塔の上のオメガは、アルファに熱愛される~逃れたいんだが番がそれを許さない~

トモモト ヨシユキ

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7 禁忌の子

7ー2 ダメぇっ!

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 7ー2 ダメぇっ!

 オーリは、王宮へと向かう馬車の中で俺の上着を脱がせてはだけられた胸元へと唇を這わせた。
 オーリの濡れた熱い唇と舌が俺の胸の頂きに絡み付く。
 ちゅう、っと吸い上げられて俺は、息を乱した。
 「ま、待って!ここじゃ」
 「もう、待てない!」
 オーリが切羽詰まった様子で俺の小さな胸の尖りをいたぶりながら答える。
 「私は、もう充分に待った!」
 俺は、うぅっと呻いた。
 確かに。
 婚姻式の1ヶ月前から俺たちは、身を清めるために離れて暮らしていた。
 その間は、朝夕に御祓し女神に祈りを捧げて慎んで暮らさなくてはいけない。
 「こんなの堪えられない!」
 オーリは、何度か後宮へと忍び込もうとしたがその度に後宮を守備している騎士たちに阻まれていた。
 俺たちは、あの女神の祭壇の前で1ヶ月ぶりに再会したのだ。
 そして。
 燃え上がるオーリの情念に俺は、翻弄されていた。
 馬車の中は、外からは見えないとはいえ、周囲は俺とオーリの婚姻を祝福する人々に囲まれている。
 その中で、俺は、オーリによって半裸にされて貪られているのだ。
 「こんな、の、ダメです!」
 俺は、胸元に吸い付いているオーリの頭を押しやろうとする。
 オーリは、俺の手を掴んで指先を口に含んで上目使いに俺を見る。
 「何がダメなんだ?」
 「こ、こんな、馬車の中で、なんてっ!」
 俺は、体の奥から沸き上がってくる熱い情欲を堪え涙目でオーリを見た。
 オーリは、そんな俺ににっと笑う。
 「お前の体は、そうは言ってないようだが?」
 オーリに言われて俺は、顔が熱く火照るのを感じる。
 オーリに言われるまでもなく俺の下半身は、すでに固く立ち上がっていて衣装の前を押し上げていた。
 「このままだとこの美しい衣装に恥ずかしい染みができてしまうぞ?」
 オーリが悪戯っぽく笑うのを涙に滲んだ目で睨み付ける。
 俺の返事を聞くこともなくオーリは、俺の下半身を暴いていく。
 ぷるん、と頭をもたげる俺のものに目を細める。
 「相変わらずかわいいな、お前のこれは」
 オーリは、迷うこともなく俺の濡れた昂りを口に含んだ。
 温かいオーリの口中で舌を絡まされて俺は、身を捩らせる。
 「あ、あっ!そん、なっ!」
 堪らない射精感に俺は、身を震わせる。
 俺は、オーリのことを押し離そうとした。
 「出ちゃうっ!も、離してぇっ!」
 しかし、オーリは、俺のそこを含んだままさらにぢゅう、っと吸い付く。
 「あぅっ!イくっ!イッちゃうからぁっ!」
 俺は、堪えきれずに達してしまいオーリの口中に白濁を放った。
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