41 / 121
4 ダンジョン
4ー9 狩りの時間
しおりを挟む
4ー9 狩りの時間
わいわい言ってる内に俺たちが乗った馬車は、『ラミーア・ダンジョン』へと到着した。
王都からこの『ラミーア・ダンジョン』までは、半日ぐらいだ。
ダンジョンの街ラミーアの外れにあるダンジョンの前についたらもう、野外訓練は、開始されている。
俺たちは、自然と表情が引き締まるのを感じていた。
『ラミーア・ダンジョン』の入り口で試験の担当をしている教師が俺たちに2、3の注意点を説明し、そして、俺たちは、ダンジョンへと入った。
『ラミーア・ダンジョン』の表層階は、魔道具で明るく照らされていた。
俺たちは、教師にもらった『ラミーア・ダンジョン』のマップを見ながら打ち合わせをする。
「とりあえず、10階層目ぐらいまでいくかな。その辺りまで行けばいい魔道具がありそうだし」
つまり、その辺にいる連中が持ってる魔道具ならけっこういいものなんじゃないか、ってことなんだがな。
俺が言うとエリュメとアントニーが頷く。
「でも、その辺りだとなかなか手強いんじゃないかしら?わたしは、大丈夫だけどアントニーたちは、どうなの?」
エリュメの言葉にアントニーがにっと笑った。
「試してみるか?」
「まあ、2人の実力は、敵に対峙したときに示してもらうとして」
俺は、クレアとロドニーを見た。
「クレアたちもそれでかまわないか?」
「「もちろん!」」
2人が頷く。
「楽しみです!どんなすごい魔道具を手に入れられるか!」
「僕も楽しみで昨日の夜は眠れなかったよ!」
俺たちは、一路、10階層へと歩を進める。
時々、魔物が現れる以外には、他チームに攻撃されたりすることはないし。
おそらく、俺たちを襲ってくるような連中ならかなりの自信がある連中だろう。
「ほんとに楽しみだな!」
俺は、わくわくしていた。
この野外訓練では、学年に関係なく行動することが許されている。
中には、上級生と組んで行動している連中だっているし、同級生同士でつるむのもありだ。
まあ、俺たちは、俺たちだけで単独行動してるけどな!
俺たちは、マップを手に先を急いだ。
なにしろ時間が限られている。
3日間の間に奪えるだけ奪わなくてはならないのだ。
効率よくいきたいものだ。
そう思っていたら、5階層に降りた辺りで妙な気配を感じて俺は、足を止めた。
「エドワード君?」
「いよいよ、始めるぞ!」
俺は、にぃっと笑う。
「狩りの時間だ!」
わいわい言ってる内に俺たちが乗った馬車は、『ラミーア・ダンジョン』へと到着した。
王都からこの『ラミーア・ダンジョン』までは、半日ぐらいだ。
ダンジョンの街ラミーアの外れにあるダンジョンの前についたらもう、野外訓練は、開始されている。
俺たちは、自然と表情が引き締まるのを感じていた。
『ラミーア・ダンジョン』の入り口で試験の担当をしている教師が俺たちに2、3の注意点を説明し、そして、俺たちは、ダンジョンへと入った。
『ラミーア・ダンジョン』の表層階は、魔道具で明るく照らされていた。
俺たちは、教師にもらった『ラミーア・ダンジョン』のマップを見ながら打ち合わせをする。
「とりあえず、10階層目ぐらいまでいくかな。その辺りまで行けばいい魔道具がありそうだし」
つまり、その辺にいる連中が持ってる魔道具ならけっこういいものなんじゃないか、ってことなんだがな。
俺が言うとエリュメとアントニーが頷く。
「でも、その辺りだとなかなか手強いんじゃないかしら?わたしは、大丈夫だけどアントニーたちは、どうなの?」
エリュメの言葉にアントニーがにっと笑った。
「試してみるか?」
「まあ、2人の実力は、敵に対峙したときに示してもらうとして」
俺は、クレアとロドニーを見た。
「クレアたちもそれでかまわないか?」
「「もちろん!」」
2人が頷く。
「楽しみです!どんなすごい魔道具を手に入れられるか!」
「僕も楽しみで昨日の夜は眠れなかったよ!」
俺たちは、一路、10階層へと歩を進める。
時々、魔物が現れる以外には、他チームに攻撃されたりすることはないし。
おそらく、俺たちを襲ってくるような連中ならかなりの自信がある連中だろう。
「ほんとに楽しみだな!」
俺は、わくわくしていた。
この野外訓練では、学年に関係なく行動することが許されている。
中には、上級生と組んで行動している連中だっているし、同級生同士でつるむのもありだ。
まあ、俺たちは、俺たちだけで単独行動してるけどな!
俺たちは、マップを手に先を急いだ。
なにしろ時間が限られている。
3日間の間に奪えるだけ奪わなくてはならないのだ。
効率よくいきたいものだ。
そう思っていたら、5階層に降りた辺りで妙な気配を感じて俺は、足を止めた。
「エドワード君?」
「いよいよ、始めるぞ!」
俺は、にぃっと笑う。
「狩りの時間だ!」
24
あなたにおすすめの小説
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
ゲームちっくな異世界でゆるふわ箱庭スローライフを満喫します 〜私の作るアイテムはぜーんぶ特別らしいけどなんで?〜
ことりとりとん
ファンタジー
ゲームっぽいシステム満載の異世界に突然呼ばれたので、のんびり生産ライフを送るつもりが……
この世界の文明レベル、低すぎじゃない!?
私はそんなに凄い人じゃないんですけど!
スキルに頼りすぎて上手くいってない世界で、いつの間にか英雄扱いされてますが、気にせず自分のペースで生きようと思います!
転生したけど平民でした!もふもふ達と楽しく暮らす予定です。
まゆら
ファンタジー
回収が出来ていないフラグがある中、一応完結しているというツッコミどころ満載な初めて書いたファンタジー小説です。
温かい気持ちでお読み頂けたら幸い至極であります。
異世界に転生したのはいいけど悪役令嬢とかヒロインとかになれなかった私。平民でチートもないらしい‥どうやったら楽しく異世界で暮らせますか?
魔力があるかはわかりませんが何故か神様から守護獣が遣わされたようです。
平民なんですがもしかして私って聖女候補?
脳筋美女と愛猫が繰り広げる行きあたりばったりファンタジー!なのか?
常に何処かで大食いバトルが開催中!
登場人物ほぼ甘党!
ファンタジー要素薄め!?かもしれない?
母ミレディアが実は隣国出身の聖女だとわかったので、私も聖女にならないか?とお誘いがくるとか、こないとか‥
◇◇◇◇
現在、ジュビア王国とアーライ神国のお話を見やすくなるよう改稿しております。
しばらくは、桜庵のお話が中心となりますが影の薄いヒロインを忘れないで下さい!
転生もふもふのスピンオフ!
アーライ神国のお話は、国外に追放された聖女は隣国で…
母ミレディアの娘時代のお話は、婚約破棄され国外追放になった姫は最強冒険者になり転生者の嫁になり溺愛される
こちらもよろしくお願いします。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる