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10 婚約と姑と5人の亜人
10-6 ハムスター大行進!
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10ー6 ハムスター大行進!
こうして俺たちは、3人で協力して何百匹ものハムスター型眷族を造っていった。
気がつくと部屋の中は、足の踏み場もないほどのハムスターたちに囲まれていた。
俺のハムスターたちは、黒色。ラクアスは、茶色。キティは、白い色だった。
俺たちは、それぞれの眷族を城の中へと放った。
この小さなスパイたちの目を通して俺たちは、城の中のいたるところを覗くことが可能となった。
俺は、椅子に深く身を預けると目を閉じた。
闇の中を駆け巡る数百の目を通してすごい量の情報が俺の中へと流れ込んでくる。
どこだ?
俺は、探していた。
どこに、いるんだ?
俺が探しているものは、3つ。
1つは、ラクアスの母ちゃんの居場所。
もう1つは、亜人たちの部屋。
それらは、すぐに見つかった。
そして。
最後の1つは・・
俺は、目を開いた。
「見つけた」
俺は、ニヤリと笑った。
「さぁ、反撃を始めようか?」
その夜、俺は、城の厨房にハムたちを潜り込ませると、奴等の食事に薬を盛った。
といっても、ただの眠り薬だけどな。
奴等が眠り込んだ後、俺は、ラクアスの母ちゃんと姉ちゃんの寝ているベッドへとそれぞれハムを潜り込ませ2人の体を調べさせた。
2人は、共に奴等の術の支配下にあった。
俺は、2人にかけられた術を解析すると、その術の上からハムを使ってさらに術をかけた。
ラクアスの母ちゃんと姉ちゃんと俺の意識が繋がるのがわかった。
『もうすぐ、あなた方は、解放されます。安心して』
『あなたは?』
姉ちゃんが俺にきいた。
『俺は、あなた方の味方です。ラクアスの仲間です』
『ラクアスの?』
母ちゃんが俺に訊ねた。
『ラクアスは・・あの子は、無事なんですか?』
『大丈夫だよ。無事だ』
俺は、答えた。
『あなた方にちょっと協力して欲しいんです』
次の日の朝、城の中は、なんだかしんと静まり返っていた。
俺とラクアスとキティは、のんびりと部屋でお茶を飲んでいた。
突然、ドアがばん、と開き、アレイアスが飛び込んできた。
奴は、俺を見ると開口一番、
「何をした?」
「はい?」
俺は、わざとらしく目をパチクリさせて奴を見つめた。
「何か?」
「とぼけるな!」
アレイアスが叫んだ。
「シャラに何をした?」
「何って?」
俺は、とぼけ続けた。アレイアスの瞳が燃えるように赤く輝いた。
「いい加減にしろ、この魔女め!」
「いい加減にって言われても、なんのことだかほんとに、わからなくって」
俺が言うと、アレイアスがすたすたと歩み寄って来て俺の胸元を掴んで立たせて、もう一度きいた。
「答えろ!シャラに何をした?」
くすっと俺は、笑った。
「シャラがどうかしたの?」
「貴様・・」
「もしかして、シャラが寝坊してるとか?」
俺は、微笑んだ。
「シャラは、とっても疲れてるのかもね」
アレイアスは、頬をかっと上気させて怒っていた。
こうしてみると、案外、こいつは幼く見えるな。
「ここから出るな!いいな!」
アレイアスは言うと、俺たちに背を向けた。
「この部屋から出たら、殺す!」
「わかったよ、アレイアス兄様」
俺は、ニヤリと笑った。
「決して、俺たちは、ここから動かないよ」
こうして俺たちは、3人で協力して何百匹ものハムスター型眷族を造っていった。
気がつくと部屋の中は、足の踏み場もないほどのハムスターたちに囲まれていた。
俺のハムスターたちは、黒色。ラクアスは、茶色。キティは、白い色だった。
俺たちは、それぞれの眷族を城の中へと放った。
この小さなスパイたちの目を通して俺たちは、城の中のいたるところを覗くことが可能となった。
俺は、椅子に深く身を預けると目を閉じた。
闇の中を駆け巡る数百の目を通してすごい量の情報が俺の中へと流れ込んでくる。
どこだ?
俺は、探していた。
どこに、いるんだ?
俺が探しているものは、3つ。
1つは、ラクアスの母ちゃんの居場所。
もう1つは、亜人たちの部屋。
それらは、すぐに見つかった。
そして。
最後の1つは・・
俺は、目を開いた。
「見つけた」
俺は、ニヤリと笑った。
「さぁ、反撃を始めようか?」
その夜、俺は、城の厨房にハムたちを潜り込ませると、奴等の食事に薬を盛った。
といっても、ただの眠り薬だけどな。
奴等が眠り込んだ後、俺は、ラクアスの母ちゃんと姉ちゃんの寝ているベッドへとそれぞれハムを潜り込ませ2人の体を調べさせた。
2人は、共に奴等の術の支配下にあった。
俺は、2人にかけられた術を解析すると、その術の上からハムを使ってさらに術をかけた。
ラクアスの母ちゃんと姉ちゃんと俺の意識が繋がるのがわかった。
『もうすぐ、あなた方は、解放されます。安心して』
『あなたは?』
姉ちゃんが俺にきいた。
『俺は、あなた方の味方です。ラクアスの仲間です』
『ラクアスの?』
母ちゃんが俺に訊ねた。
『ラクアスは・・あの子は、無事なんですか?』
『大丈夫だよ。無事だ』
俺は、答えた。
『あなた方にちょっと協力して欲しいんです』
次の日の朝、城の中は、なんだかしんと静まり返っていた。
俺とラクアスとキティは、のんびりと部屋でお茶を飲んでいた。
突然、ドアがばん、と開き、アレイアスが飛び込んできた。
奴は、俺を見ると開口一番、
「何をした?」
「はい?」
俺は、わざとらしく目をパチクリさせて奴を見つめた。
「何か?」
「とぼけるな!」
アレイアスが叫んだ。
「シャラに何をした?」
「何って?」
俺は、とぼけ続けた。アレイアスの瞳が燃えるように赤く輝いた。
「いい加減にしろ、この魔女め!」
「いい加減にって言われても、なんのことだかほんとに、わからなくって」
俺が言うと、アレイアスがすたすたと歩み寄って来て俺の胸元を掴んで立たせて、もう一度きいた。
「答えろ!シャラに何をした?」
くすっと俺は、笑った。
「シャラがどうかしたの?」
「貴様・・」
「もしかして、シャラが寝坊してるとか?」
俺は、微笑んだ。
「シャラは、とっても疲れてるのかもね」
アレイアスは、頬をかっと上気させて怒っていた。
こうしてみると、案外、こいつは幼く見えるな。
「ここから出るな!いいな!」
アレイアスは言うと、俺たちに背を向けた。
「この部屋から出たら、殺す!」
「わかったよ、アレイアス兄様」
俺は、ニヤリと笑った。
「決して、俺たちは、ここから動かないよ」
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