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11 学園祭の花は、誰だ?
11-7 現 魔導師団長登場ですと?
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11ー7 現 魔導師団長登場ですと?
クロは、その日の夕方、俺とは別に1人で家に帰ってきた。
「遅かったな、クロ」
俺は、つっけんどんにクロを出迎えた。
だが、クロの奴は、俺を見ると小さく溜め息をついて、部屋へと戻ろうとした。
「クロ?」
「・・ん・・」
クロは、不機嫌そうで、しかも疲れている様だった。
クロは、何も言わずに俺の部屋のベッドの上で聖獣化して丸まった。
なんだ?
俺は、いつも元気なクロが弱っているのを見て、いぶかしんでいた。
何があったわけ?
俺の足元をウロウロしているナノも心配そうに俺を見上げていた。
俺は、ベッドの上で丸まっているクロの背を優しくブラッシングしてやった。
「どうしたんだ?クロ。元気出せよ」
「どうもしてねぇし」
クロは、尻尾の先で俺をペシペシと叩きながら喉を鳴らした。俺は、クロの喉元をブラシで擦ってやった。
「言ってみろよ。何があったのか」
クロは、グルグルといいながら、俺の膝の上に乗って来た。
「実は・・」
クロは、重い口を開いた。
なんでも、今日、クロがアンナ先生のもとに呼び出されて行くと、見知らぬおっさんがいたのだという。
おっさんの名前は、グロウリー・ダリウスさん。
この国の現 魔導師団長だった。
「魔導師団長?」
俺は、クロにきいた。
「なんでそんなものがお前のところに?」
「それが・・」
クロは、話を続けた。
魔導師団長 ダリウスさんは、クロに言ったらしい。
「初めてお目にかかります・・と言ったらよろしいのですか?聖獣シュトナ様」
マジか?
クロの正体がばれてるんですか?
俺が問いかけようとすると、クロが言葉を継いだ。
「俺は、もちろんとぼけようとしたんだが、奴は強気だった」
「とぼけるのは、やめてください。私は、その辺の目病みとは違うのですから」
魔導師団長 は、言った。
「メリッサ様が生きていることは、わかっております。なぜ、生きていることを明かされないのかも理解しております」
彼は、続けた。
「それをふまえた上でお願いしたいことがあるのです」
「あいつは、俺に言ったんだよ。クラス対抗試合でわざと負けるようにってな」
クロは、苦々しげに言うと、尻尾をぶんぶんと振り回した。
「つまり、俺たちにガーランド公国へ帰れ、といいたいんだろうよ」
なんですと?
「じいちゃんには?」
「ああ」
クロが頷いた。
「じいさんにはもう相談した。だが、じいさんが言うには」
「私は、この世に苦手なものが2つある。天魔王連盟のルーラ殿とそれと、グロウリー・ダリウス、だ」
じいちゃんは、そう言ったが、一応、調べておくとは約束はしてくれた。
「それで?なんで、お前がそんなに落ち込んでるんだよ?」
俺は、クロの背をブラッシングしながらきいた。すると、クロは、答えた。
「だってよ、お前が絶対勝つって言ってたから」
なるほど。
俺は納得した。
「わかった、クロ。お前は、もう、クラス対抗試合には、出場しなくってもいい」
「なんで?」
クロがガバッと起き上がった。
「俺を見限るつもりなのか?メリッサ」
「違うって」
俺は、クロの背をポンポンと叩いた。
「ただ、奴等の脅しに乗ってやろうと思っただけだよ」
クロは、その日の夕方、俺とは別に1人で家に帰ってきた。
「遅かったな、クロ」
俺は、つっけんどんにクロを出迎えた。
だが、クロの奴は、俺を見ると小さく溜め息をついて、部屋へと戻ろうとした。
「クロ?」
「・・ん・・」
クロは、不機嫌そうで、しかも疲れている様だった。
クロは、何も言わずに俺の部屋のベッドの上で聖獣化して丸まった。
なんだ?
俺は、いつも元気なクロが弱っているのを見て、いぶかしんでいた。
何があったわけ?
俺の足元をウロウロしているナノも心配そうに俺を見上げていた。
俺は、ベッドの上で丸まっているクロの背を優しくブラッシングしてやった。
「どうしたんだ?クロ。元気出せよ」
「どうもしてねぇし」
クロは、尻尾の先で俺をペシペシと叩きながら喉を鳴らした。俺は、クロの喉元をブラシで擦ってやった。
「言ってみろよ。何があったのか」
クロは、グルグルといいながら、俺の膝の上に乗って来た。
「実は・・」
クロは、重い口を開いた。
なんでも、今日、クロがアンナ先生のもとに呼び出されて行くと、見知らぬおっさんがいたのだという。
おっさんの名前は、グロウリー・ダリウスさん。
この国の現 魔導師団長だった。
「魔導師団長?」
俺は、クロにきいた。
「なんでそんなものがお前のところに?」
「それが・・」
クロは、話を続けた。
魔導師団長 ダリウスさんは、クロに言ったらしい。
「初めてお目にかかります・・と言ったらよろしいのですか?聖獣シュトナ様」
マジか?
クロの正体がばれてるんですか?
俺が問いかけようとすると、クロが言葉を継いだ。
「俺は、もちろんとぼけようとしたんだが、奴は強気だった」
「とぼけるのは、やめてください。私は、その辺の目病みとは違うのですから」
魔導師団長 は、言った。
「メリッサ様が生きていることは、わかっております。なぜ、生きていることを明かされないのかも理解しております」
彼は、続けた。
「それをふまえた上でお願いしたいことがあるのです」
「あいつは、俺に言ったんだよ。クラス対抗試合でわざと負けるようにってな」
クロは、苦々しげに言うと、尻尾をぶんぶんと振り回した。
「つまり、俺たちにガーランド公国へ帰れ、といいたいんだろうよ」
なんですと?
「じいちゃんには?」
「ああ」
クロが頷いた。
「じいさんにはもう相談した。だが、じいさんが言うには」
「私は、この世に苦手なものが2つある。天魔王連盟のルーラ殿とそれと、グロウリー・ダリウス、だ」
じいちゃんは、そう言ったが、一応、調べておくとは約束はしてくれた。
「それで?なんで、お前がそんなに落ち込んでるんだよ?」
俺は、クロの背をブラッシングしながらきいた。すると、クロは、答えた。
「だってよ、お前が絶対勝つって言ってたから」
なるほど。
俺は納得した。
「わかった、クロ。お前は、もう、クラス対抗試合には、出場しなくってもいい」
「なんで?」
クロがガバッと起き上がった。
「俺を見限るつもりなのか?メリッサ」
「違うって」
俺は、クロの背をポンポンと叩いた。
「ただ、奴等の脅しに乗ってやろうと思っただけだよ」
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