転生３回目の天才魔法使いは、スパダリたちの執愛に翻弄されてます～ハードモードな今生で真実の愛を掴みたい！～

5 愛と嫉妬と

5ー5 イッちゃう！✳

　５ー５　イっちゃう！✳

　ユーリスのごつごつとした武骨な手に包まれてくちゅくちゅと擦られ僕は、すぐにイキそうになる。
　だが、イキそうになるとユーリスは、手を緩めた。
　「あっ・・ぐぅっ・・」
　もどかしくて。
　呼吸を乱している僕を見下ろしていたフェイルがキスをしてくる。
　唇を塞がれて、口中を舌でなぶられる。
　気持ちよくて。
　舌を差し出すとフェイルにぢゅうっと吸われた。
　その間にもユーリスのもどかしい手淫は続いて。
　僕は、もどかしい快感に頭が真っ白になってきて涙を溢れさせていた。
　フェイルが唇を離すのを舌で追いかける。
　つぅっと唾液が糸をひく。
　なんだか恥ずかしくて顔をそらそうとするが、今度は、待ち構えていたユーリスにキスをされた。
　フェイルの優しいキスに比べるとユーリスのキスは、激しくて。
　息ができなくて意識が飛びそうになる。
　やっと解放されて僕は、苦しい吐息をつく。
　フェイルとユーリスに見つめられている。
　「なんで・・こんな・・」
　「これは、お仕置き、だ、サク」
　ユーリスが僕の唇を啄みながら話した。
　「お前が私たちの目の前で『憤怒の魔女』といちゃついたから」
　はいっ？
　『憤怒の魔女』といちゃついた？
　「あれ、は・・魔女が僕を離してくれなかっただけだし！」
　「だが、お前は、拒まなかった」
　フェイルが僕の耳たぶを噛んだ。
　「んぅっ・・」
　僕が呻くとユーリスも僕の胸の尖りをきゅぅっと摘まんで捏ねた。
　甘い疼きを感じて僕は、思わず身を捩る。
　「ここを吸われただけでもう、こんなに感じてるのか？」
　ユーリスが僕の立ち上がったものの先端をつん、と指でつついた。
　「こんなにも濡らして。なんて淫乱なんだ」
　フェイルが僕の口に指を入れて舌を摘まんで引っ張る。
　「こんなにも感じて。ユーリスの手でイキそうになっているのか？許しがたいな」
　フェイルが僕の両手を掴んでいた手を離し僕の片足を持ち上げ開かせるとユーリスが下腹部へと顔を埋める。
　「ああ、もう、先走りを滴らせて。感じているのか？サク」
　「ひぁっ！」
　僕のものをユーリスが口に含んで舌で舐め上げ、ちゅうっと吸う。
　堪らずイキそうになって。
　「だめっ！い・・イくっ！イっちゃうっ！」
　「イク時は、ちゃんとイクって言うんだぞ、サク」
　フェイルが僕の胸の先端を舌で舐める。
　僕は、無我夢中で。
　「イくっ！イきますぅっ！」
　僕は、ユーリスの口の中で達してしまう。