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96.HP回復の水薬
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96.HP回復の水薬
泉は2つとも《聖水》★を作ってくれるもので、★★素材ではない。
だから、★★素材をくれそうな、★★★の泉が欲しいんだけど売ってなかった。
★以外の素材はとっても貴重、っていうのは納得だね。
それでも通知指定が出来るから、★★★の泉が出品されたら音が鳴るように設定しておいた。
割と聞き逃しがちだからどこまでアテになるかはともかく、買えたら嬉しいよね。
「そろそろ乾いたかなー?」
アパー草の下処理に戻って様子を見に行くと、《ゴミ》になっていた。
「アカリさまは意図的に置きましたが、神様には放置したと思われてしまったようですね」
「みたいだね。じゃあ、この潰したのと刻んだので作ってみようか」
《アパー草の水薬》★★
アパー草から作られた水薬。
効果:HP+100
素材:アパー草★、水★
道具:大釜
スキル:錬成
「おっ、いい感じじゃーん!」
「えぇっ!? ★★ですか!?」
期待通りの結果で私はとっても満足してるけど、スピカちゃんはまたびっくりしていた。
いつも驚かれてばかりだから、段々慣れてきたよね。
「HP100回復、ってのは微妙な効果だねぇ。
私でもHP3000以上はあるんだから、全回復しようと思ったら30本も飲まないといけないなんて、ムリじゃない?」
「いえ、普通は回復など出来ませんから。ゼロにならないうちに安全なホームへ戻って自然回復を待つと思いますよ。
試しに、HP回復アイテムがどのくらい出品されているか見てみては?」
マーケットで検索してみたら、★のアイテムがほとんどで、大体二桁しか回復しないみたいだった。
これ、意味ある? とは思うけど、売れるから出してるのかなぁ。
「アパー草単体でも売れてるのなら、水薬にしても売れるのかな?
でも、需要が無いのに作って余らせてもアレだし……」
「そういう時こそ、夕嵐の双翼に聞いてみては?」
「たしかに」
カストルさんは返信超早いし、ぱぱっとメッセージ打ってみよ。
『HP+100の水薬って、どのくらい要りますかー?』
的な軽い文面に、即座に返信が帰ってきた。
「あるだけ欲しい、ってさ。値段のことはあんまり考えてなかったんだけど、草の値段+儲けがちょっと、で良いよね?
他で儲けてるし、私が欲しいのは経験値だから原価でも良いんだけど」
何はともあれ、不良在庫を抱えることはなくて済みそうね。
泉は2つとも《聖水》★を作ってくれるもので、★★素材ではない。
だから、★★素材をくれそうな、★★★の泉が欲しいんだけど売ってなかった。
★以外の素材はとっても貴重、っていうのは納得だね。
それでも通知指定が出来るから、★★★の泉が出品されたら音が鳴るように設定しておいた。
割と聞き逃しがちだからどこまでアテになるかはともかく、買えたら嬉しいよね。
「そろそろ乾いたかなー?」
アパー草の下処理に戻って様子を見に行くと、《ゴミ》になっていた。
「アカリさまは意図的に置きましたが、神様には放置したと思われてしまったようですね」
「みたいだね。じゃあ、この潰したのと刻んだので作ってみようか」
《アパー草の水薬》★★
アパー草から作られた水薬。
効果:HP+100
素材:アパー草★、水★
道具:大釜
スキル:錬成
「おっ、いい感じじゃーん!」
「えぇっ!? ★★ですか!?」
期待通りの結果で私はとっても満足してるけど、スピカちゃんはまたびっくりしていた。
いつも驚かれてばかりだから、段々慣れてきたよね。
「HP100回復、ってのは微妙な効果だねぇ。
私でもHP3000以上はあるんだから、全回復しようと思ったら30本も飲まないといけないなんて、ムリじゃない?」
「いえ、普通は回復など出来ませんから。ゼロにならないうちに安全なホームへ戻って自然回復を待つと思いますよ。
試しに、HP回復アイテムがどのくらい出品されているか見てみては?」
マーケットで検索してみたら、★のアイテムがほとんどで、大体二桁しか回復しないみたいだった。
これ、意味ある? とは思うけど、売れるから出してるのかなぁ。
「アパー草単体でも売れてるのなら、水薬にしても売れるのかな?
でも、需要が無いのに作って余らせてもアレだし……」
「そういう時こそ、夕嵐の双翼に聞いてみては?」
「たしかに」
カストルさんは返信超早いし、ぱぱっとメッセージ打ってみよ。
『HP+100の水薬って、どのくらい要りますかー?』
的な軽い文面に、即座に返信が帰ってきた。
「あるだけ欲しい、ってさ。値段のことはあんまり考えてなかったんだけど、草の値段+儲けがちょっと、で良いよね?
他で儲けてるし、私が欲しいのは経験値だから原価でも良いんだけど」
何はともあれ、不良在庫を抱えることはなくて済みそうね。
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