞ~」
「ん、前のよりうまい。もっとくれ」
「アルマクさんが作ってくれたじゃがいもだからね、美味しいよ。今のところ、15個は作れてるけど、もっといる?」
「置いといてくれ。また食う」
「分かった~要る時にまた来てね!」
よし、作ってくれた本人のアルマクさんに気に入って貰えたし、★★★★アイテムだし、どんどん作らないとね!
一人で夜まで頑張って、ようやく料理100回、300個のポテサラを作り終わった。
うー、疲れたけど、その分達成感もあるね!
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