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3 生け贄の王子
3ー9 深淵
3ー9 深淵
「ぁあっ・・うっ、くっ・・」
僕は、泣きながらラクウェル兄の手に頭を擦り付けた。
ラクウェル兄は、そんな僕を優しく労るように撫でてくれた。
「苦しかったな、レリアス。すぐに楽にしてやるからな」
触手は、僕をそっとベッドへと降ろすと体の拘束を解いていく。
徐々に体が解き放たれていった。
口を塞いでいた触手がずるりと抜けて僕は、激しく咳き込んだ。
ラクウェル兄は、僕を背後から抱き止めると耳元で囁いた。
「いかせて欲しいか?レリアス」
「あっ・・」
僕は、ラクウェル兄の言葉に頷いた。
ラクウェル兄は、僕の頭を撫でると僕に命じた。
「なら、どうしたらいいか、わかるな?レリアス」
「あぅっ・・」
僕は、ラクウェル兄にねだった。
「お、願いです。いかせてください、ラクウェル、様」
「上手におねだりできたな、レリアス」
ラクウェル兄が僕の頬を愛撫した。
「ご褒美、だ」
「ぁあっ!あぁあっ!!」
後孔を責めていた触手たちが一段と激しく抽挿をはじめて僕は、全身を強ばらせた。
「んぅっ!・・あ、あぁっ!」
突然、僕の体内から触手たちが出ていく。
前も後ろも解放され僕は、勢いよく大量の精を放った。
目の前がチカチカして。
堪らず、僕は、叫んでいた。
「っひぃあっ!あぁあっ!」
僕は、びくびくっと体を痙攣させながらいき続けた。
ラクウェル兄は、そんな僕を優しく受け止めてくれた。
ラクウェル兄の暖かな温もりに包まれて僕は、意識を手放した。
途切れていく意識の中、ラクウェル兄の声をきいた。
「愛している、レリアス」
ラクウェル兄の言葉が僕の魂へと静かに染み渡っていくのを感じた。
「愛しているよ」
僕は、そのまま、深い眠りへと墜ちていった。
暗闇の中。
僕は、どんどんと深淵へと沈んでいった。
消えてしまいそうな僕の意識をこの世界に繋ぎ止めていたのは、ラクウェル兄ただ1人だった。
ラクウェル兄の温もりだけ。
僕は、その温もりの中へと墜ちていった。
どこかで、誰かの声が聞こえた。
「墜ちたか」
低い笑い声が聞こえて。
でも。
僕には、理解できなかった。
もう、いい。
何もいらない。
僕には。
ラクウェル兄がいれば、いい。
「ぁあっ・・うっ、くっ・・」
僕は、泣きながらラクウェル兄の手に頭を擦り付けた。
ラクウェル兄は、そんな僕を優しく労るように撫でてくれた。
「苦しかったな、レリアス。すぐに楽にしてやるからな」
触手は、僕をそっとベッドへと降ろすと体の拘束を解いていく。
徐々に体が解き放たれていった。
口を塞いでいた触手がずるりと抜けて僕は、激しく咳き込んだ。
ラクウェル兄は、僕を背後から抱き止めると耳元で囁いた。
「いかせて欲しいか?レリアス」
「あっ・・」
僕は、ラクウェル兄の言葉に頷いた。
ラクウェル兄は、僕の頭を撫でると僕に命じた。
「なら、どうしたらいいか、わかるな?レリアス」
「あぅっ・・」
僕は、ラクウェル兄にねだった。
「お、願いです。いかせてください、ラクウェル、様」
「上手におねだりできたな、レリアス」
ラクウェル兄が僕の頬を愛撫した。
「ご褒美、だ」
「ぁあっ!あぁあっ!!」
後孔を責めていた触手たちが一段と激しく抽挿をはじめて僕は、全身を強ばらせた。
「んぅっ!・・あ、あぁっ!」
突然、僕の体内から触手たちが出ていく。
前も後ろも解放され僕は、勢いよく大量の精を放った。
目の前がチカチカして。
堪らず、僕は、叫んでいた。
「っひぃあっ!あぁあっ!」
僕は、びくびくっと体を痙攣させながらいき続けた。
ラクウェル兄は、そんな僕を優しく受け止めてくれた。
ラクウェル兄の暖かな温もりに包まれて僕は、意識を手放した。
途切れていく意識の中、ラクウェル兄の声をきいた。
「愛している、レリアス」
ラクウェル兄の言葉が僕の魂へと静かに染み渡っていくのを感じた。
「愛しているよ」
僕は、そのまま、深い眠りへと墜ちていった。
暗闇の中。
僕は、どんどんと深淵へと沈んでいった。
消えてしまいそうな僕の意識をこの世界に繋ぎ止めていたのは、ラクウェル兄ただ1人だった。
ラクウェル兄の温もりだけ。
僕は、その温もりの中へと墜ちていった。
どこかで、誰かの声が聞こえた。
「墜ちたか」
低い笑い声が聞こえて。
でも。
僕には、理解できなかった。
もう、いい。
何もいらない。
僕には。
ラクウェル兄がいれば、いい。
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