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99.殺人鬼~ルドルフside
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「くくっ····ふはっ····」
「殿下····」
そろそろ止まらないとシルヴァイト、いや、シルの隣にいる笑いの元凶の兄に凍り漬けにされそうだ。
しかしシルの制止の声にも自分の意思ではなかなか止まってやれない。
どうしようもないだろう。
「いや、ゆるっ、ふぶっ····」
しかし俺はあまりの光景にどうしても笑いが止まらない。
「とりあえず1度止めますか」
「いや、待てっ、それ、息の根っ」
が、元凶の兄の拳に冷気が纏いそうになるのを見て笑いより身の危険を感じ、やっと笑いが引っ込む。
とりあえず仕事モードの鉄仮面を貼りつけた護衛魔術師から素早く後ずさった。
護衛って、俺の護衛でもあったよな?
「グレインビル副団長、ルドルフを許してちょうだい。
ふふっ、本当に可愛らしいわね」
母上も元凶の方を眺めながら様相と口調を崩す。
本来ならこのような場所で王族である俺達がそんな風に素に近い状態で笑うなどあってはならない。
しかし今俺達の座る円卓は挨拶の終わった俺達に配慮してしばしの間人払いされ、目の前にはケーキの乗った皿が置かれるとバルトス殿が俺達の周りに目眩ましと幻影の魔法を二重に張った上に防音の魔法で声が他に洩れないようにしてくれている。
その為俺も母上も気が弛んでしまっている事は否めない。
というか、あの小さな笑いの元凶が赤いドレスの令嬢を従えてケーキを全種類洗練された動きで皿に盛ったかと思えば、両手どころか両腕にも乗せて危なげなく移動する光景に強制的弛緩をさせられた、が正しい。
一応名だたる貴族の集まりなんだが、彼女達とのギャップが何とも言えない。
ただ俺達が周りには和やかに母子で会話しているようにしか見えないように、あの子も皿1枚しか持っていないように見えているはずだ。
俺達がこうして真の姿を見られるのは、バルトス殿がなに食わぬ顔で天使と称する妹の周りに張った魔法に母上が気づき、俺達に真実を見せるよう頼んだからだ。
ちなみに赤い令嬢は何もされていなくて2枚の皿にしっかりとケーキが盛られているのが普通に晒されている。
確か従妹だったと思うんだが、バルトス殿は妹以外には興味がないらしい。
もちろん当の本人はそんな兄の配慮を気にも留めずに満面の笑みで席に戻っている。
それにしても11才とまだ子供で通る年齢とはいえ、名のある侯爵家の令嬢が全くの素でそこまでできるのだからある意味大物だな。
流石にケーキをサーブしたバトラーや近くにいる淑女達には現実が見えてしまうが、離れれば幻影で気のせいだと錯覚するようだ。
もしかして気配を変化する魔法も使っているのか?
正直これだけの完成度をどの魔法もなに食わぬ顔で保つバルトス殿が末恐ろしい。
兄上が長年暇さえあれば側近に勧誘するのもわかる。
はたから見ていると喜劇のようなやり取りでも、兄上は本気だ。
ただグレインビル一家はまともな善意があの少女に全振りされているのが側近としては難点でもあると思う。
再びあの元凶に目をやれば、ちょうどすれ違う者達が2度見しては首を傾げているのが目に入り、それがまたツボにハマるという····。
いや、見ているとまた笑いそうだから見ないでおこう。
次は本当に凍りそうだ。
しかしやはり気になってしまうのは俺が悪いのか?
デザート用の皿とはいえ、小柄な少女が6皿も運びながらも危なげなく元の円卓に戻るとブルグル公爵令嬢の呆れたような表情にはにかんで笑う。
その笑顔がいつぞやの夏のお茶会を思い出させて微笑ましくも懐かしく感じるのはそこの護衛には秘密だ。
しかしあの時怪我をさせられたにも関わらず、いつの間にあの令嬢と仲良くなっていたんだ?
「あの2人、随分仲が良いのね。
これまであなたの妹と他家の令嬢に交流があったなんて知らなかったけれど、あなたは知っていて?」
母上が代弁するようにタイミング良く尋ねた。
「時々手紙でやり取りしていたのは知っています。
私の天使は可愛いですからね」
一人称こそ俺から私と仕事モードに変えて護衛として鉄仮面を貼りつけているが、兄バカは貴族女性の頂点に君臨する王妃の前でも健在らしい。
そこで可愛いと結びつくのがわからないが。
「····そう。
それにしてもあのハンカチの刺繍や扇のレースは見事だったわ」
「私の天使ですからね」
「そ、そうね」
母上、グレインビルはこれが通常運転です。
妹を褒めればどや顔は返ってきますが、謙遜はありませんよ。
思わず二の句が告げられない気持ちはわかりますが、慣れて下さい。
私も兄上もそこのシルも、恐らく父上ももう慣れています。
「えーっと、そうそう、きっとこれから流行るのでしょうね。
ほら、あのご令嬢達の周りにも人だかりができているわ」
アビニシア侯爵とファニマ公爵の夫人達とその姉妹達の周りには少しずつだがそれぞれ取り巻きができている。
ハンカチと扇をそれぞれ見せびらかすように持って時の人となってしまったようだ。
「先ほどの王妃との会話も年齢にそぐわないほどしっかりしているし、魔術師家系のグレインビル一家が大事に懐で守る深窓の妖精姫、なんて一部では呼ばれていて、このお茶会でも注目されていたのよ?
きっと晩餐会ではこのお茶会での話を聞いた令息達が隙あらばお近づきになろうとするのでしょうね」
「私の天使はまだまだ体の弱いいたいけでいじらしい子供ですから、晩餐会は欠席します。
いや、既に体調が悪いと思うので今すぐ護衛を抜けて介抱しに····」
「いやいや、抜けるな。
健康的な笑顔だ。
気を確かに持て」
護衛らしく黙って周りに気を配るシルが呆れたように止める。
母上、笑ってますがバルトス殿は冗談を言ってないんですよ。
これ、本気なやつですよ。
「流石にあれだけのケーキをたいらげてそれは、って、早いな?!
5皿になってるぞ?!」
確かあの令嬢とつい先ほどまで笑ってなかったか?!
いつの間に座ってケーキ食べてたんだ?!
バルトス殿の幻覚か?!
いや、あの令嬢達の顔見る限り違うよな?!
「それはそうと、ルドルフ。
この場には素敵な令嬢達がたくさんいるのだけれど、気になる子は妖精姫だけかしら?」
いきなり本題ぶちこんできたな、母上。
狩猟祭に参加する予定だった俺が、恐らく王妃の強い希望でこうしてエスコート役にさせられた理由は大方そういう事だろうとは思っていたんだが····。
やばい、俺の周りだけ空気冷えてきた。
チラリとバルトス殿を見て、見なかった事にしようと瞬時に視線を母上に戻す。
母上よ、殺人鬼が後ろで生まれそうですが気づいてますよね?
「殿下····」
そろそろ止まらないとシルヴァイト、いや、シルの隣にいる笑いの元凶の兄に凍り漬けにされそうだ。
しかしシルの制止の声にも自分の意思ではなかなか止まってやれない。
どうしようもないだろう。
「いや、ゆるっ、ふぶっ····」
しかし俺はあまりの光景にどうしても笑いが止まらない。
「とりあえず1度止めますか」
「いや、待てっ、それ、息の根っ」
が、元凶の兄の拳に冷気が纏いそうになるのを見て笑いより身の危険を感じ、やっと笑いが引っ込む。
とりあえず仕事モードの鉄仮面を貼りつけた護衛魔術師から素早く後ずさった。
護衛って、俺の護衛でもあったよな?
「グレインビル副団長、ルドルフを許してちょうだい。
ふふっ、本当に可愛らしいわね」
母上も元凶の方を眺めながら様相と口調を崩す。
本来ならこのような場所で王族である俺達がそんな風に素に近い状態で笑うなどあってはならない。
しかし今俺達の座る円卓は挨拶の終わった俺達に配慮してしばしの間人払いされ、目の前にはケーキの乗った皿が置かれるとバルトス殿が俺達の周りに目眩ましと幻影の魔法を二重に張った上に防音の魔法で声が他に洩れないようにしてくれている。
その為俺も母上も気が弛んでしまっている事は否めない。
というか、あの小さな笑いの元凶が赤いドレスの令嬢を従えてケーキを全種類洗練された動きで皿に盛ったかと思えば、両手どころか両腕にも乗せて危なげなく移動する光景に強制的弛緩をさせられた、が正しい。
一応名だたる貴族の集まりなんだが、彼女達とのギャップが何とも言えない。
ただ俺達が周りには和やかに母子で会話しているようにしか見えないように、あの子も皿1枚しか持っていないように見えているはずだ。
俺達がこうして真の姿を見られるのは、バルトス殿がなに食わぬ顔で天使と称する妹の周りに張った魔法に母上が気づき、俺達に真実を見せるよう頼んだからだ。
ちなみに赤い令嬢は何もされていなくて2枚の皿にしっかりとケーキが盛られているのが普通に晒されている。
確か従妹だったと思うんだが、バルトス殿は妹以外には興味がないらしい。
もちろん当の本人はそんな兄の配慮を気にも留めずに満面の笑みで席に戻っている。
それにしても11才とまだ子供で通る年齢とはいえ、名のある侯爵家の令嬢が全くの素でそこまでできるのだからある意味大物だな。
流石にケーキをサーブしたバトラーや近くにいる淑女達には現実が見えてしまうが、離れれば幻影で気のせいだと錯覚するようだ。
もしかして気配を変化する魔法も使っているのか?
正直これだけの完成度をどの魔法もなに食わぬ顔で保つバルトス殿が末恐ろしい。
兄上が長年暇さえあれば側近に勧誘するのもわかる。
はたから見ていると喜劇のようなやり取りでも、兄上は本気だ。
ただグレインビル一家はまともな善意があの少女に全振りされているのが側近としては難点でもあると思う。
再びあの元凶に目をやれば、ちょうどすれ違う者達が2度見しては首を傾げているのが目に入り、それがまたツボにハマるという····。
いや、見ているとまた笑いそうだから見ないでおこう。
次は本当に凍りそうだ。
しかしやはり気になってしまうのは俺が悪いのか?
デザート用の皿とはいえ、小柄な少女が6皿も運びながらも危なげなく元の円卓に戻るとブルグル公爵令嬢の呆れたような表情にはにかんで笑う。
その笑顔がいつぞやの夏のお茶会を思い出させて微笑ましくも懐かしく感じるのはそこの護衛には秘密だ。
しかしあの時怪我をさせられたにも関わらず、いつの間にあの令嬢と仲良くなっていたんだ?
「あの2人、随分仲が良いのね。
これまであなたの妹と他家の令嬢に交流があったなんて知らなかったけれど、あなたは知っていて?」
母上が代弁するようにタイミング良く尋ねた。
「時々手紙でやり取りしていたのは知っています。
私の天使は可愛いですからね」
一人称こそ俺から私と仕事モードに変えて護衛として鉄仮面を貼りつけているが、兄バカは貴族女性の頂点に君臨する王妃の前でも健在らしい。
そこで可愛いと結びつくのがわからないが。
「····そう。
それにしてもあのハンカチの刺繍や扇のレースは見事だったわ」
「私の天使ですからね」
「そ、そうね」
母上、グレインビルはこれが通常運転です。
妹を褒めればどや顔は返ってきますが、謙遜はありませんよ。
思わず二の句が告げられない気持ちはわかりますが、慣れて下さい。
私も兄上もそこのシルも、恐らく父上ももう慣れています。
「えーっと、そうそう、きっとこれから流行るのでしょうね。
ほら、あのご令嬢達の周りにも人だかりができているわ」
アビニシア侯爵とファニマ公爵の夫人達とその姉妹達の周りには少しずつだがそれぞれ取り巻きができている。
ハンカチと扇をそれぞれ見せびらかすように持って時の人となってしまったようだ。
「先ほどの王妃との会話も年齢にそぐわないほどしっかりしているし、魔術師家系のグレインビル一家が大事に懐で守る深窓の妖精姫、なんて一部では呼ばれていて、このお茶会でも注目されていたのよ?
きっと晩餐会ではこのお茶会での話を聞いた令息達が隙あらばお近づきになろうとするのでしょうね」
「私の天使はまだまだ体の弱いいたいけでいじらしい子供ですから、晩餐会は欠席します。
いや、既に体調が悪いと思うので今すぐ護衛を抜けて介抱しに····」
「いやいや、抜けるな。
健康的な笑顔だ。
気を確かに持て」
護衛らしく黙って周りに気を配るシルが呆れたように止める。
母上、笑ってますがバルトス殿は冗談を言ってないんですよ。
これ、本気なやつですよ。
「流石にあれだけのケーキをたいらげてそれは、って、早いな?!
5皿になってるぞ?!」
確かあの令嬢とつい先ほどまで笑ってなかったか?!
いつの間に座ってケーキ食べてたんだ?!
バルトス殿の幻覚か?!
いや、あの令嬢達の顔見る限り違うよな?!
「それはそうと、ルドルフ。
この場には素敵な令嬢達がたくさんいるのだけれど、気になる子は妖精姫だけかしら?」
いきなり本題ぶちこんできたな、母上。
狩猟祭に参加する予定だった俺が、恐らく王妃の強い希望でこうしてエスコート役にさせられた理由は大方そういう事だろうとは思っていたんだが····。
やばい、俺の周りだけ空気冷えてきた。
チラリとバルトス殿を見て、見なかった事にしようと瞬時に視線を母上に戻す。
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