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7.家族会議2
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皆でソファに座って食後のお茶。
こっちには日本茶もコーヒーもないのが寂しい。
「アリー、ブルグル兄妹がお前にはたらいた言動だが、本気で黙っておくつもりだったのかい?」
皆が紅茶を一口すすってから、義父様が静かに切り出す。
僕は····義父様のお膝にちょこんと座り、なでなでされている。
義兄様達は向かいのソファ。
小柄な僕には皆用のソファが大きくて、家族だけの時はよくこうしているのだ。
「····はい」
「本当に面倒だっただけかい?」
レイヤード義兄様が聞いてきたけど、多分他の2人も昨日の殿下の言葉と同じことを気にしているのかな。
「家格の違いもあるし、手首は殿下が跡形もなく治癒してくれたから証拠不十分になると思ったの。
暴言については魔力0も養女なのも顔が良いのも本当のことだし気にもならないよ。
それにブルグルの兄は最後は怪我を気にしてた。
2人ともまだ子供だし、僕への個人攻撃だけだったから無視で良いかなって。
僕の言動がグレインビル侯爵家が侮られるって判断したのなら、皆ごめんなさい。
次はもっと気を付ける」
そっと俯く。
侯爵家が侮られることについては声をかけられた時から少なからず危惧していたのだ。
「アリー、顔をあげて私を見なさい。
不安そうな顔も可愛いけれど、そんな顔はしなくて良い。
お前が魔力の事や養女である事を気に病んでないのなら何よりだ。
ただ私はアリーをこの子達と同じように実の子供として愛してるんだよ。
証拠や家格がどうとかじゃなく、父親としては娘にはちゃんと話して甘えて欲しかったんだ。
お前はまだ9才の可愛い私の子供だ」
「····うん。
黙ってようとしてごめんなさい、父様。
兄様達も心配かけてごめんね。
僕、皆のこと大好きなんだ。
心配かけたくなかったの」
義父様にぎゅうぎゅう抱きつく。
そうだ、忘れてたけど僕は9才の子供だったんだ。
「ブルグル公爵については、アリーは何も心配しなくて大丈夫だ。
私の娘を傷つけた報いはきっちり払わせるさ」
「ふふ、あそこの嫡男は俺の下で働いてるからしごいておく」
「バカ兄妹は双子で学園で会うだろうから、直接苦言を呈しておくね」
うん?
何か美形男子達が笑顔で物騒なこと呟いてる?
笑顔が壮絶とか、さすが美形一家だね。
絶対そこそこ痛い目みせる気だよね?
あれ、あの兄妹双子だったの?
それなりの年上に絡まれてたんだね。
「えっと····お手柔らかに····」
ドン引きした顔を見られないように義父様の首にしがみついておくことにした。
その数日後、公爵家より僕宛に貴族の別荘1棟分くらいの慰謝料が支払われ、王都で評判のケーキがホールで数種類贈られた。
ケーキは2日かけて気合いで全部たいらげた。
週末にはレイヤード義兄様から兄妹それぞれが書いた原稿用紙100枚分くらいの反省文という名の大作と、王都で評判のケーキがホールで数種類手渡された。
大作はまだ読んでない····ケーキは3日かけて気合いで全部たいらげた。
次の週末には嫡男さんから上位の魔獣からしか取れない魔石を転移してきたバルトス義兄様経由でいただいた。
取れ立てほやほやだよって涼しい顔で手渡す義兄様のもう片方の手には、首根っこ掴まれたボロ雑巾みたいな意識不明の金髪の男性がいた。
誰なのか聞くのは怖すぎてやめた。
ケーキはなくてほっとした····僕以外は使用人含めて甘い物苦手な人しかいなくて新手の拷問かと疑っちゃったよ。
こっちには日本茶もコーヒーもないのが寂しい。
「アリー、ブルグル兄妹がお前にはたらいた言動だが、本気で黙っておくつもりだったのかい?」
皆が紅茶を一口すすってから、義父様が静かに切り出す。
僕は····義父様のお膝にちょこんと座り、なでなでされている。
義兄様達は向かいのソファ。
小柄な僕には皆用のソファが大きくて、家族だけの時はよくこうしているのだ。
「····はい」
「本当に面倒だっただけかい?」
レイヤード義兄様が聞いてきたけど、多分他の2人も昨日の殿下の言葉と同じことを気にしているのかな。
「家格の違いもあるし、手首は殿下が跡形もなく治癒してくれたから証拠不十分になると思ったの。
暴言については魔力0も養女なのも顔が良いのも本当のことだし気にもならないよ。
それにブルグルの兄は最後は怪我を気にしてた。
2人ともまだ子供だし、僕への個人攻撃だけだったから無視で良いかなって。
僕の言動がグレインビル侯爵家が侮られるって判断したのなら、皆ごめんなさい。
次はもっと気を付ける」
そっと俯く。
侯爵家が侮られることについては声をかけられた時から少なからず危惧していたのだ。
「アリー、顔をあげて私を見なさい。
不安そうな顔も可愛いけれど、そんな顔はしなくて良い。
お前が魔力の事や養女である事を気に病んでないのなら何よりだ。
ただ私はアリーをこの子達と同じように実の子供として愛してるんだよ。
証拠や家格がどうとかじゃなく、父親としては娘にはちゃんと話して甘えて欲しかったんだ。
お前はまだ9才の可愛い私の子供だ」
「····うん。
黙ってようとしてごめんなさい、父様。
兄様達も心配かけてごめんね。
僕、皆のこと大好きなんだ。
心配かけたくなかったの」
義父様にぎゅうぎゅう抱きつく。
そうだ、忘れてたけど僕は9才の子供だったんだ。
「ブルグル公爵については、アリーは何も心配しなくて大丈夫だ。
私の娘を傷つけた報いはきっちり払わせるさ」
「ふふ、あそこの嫡男は俺の下で働いてるからしごいておく」
「バカ兄妹は双子で学園で会うだろうから、直接苦言を呈しておくね」
うん?
何か美形男子達が笑顔で物騒なこと呟いてる?
笑顔が壮絶とか、さすが美形一家だね。
絶対そこそこ痛い目みせる気だよね?
あれ、あの兄妹双子だったの?
それなりの年上に絡まれてたんだね。
「えっと····お手柔らかに····」
ドン引きした顔を見られないように義父様の首にしがみついておくことにした。
その数日後、公爵家より僕宛に貴族の別荘1棟分くらいの慰謝料が支払われ、王都で評判のケーキがホールで数種類贈られた。
ケーキは2日かけて気合いで全部たいらげた。
週末にはレイヤード義兄様から兄妹それぞれが書いた原稿用紙100枚分くらいの反省文という名の大作と、王都で評判のケーキがホールで数種類手渡された。
大作はまだ読んでない····ケーキは3日かけて気合いで全部たいらげた。
次の週末には嫡男さんから上位の魔獣からしか取れない魔石を転移してきたバルトス義兄様経由でいただいた。
取れ立てほやほやだよって涼しい顔で手渡す義兄様のもう片方の手には、首根っこ掴まれたボロ雑巾みたいな意識不明の金髪の男性がいた。
誰なのか聞くのは怖すぎてやめた。
ケーキはなくてほっとした····僕以外は使用人含めて甘い物苦手な人しかいなくて新手の拷問かと疑っちゃったよ。
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