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3 『ヴェータ』沼の聖女
3ー1 ジャムなんてどう説明すればいい?
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3ー1 ジャムなんてどう説明すればいい?
『まったく!』
ルキエルが呆れたように私の周りを飛び回る。
『あなたは、大人しくしておくということができないんですか?』
「すみません・・・」
私は、返す言葉もなかった。
ここに来て2日目には、小屋の周囲の水を浄化してしまった。そして、3日目には、小屋をツリーハウス状態にしてしまった。
でも、誰も困ってる人は、いないよね?
どちらかというと喜ばれてるし!
ご近所さんたちは、きれいな水を手に入れられるし、おまけに美味しい木の実まで食べられる。
私も小屋の周囲を取り囲むクルの木に登って木の実を捥いでいた。
てか、クルの実ってドングリぐらいの大きさじゃなかったっけ?これ、リンゴくらいの大きさになってるんですけど!
私は、捥いだクルの実を下で待っているルシアさんに渡して下のデッキに降りた。
エリクさんは、小屋が壊れるって怒ってたけど、根を張ったクルの木は、ここだけ浄化されている水中へと根を伸ばして蔓延っていてこれ以上は、小屋に被害を及ぼしそうにはない。
ルシアさんは、ほくほく笑顔でデッキに山盛りになっているクルの実を見ている。
「これだけあればしばらくは食べ物に困らないですね、エリク様」
「ああ」
エリクさんは、苦虫を噛み潰したような顔で私を見ている。でも、そんな顔をしててもイケメンっぷりには変わりないから不思議だ。
私は、クルの実を1つ手に取るとデッキから水面へと手を伸ばしてアライグマみたいに洗うと水を払ってかぶりついた。
うん。
シャクシャクして甘酸っぱい!
大きさは変わっても美味しさは変わらないというお得さ。
しかも、クルの木は、とってもとっても次々に実をつけていく。
「これ、売れませんかね?」
ルシアさんがおずおずとエリクさんに訊ねるとエリクさんが肩をすくめた。
「好きにすればいいさ。ユイが作ったものだ。私は、関係ない」
ええっ!
エリクさん、冷たい?
乙女心が傷ついちゃう!
でも、そんなエリクさんも素敵!
私は、ルシアさんに提案した。
「これ、売ってもいいけど、ただ売るよりジャムにでもしてみたらどうかな」
「ジャム?」
ルシアさんが食いついてくる。
「それは、どんな食べ物ですか?」
「クルの実を煮る、パンにつけて食べる、わかった?」
私は、片言でジャムを説明する。てか、ジャムなんてどう説明すればいいわけ?
『まったく!』
ルキエルが呆れたように私の周りを飛び回る。
『あなたは、大人しくしておくということができないんですか?』
「すみません・・・」
私は、返す言葉もなかった。
ここに来て2日目には、小屋の周囲の水を浄化してしまった。そして、3日目には、小屋をツリーハウス状態にしてしまった。
でも、誰も困ってる人は、いないよね?
どちらかというと喜ばれてるし!
ご近所さんたちは、きれいな水を手に入れられるし、おまけに美味しい木の実まで食べられる。
私も小屋の周囲を取り囲むクルの木に登って木の実を捥いでいた。
てか、クルの実ってドングリぐらいの大きさじゃなかったっけ?これ、リンゴくらいの大きさになってるんですけど!
私は、捥いだクルの実を下で待っているルシアさんに渡して下のデッキに降りた。
エリクさんは、小屋が壊れるって怒ってたけど、根を張ったクルの木は、ここだけ浄化されている水中へと根を伸ばして蔓延っていてこれ以上は、小屋に被害を及ぼしそうにはない。
ルシアさんは、ほくほく笑顔でデッキに山盛りになっているクルの実を見ている。
「これだけあればしばらくは食べ物に困らないですね、エリク様」
「ああ」
エリクさんは、苦虫を噛み潰したような顔で私を見ている。でも、そんな顔をしててもイケメンっぷりには変わりないから不思議だ。
私は、クルの実を1つ手に取るとデッキから水面へと手を伸ばしてアライグマみたいに洗うと水を払ってかぶりついた。
うん。
シャクシャクして甘酸っぱい!
大きさは変わっても美味しさは変わらないというお得さ。
しかも、クルの木は、とってもとっても次々に実をつけていく。
「これ、売れませんかね?」
ルシアさんがおずおずとエリクさんに訊ねるとエリクさんが肩をすくめた。
「好きにすればいいさ。ユイが作ったものだ。私は、関係ない」
ええっ!
エリクさん、冷たい?
乙女心が傷ついちゃう!
でも、そんなエリクさんも素敵!
私は、ルシアさんに提案した。
「これ、売ってもいいけど、ただ売るよりジャムにでもしてみたらどうかな」
「ジャム?」
ルシアさんが食いついてくる。
「それは、どんな食べ物ですか?」
「クルの実を煮る、パンにつけて食べる、わかった?」
私は、片言でジャムを説明する。てか、ジャムなんてどう説明すればいいわけ?
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