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3 こうして始まる犬生活?
3ー1 楽しいお話
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3ー1 楽しいお話
王宮での舞踏会の夜から数日が過ぎた。
冬は、社交の季節だというだけあってカフェは、すごく盛況で僕は、忙しくたち働いていた。
おかげで気が紛れて助かっている。
もし、暇なら恥ずかしい夜のことを考えてしまっていたことだろう。
オーナーもあれ以来店に来てはいなかった。
たぶん、アレクセイ王太子殿下もいつもの仕事の他にもいろいろと忙しいのだろう。
僕は、オーナーに会ったときのことを考えると気が重かった。
いったいどんな顔をしてあの人に会えばいいわけ?
あんな、こと、されたのに!
いや!
仕方なかったのは、よくわかってるけど!
でも。
僕は、白いシャツの下の裸の胸を思い浮かべて一瞬、顔が火照るのを感じる。
僕は、シャツの上から胸を押さえて熱い吐息を漏らした。
ここ、も、あんなにいじめられて。
下も。
僕は、厨房の中で立ったまま両足をきゅっと閉じる。
お腹の中から甘い痺れのような感覚が溢れだしてきて体がふるふると震える。
ダメだ!
僕は、頭を振った。
今は、お客様がいるし!
考えるのは、後だ!
そう思った時に店の扉が開く音がした。
「いらっしゃいませっ!」
だが。
入ってきた人物を見て僕は、凍りついてしまった。
「あらぁ、アイ。元気そうね」
ふふっとオーナーが口許に満面の笑みを浮かべているのを見て僕は、思わず視線をそらした。
「お、久しぶりです」
「あら。他人行儀ねぇ」
オーナーが靴音も高くカウンターへと近づいてくる。
「あんなにも親しんだ仲だっていうのに」
「はひっ!?」
一瞬、オーナーの姿が消えた。
と思ったら、背後から伸びてきた手が僕の尻を撫で上げた。
「今日は、どんな下着をはいてるのかしら?検査しちゃおうかしら」
「け、検査って!」
僕は、オーナーの手を払って体を離すと後ろを振り向いてぎん、とオーナーを睨み付けた。
オーナーは、いたづらっぽく笑う。
「冗談よぉ」
疑うような眼差しを向ける僕にオーナーがにこっと微笑む。
「まあ、犬にするのは、本気だけどねぇ」
そこは、本気なの?
僕は、口をはくはくと明け閉めしながらオーナーを泣きそうな目で見上げる。
「そう!その目!」
オーナーが嬉しそうに僕を指差す。
「そそられるわぁ!」
「オーナー」
いつの間にかカフェに降りてきていたキュリアが階段のところから顔を出してオーナーに手招きしたのでオーナーは、一瞬、名残惜しげな顔をしたけど、すぐにそちらへと向かった。
僕がホッとしていると振り返ったオーナーが妖艶に笑う。
「楽しいお話は、また、後で。楽しみにしてなさいな、アイ。犬とかそういうのは、そのときに、ね」
「はひっ!?」
僕は、背筋がぞくぞくするのを感じて立ち尽くしていた。
王宮での舞踏会の夜から数日が過ぎた。
冬は、社交の季節だというだけあってカフェは、すごく盛況で僕は、忙しくたち働いていた。
おかげで気が紛れて助かっている。
もし、暇なら恥ずかしい夜のことを考えてしまっていたことだろう。
オーナーもあれ以来店に来てはいなかった。
たぶん、アレクセイ王太子殿下もいつもの仕事の他にもいろいろと忙しいのだろう。
僕は、オーナーに会ったときのことを考えると気が重かった。
いったいどんな顔をしてあの人に会えばいいわけ?
あんな、こと、されたのに!
いや!
仕方なかったのは、よくわかってるけど!
でも。
僕は、白いシャツの下の裸の胸を思い浮かべて一瞬、顔が火照るのを感じる。
僕は、シャツの上から胸を押さえて熱い吐息を漏らした。
ここ、も、あんなにいじめられて。
下も。
僕は、厨房の中で立ったまま両足をきゅっと閉じる。
お腹の中から甘い痺れのような感覚が溢れだしてきて体がふるふると震える。
ダメだ!
僕は、頭を振った。
今は、お客様がいるし!
考えるのは、後だ!
そう思った時に店の扉が開く音がした。
「いらっしゃいませっ!」
だが。
入ってきた人物を見て僕は、凍りついてしまった。
「あらぁ、アイ。元気そうね」
ふふっとオーナーが口許に満面の笑みを浮かべているのを見て僕は、思わず視線をそらした。
「お、久しぶりです」
「あら。他人行儀ねぇ」
オーナーが靴音も高くカウンターへと近づいてくる。
「あんなにも親しんだ仲だっていうのに」
「はひっ!?」
一瞬、オーナーの姿が消えた。
と思ったら、背後から伸びてきた手が僕の尻を撫で上げた。
「今日は、どんな下着をはいてるのかしら?検査しちゃおうかしら」
「け、検査って!」
僕は、オーナーの手を払って体を離すと後ろを振り向いてぎん、とオーナーを睨み付けた。
オーナーは、いたづらっぽく笑う。
「冗談よぉ」
疑うような眼差しを向ける僕にオーナーがにこっと微笑む。
「まあ、犬にするのは、本気だけどねぇ」
そこは、本気なの?
僕は、口をはくはくと明け閉めしながらオーナーを泣きそうな目で見上げる。
「そう!その目!」
オーナーが嬉しそうに僕を指差す。
「そそられるわぁ!」
「オーナー」
いつの間にかカフェに降りてきていたキュリアが階段のところから顔を出してオーナーに手招きしたのでオーナーは、一瞬、名残惜しげな顔をしたけど、すぐにそちらへと向かった。
僕がホッとしていると振り返ったオーナーが妖艶に笑う。
「楽しいお話は、また、後で。楽しみにしてなさいな、アイ。犬とかそういうのは、そのときに、ね」
「はひっ!?」
僕は、背筋がぞくぞくするのを感じて立ち尽くしていた。
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