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6 再生と改革
6ー10 浮気
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6ー10 浮気
マハラート王国までは、二週間ほどの旅だった。
僕たちは、少しでも旅費を浮かせるために駆け足で旅をした。街道の町や村にも立ち寄ることもなく馬車を急がせた。
僕は、馬車酔いでマハラート王国につく頃には、ふらふらになっていた。
マハラート王国に到着するとすぐに騎士団はシュテルツ王国へと帰した。
騎士団を養うような余裕は、僕たちにはなかった。
マハラート王国は、水の国だ。
王都マハランは、水路が巡らされている。
シュテルツ王国よりもずっと暖かい気候で、観光客も多いようだ。
僕たちは、マハラート王国の王都で一番の宿屋に宿をとった。
僕は、もっと安宿にしたかったのだが、ハジメが譲らなかった。
「宿代は、俺が払うから」
ハジメがそういうので高級な宿に泊まることにしたが、部屋に案内されて僕は、不安になっていた。
白い漆喰で塗られた壁に囲まれた部屋は、マハラート王国の特産の絨毯を敷き詰められている。
ふかふかの絨毯のあちこちにソファがありクッションが置かれている。
マハラート王国は、邪神を信仰しているだけあって何事にも快楽を求めているようだ。
僕は、ソファに身体を沈め、ため息をついた。
というか。
ハジメは、当然のように同室を手配したけど、僕たち、まだ婚約者でしかないんだけど。
ちなみに、マハラート王国でも同性婚は、認められている。
というか、一家の次男、三男は、相続で問題が起こらないように同性と婚姻を結ぶことが多いらしい。
その代わり嫡子は、数人の妻を娶る。
ハジメは、宿に入ってすぐに出掛ける用意を始めた。
「どこに行くの?」
僕の問いにハジメは、そっけなく応じた。
「ちょっと人に会いに」
うん?
ハジメにマハラート王国で会うような人がいる?
ハジメがこの世界に来てからまだ、半年ちょっとしかたってないのに?
僕は、なんだか嫌な予感がしていた。
僕は、出掛けていくハジメの跡をつけることにした。
ハジメは、宿屋の一階にある広いラウンジに向かった。
そこには、美しい令嬢が待っていた。
絹糸のような金色の髪に青い瞳の人形のように美しい少女だ。
間違いない。
彼女は、リトアール公爵の妹のレディ カルプニアだ。
離れているから何を話しているのかまではわからないが、二人はとても親しげだ。
ハジメが浮気?
僕は、ショックを受けていた。
ふらふらと宿屋から出て目的もなく歩いた。
気がつくと裏通りに出ていた。
かなり宿屋から離れていたが僕は、立ち止まることなく歩き続けた。
マハラート王国までは、二週間ほどの旅だった。
僕たちは、少しでも旅費を浮かせるために駆け足で旅をした。街道の町や村にも立ち寄ることもなく馬車を急がせた。
僕は、馬車酔いでマハラート王国につく頃には、ふらふらになっていた。
マハラート王国に到着するとすぐに騎士団はシュテルツ王国へと帰した。
騎士団を養うような余裕は、僕たちにはなかった。
マハラート王国は、水の国だ。
王都マハランは、水路が巡らされている。
シュテルツ王国よりもずっと暖かい気候で、観光客も多いようだ。
僕たちは、マハラート王国の王都で一番の宿屋に宿をとった。
僕は、もっと安宿にしたかったのだが、ハジメが譲らなかった。
「宿代は、俺が払うから」
ハジメがそういうので高級な宿に泊まることにしたが、部屋に案内されて僕は、不安になっていた。
白い漆喰で塗られた壁に囲まれた部屋は、マハラート王国の特産の絨毯を敷き詰められている。
ふかふかの絨毯のあちこちにソファがありクッションが置かれている。
マハラート王国は、邪神を信仰しているだけあって何事にも快楽を求めているようだ。
僕は、ソファに身体を沈め、ため息をついた。
というか。
ハジメは、当然のように同室を手配したけど、僕たち、まだ婚約者でしかないんだけど。
ちなみに、マハラート王国でも同性婚は、認められている。
というか、一家の次男、三男は、相続で問題が起こらないように同性と婚姻を結ぶことが多いらしい。
その代わり嫡子は、数人の妻を娶る。
ハジメは、宿に入ってすぐに出掛ける用意を始めた。
「どこに行くの?」
僕の問いにハジメは、そっけなく応じた。
「ちょっと人に会いに」
うん?
ハジメにマハラート王国で会うような人がいる?
ハジメがこの世界に来てからまだ、半年ちょっとしかたってないのに?
僕は、なんだか嫌な予感がしていた。
僕は、出掛けていくハジメの跡をつけることにした。
ハジメは、宿屋の一階にある広いラウンジに向かった。
そこには、美しい令嬢が待っていた。
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間違いない。
彼女は、リトアール公爵の妹のレディ カルプニアだ。
離れているから何を話しているのかまではわからないが、二人はとても親しげだ。
ハジメが浮気?
僕は、ショックを受けていた。
ふらふらと宿屋から出て目的もなく歩いた。
気がつくと裏通りに出ていた。
かなり宿屋から離れていたが僕は、立ち止まることなく歩き続けた。
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