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7 マルムト攻防戦
7ー1 生き残り
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7ー1 生き残り
俺たちは、1時間ほどでマルムトの町へと到着した。
俺は、王立学園で使っている運動用の軽装に焦げ茶色のマントをはおり鞄を肩からたすき掛けにしている。
腰には、『時巡りの剣』を下げているが俺の仕事は、騎士たちとは異なり魔物寄せの魔道具の気配を探すことだった。
「いいですか?レイダール男爵。私たちから離れないように!」
騎士たちのリーダーである王都の第3騎士団副団長であるラナさんが俺に命じる。
俺は、こくこくと頷いた。
準備が整った騎士達と俺は、マルムトの町の入り口に並んで中をうかがう。
残念なことだが中には、もう、人の気配はないようだ。
俺は索敵の『魔法』を展開した。
マルムトの町は、小さな町だ。
町の上空から見下ろす感覚で町を見渡す。
どうやら魔物たちは、町でも一際大きな屋敷を根城にしているようだ。
残りは、町にある神殿の支部に集まっている?
俺は、『魔眼』を凝らした。
「神殿の中に何人かの人が生きている?」
「なんだって?」
ラナさんが俺を信じられないものを見るような目で見た。
「生き残りがいるのか?」
「ああ」
俺は、片目を押さえて頷く。
「今のところ、女神の守護で守られているようだが、もう、あまり長くはもたないだろう」
ラナさんがちっと舌打ちする。
「部隊を二つに分ける!私とレイザール男爵とあと5人は、一路神殿を目指す。残りは、町長の屋敷へ向かえ!」
そうして俺たちは、町の中へと踏み込んだ。
町の中は、呼吸をするのも苦しいぐらいの瘴気に溢れていた。
俺は、先を行くラナさんの背を見失わないように懸命に走った。
辺りには、魔物は、あまり見当たらない。
魔物は、夜行性だ。
日の光が差す日中は、暗い場所で動かないことが多い。
ふた手にわかれた俺たちは、それぞれ目的の場所へと急いだ。
しかし、この瘴気は、厄介だな!
俺は、口の回りを布でおおっていたがそれでも防ぎきれない瘴気を吸い込んでしまい胸が焼けるように痛む。
なんとかこの瘴気だけでも消せないものか?
俺は、走りながら懐から『魔法書』を取り出す。
「聖気薄瑞」
呟くと俺を中心とした辺りの瘴気が消えていくのがわかった。
呼吸が楽になる。
ラナさんがちらっと俺を振り向いた。
「もうすぐ神殿につく。我々が先導して中に入るので、レイダール男爵は、援護を頼む!」
「わかりました!」
俺は、返事をすると立ち止まった。
5メートルほど先に神殿だったのであろう建物が見える。
騎士たちは、そのまま神殿内部へとすすんでいくので俺は、それぞれに身体強化の『魔法』を付与する。
俺たちは、1時間ほどでマルムトの町へと到着した。
俺は、王立学園で使っている運動用の軽装に焦げ茶色のマントをはおり鞄を肩からたすき掛けにしている。
腰には、『時巡りの剣』を下げているが俺の仕事は、騎士たちとは異なり魔物寄せの魔道具の気配を探すことだった。
「いいですか?レイダール男爵。私たちから離れないように!」
騎士たちのリーダーである王都の第3騎士団副団長であるラナさんが俺に命じる。
俺は、こくこくと頷いた。
準備が整った騎士達と俺は、マルムトの町の入り口に並んで中をうかがう。
残念なことだが中には、もう、人の気配はないようだ。
俺は索敵の『魔法』を展開した。
マルムトの町は、小さな町だ。
町の上空から見下ろす感覚で町を見渡す。
どうやら魔物たちは、町でも一際大きな屋敷を根城にしているようだ。
残りは、町にある神殿の支部に集まっている?
俺は、『魔眼』を凝らした。
「神殿の中に何人かの人が生きている?」
「なんだって?」
ラナさんが俺を信じられないものを見るような目で見た。
「生き残りがいるのか?」
「ああ」
俺は、片目を押さえて頷く。
「今のところ、女神の守護で守られているようだが、もう、あまり長くはもたないだろう」
ラナさんがちっと舌打ちする。
「部隊を二つに分ける!私とレイザール男爵とあと5人は、一路神殿を目指す。残りは、町長の屋敷へ向かえ!」
そうして俺たちは、町の中へと踏み込んだ。
町の中は、呼吸をするのも苦しいぐらいの瘴気に溢れていた。
俺は、先を行くラナさんの背を見失わないように懸命に走った。
辺りには、魔物は、あまり見当たらない。
魔物は、夜行性だ。
日の光が差す日中は、暗い場所で動かないことが多い。
ふた手にわかれた俺たちは、それぞれ目的の場所へと急いだ。
しかし、この瘴気は、厄介だな!
俺は、口の回りを布でおおっていたがそれでも防ぎきれない瘴気を吸い込んでしまい胸が焼けるように痛む。
なんとかこの瘴気だけでも消せないものか?
俺は、走りながら懐から『魔法書』を取り出す。
「聖気薄瑞」
呟くと俺を中心とした辺りの瘴気が消えていくのがわかった。
呼吸が楽になる。
ラナさんがちらっと俺を振り向いた。
「もうすぐ神殿につく。我々が先導して中に入るので、レイダール男爵は、援護を頼む!」
「わかりました!」
俺は、返事をすると立ち止まった。
5メートルほど先に神殿だったのであろう建物が見える。
騎士たちは、そのまま神殿内部へとすすんでいくので俺は、それぞれに身体強化の『魔法』を付与する。
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