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11 学園祭の花は、誰だ?
11-6 貴重な戦力ですよね!
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11ー6 貴重な戦力ですよね!
結局、俺とクロとキティとクロノのグループにラクアスとアレイアスは、入れられることになった。
「もうあなたたち、4人でも、6人でも同じでしょ?」
というのがアンナ先生の言葉だった。
俺たちは、腐れ縁からこいつらを押し付けられてしまったのだった。
放課後、学園内を案内しながら俺は、2人の近況を訊ねた。
アレイアスは、アラクシア王国の傭兵部隊の隊長を勤めていたが、この度、ラクアスがイーゼル王国の魔法学園に留学を希望したのに乗じてアラクシア王国の国王であるラクアスの父 アモン王がアレイアスをラクアスの従者として同行させたのだという。
アモン王いわく、
「より多くのことを学んでほしい」
とのことだったが、これはそう簡単なことではなかったらしい。
なにしろ、亜人であるアレイアスを正式な留学生として受け入れるのだ。
しかもさっきの教室で生徒たちが言っていたように、アレイアスの今の身分は奴隷だ。
亜人の奴隷を生徒として認めるかどうかで、ゴタゴタがあったらしい。
だが、じいちゃんがそこは、押しきったのだという。
「学びたいものを受け入れずして、なんの学園か」
それだけじゃなかった。
もともと、傭兵ギルドの亜人たちですら公には、まだ認められていない存在なのだ。
それは、天魔王連盟のせいだった。
天魔王連盟は、2つの大陸の交流について黙認してはいるが、認めているわけではなかった。
この状況でアレイアスの留学が認められたのは、おそらくルーラが動いたからでもあるのだろう。
「もっと、真剣に魔法を学びたくなったんだ」
ラクアスが俺に言った。
「それに、もう一度、君に結婚の申し込みをしたかったから」
なんですと?
俺は、亜人の侵略事件が片付くとすぐにラクアスとの婚約を解消してもらった。
ラクアスの母ちゃんたちは、とても残念がっていたけどな。
姑であるラクアスの母ちゃんは、思っていたほどには姑という感じではなかった。
どっちかというと若々しくって、姉ちゃんみたいな人だった。
美人でラクアスによく似ていて、優しくっていい人だ。
母ちゃんだけじゃなく、父ちゃんであるアモン王もいい人だった。
だが、俺は、ラクアスと結婚なんてできそうにない。
だって、俺は、男だからな!
初心忘れるべからず。
男と結婚するぐらいなら一生清い身でいた方がましだ!
だから、俺は、ラクアスの求婚は受けられない。
ラクアスは、俺の表情が強ばるのに気づいて付け加えた。
「今は、まだ受け入れてもらえなくってもいい。この学園にいる間に君の心を変えてみせる」
「私もだ。メリッサ」
アレイアスも言った。
「必ずお前を私の妃にしてみせる」
はい?
俺は、ハトマメ状態だった。
なんで、この人がこんなこと言ってるわけですか?
「私は、お前に教えられた。世界は、広い。自分より強い者は、たくさんいるのだと」
アレイアスが俺に言った。
「私は、この学園にいる間にお前に勝利して、お前をグラナダ大陸へ連れ帰る」
無理!
無理ですから!
俺は、2人に迫られて困りきっていた。
こんなときに限って、クロの奴、クラス対抗試合のことでアンナ先生に呼び出されてるし。
俺は、涙目になりながら2人の相手をしていた。
あの駄猫め!
後で、お仕置きだ!
とにかく、俺は、この状況をなんとかしようと努力をした。
「あの、お前たちには、いきなりかもだけど、クラス対抗試合に出場してもらいたくって」
俺は、話を変えるためにも切り出した。
2人とも俺の申し出に快く頷いてくれた。
アレイアスは、剣技の部に出場することになった。
そして、ラクアスは、ゴーレムリレーにヒナとピナどちらかの代わりに出場することになった。
「よろしく頼むよ、2人とも」
俺が言うと、2人は、笑顔で答えた。
「「任せてくれ、メリッサ」」
結局、俺とクロとキティとクロノのグループにラクアスとアレイアスは、入れられることになった。
「もうあなたたち、4人でも、6人でも同じでしょ?」
というのがアンナ先生の言葉だった。
俺たちは、腐れ縁からこいつらを押し付けられてしまったのだった。
放課後、学園内を案内しながら俺は、2人の近況を訊ねた。
アレイアスは、アラクシア王国の傭兵部隊の隊長を勤めていたが、この度、ラクアスがイーゼル王国の魔法学園に留学を希望したのに乗じてアラクシア王国の国王であるラクアスの父 アモン王がアレイアスをラクアスの従者として同行させたのだという。
アモン王いわく、
「より多くのことを学んでほしい」
とのことだったが、これはそう簡単なことではなかったらしい。
なにしろ、亜人であるアレイアスを正式な留学生として受け入れるのだ。
しかもさっきの教室で生徒たちが言っていたように、アレイアスの今の身分は奴隷だ。
亜人の奴隷を生徒として認めるかどうかで、ゴタゴタがあったらしい。
だが、じいちゃんがそこは、押しきったのだという。
「学びたいものを受け入れずして、なんの学園か」
それだけじゃなかった。
もともと、傭兵ギルドの亜人たちですら公には、まだ認められていない存在なのだ。
それは、天魔王連盟のせいだった。
天魔王連盟は、2つの大陸の交流について黙認してはいるが、認めているわけではなかった。
この状況でアレイアスの留学が認められたのは、おそらくルーラが動いたからでもあるのだろう。
「もっと、真剣に魔法を学びたくなったんだ」
ラクアスが俺に言った。
「それに、もう一度、君に結婚の申し込みをしたかったから」
なんですと?
俺は、亜人の侵略事件が片付くとすぐにラクアスとの婚約を解消してもらった。
ラクアスの母ちゃんたちは、とても残念がっていたけどな。
姑であるラクアスの母ちゃんは、思っていたほどには姑という感じではなかった。
どっちかというと若々しくって、姉ちゃんみたいな人だった。
美人でラクアスによく似ていて、優しくっていい人だ。
母ちゃんだけじゃなく、父ちゃんであるアモン王もいい人だった。
だが、俺は、ラクアスと結婚なんてできそうにない。
だって、俺は、男だからな!
初心忘れるべからず。
男と結婚するぐらいなら一生清い身でいた方がましだ!
だから、俺は、ラクアスの求婚は受けられない。
ラクアスは、俺の表情が強ばるのに気づいて付け加えた。
「今は、まだ受け入れてもらえなくってもいい。この学園にいる間に君の心を変えてみせる」
「私もだ。メリッサ」
アレイアスも言った。
「必ずお前を私の妃にしてみせる」
はい?
俺は、ハトマメ状態だった。
なんで、この人がこんなこと言ってるわけですか?
「私は、お前に教えられた。世界は、広い。自分より強い者は、たくさんいるのだと」
アレイアスが俺に言った。
「私は、この学園にいる間にお前に勝利して、お前をグラナダ大陸へ連れ帰る」
無理!
無理ですから!
俺は、2人に迫られて困りきっていた。
こんなときに限って、クロの奴、クラス対抗試合のことでアンナ先生に呼び出されてるし。
俺は、涙目になりながら2人の相手をしていた。
あの駄猫め!
後で、お仕置きだ!
とにかく、俺は、この状況をなんとかしようと努力をした。
「あの、お前たちには、いきなりかもだけど、クラス対抗試合に出場してもらいたくって」
俺は、話を変えるためにも切り出した。
2人とも俺の申し出に快く頷いてくれた。
アレイアスは、剣技の部に出場することになった。
そして、ラクアスは、ゴーレムリレーにヒナとピナどちらかの代わりに出場することになった。
「よろしく頼むよ、2人とも」
俺が言うと、2人は、笑顔で答えた。
「「任せてくれ、メリッサ」」
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