エロくてすみません

トモモト ヨシユキ

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    翌日は、僕たちは、皆でオプションの観光に行った。僕は、水族館をまわりながら、昨日の夜のことを考えていた。
   沢村は、一晩中、何度も、僕を抱いた。僕は、抱かれた数以上に達して、いかされた。しまいには、僕は、いきすぎて、大量の液体を放出してしまった。
   「あっ、あっ、いやぁっ!」
   僕は、粗相をしてしまったと思って、啜り泣いた。沢村は、そんな僕に優しくキスして言った。
   「大丈夫、だ。お漏らしじゃないから」
   沢村が言うには、それは、潮吹きというものらしい。沢村は、僕の感度のよさを褒めていたけど、僕は、ただただ、恥ずかしくて頬を染めて、俯いていた。
   沢村の腕の中に抱かれて、僕は、朝日を見た。気が付くと、僕たちは、一晩中、一睡もすることなく、お互いを求めあっていた。
   僕は、巨大な水槽の前で、欠伸をしていた。
   「あらら、昨日は、沢村さんに寝かせてもらえなかったんだ」
   「古矢さん」
    僕は、真っ赤になって言った。
   「そ、そんなこと、ない、です」
   「本当に?」
   古矢が訳知り顔で、にっと笑った。
       「向こうで、沢村さんも、眠そうにしてたから、てっきり、そういうことかとおもったんだけど」
   「それは、その・・」
    僕があわあわなっていると、古矢の後ろから沢村が現れて僕の肩を抱いて言った。
   「あんまり、虐めないでやってくださいよ、古矢さん」
   「ナイト登場、だ」
   古矢が、笑って言った。
  「二人の邪魔をしたら悪いから、僕は、向こうに行くね。じゃ、また、後でね、レイちゃん」
   「あっ・・」
   古矢を見送る僕を後ろから抱き締めて、沢村は、そっと、僕の髪にキスして言った。
   「お前を虐めていいのは、俺だけだ」
   「沢村さん」
   僕は、僕を抱き締める沢村の腕をぎゅっと握りしめた。
       その日は、まるで、夢の様に過ぎていった。僕と沢村は、人目もはばからずにいちゃついていた。社長が、僕たちを見て、少し、悔しそうに言った。
   「やけるわぁ、ホンマに。熱々やん」
   「こいつに、誰も、もう、手を出さないでください。こいつは、俺のものだから」
   沢村が、宣言した。
   僕は、何だか、むずむずしていた。僕は、沢村のこと、好きなのかもしれない。あんな出会いだったけど、僕たちは、本当に、恋に落ちたのかもしれない。そんな風に、僕は、思い出していた。
         夕食後、改発が、沢村に声をかけた。
  「ちょっと、ええか、沢村くん」
   「なんですか?改発さん」
   「明日の撮影のことなんやけど」
   改発が言って、沢村の表情が変わった。沢村は、僕に、先に部屋に戻っているように言うと、改発と一緒に彼の部屋へといってしまった。
  僕は、一人で、部屋に戻ると、テレビを見て過ごしていた。
  沢村は、なかなか、戻らなかった。
  僕は、何だか、不安になった。
  改発は、明日の撮影のこと、と言っていた。
   明日、何があるのだろうか。
  確か、予定では、本番の撮影と同時進行で緊縛写真集の撮影をするらしかった。
  「一粒で二度おいしい、や」
   とか、社長は、言っていたのだが、何か、問題がおきたのだろうか。
   沢村は、深夜になっても戻ってこなかった。僕は、一人、待っているうちに、眠り込んでいた。
   いつ頃だったのだろうか。
  ベットで眠り込んでいる僕の横に、沢村が座っている気配を感じて、僕は、眠ったまま微笑んでいた。沢村は、僕に毛布をかけて、しばらく、僕の寝顔を見つめていた。そして、僕の髪を撫でて、言った。
        「ごめん、レイちゃん。また、お前を泣かせることになるな」
  「んっ・・沢村、さ・・」
   僕は、もごもご呟いて、そのまま、眠り続けた。
  朝、目覚めたときには、沢村の姿はなく、僕は、一人だった。

    その日、僕たちは、那覇市内にあるスタジオを借りて撮影をすることになっていた。僕は、撮影前に、沢村と話したかったのだが、朝食の時も、スタジオへの移動中も、沢村と話す機会はなかった。
   僕は、少し離れたところから、沢村の様子を伺っていたが、沢村は、決して、僕の方を見ようとはしなかった。僕の胸を不吉な予感がよぎっていた。そして、それは、すぐに現実になった。
        スタジオは、明るくて、開放的なところだった。今までの、あの場所との違いに、僕は、少し、安心していた。
   時間が来ると、沢村ではなく、古矢が僕に声をかけて、楽屋に案内してくれた。僕は、きいた。
   「沢村さんは?」
   「彼は、撮影の準備があるから」
   古矢に促されて、僕は、服を脱いでいった。
  「今日は、本番だから」
   そう言って、古矢が僕に後ろを向いて、腰を上げるようにと言ったとき、僕は、あれ、だと思った。僕は、慌てて言った。
   「古矢さん、それは、沢村さんにしてもらえませんか?」
   古矢は、困ったような顔をして僕を見ていたが、やがて、僕に、少し、待っているようにと告げて、部屋を出ていった。
   しばらくして、ドアが開いて現れた沢村は、にこりともせずに、黙って僕を後ろに向かせると壁に手をつかせて、僕の尻を押し開いて、それを差し込み、冷たい液体を注入した。
    沢村は、それが終わると、僕に黙って背を向けた。僕は、沸き起こる便意を堪えて、沢村に言った。
  「沢村さん、なんで?」
   僕の問いに、沢村は、冷たく言った。
   「すぐに、わかる」
        トイレを済ませた僕を、古矢が迎えにきた。
   「行こうか、レイちゃん」
   僕は、頷いた。
   機材の並んだスタジオに、いつものスタッフが待っていた。僕は、中央に進むと、改発の前にひざまづいた。改発は、嬉しそうに笑って言った。
   「ほなら、始めまひょか」
    改発は、いつもと同じように、僕を縛っていった。彼は、僕に、囁いた。
  「今日は、レイちゃんの記念すべき日になるで」
   「えっ?」
   「沢村に聞いてへんのんか?」
    改発は、そう言うと、何度も、繰り返し呟いた。
   「そうか、沢村になんも、聞いとらんのんか。あいつも、ほんま、酷い奴やっちゃで。レイちゃんやて、心の準備ちゅうもんがあるやろうに」
   何があるのか、僕が聞こうとしたとき、改発が、僕を椅子に座らせて、足を開かせて固定した。僕は、下半身を丸見えにされて、全身が真っ赤に染まっていった。
   「いい光景だなぁ」
   固定されたカメラの後ろから、ガウン姿の杉谷が歩み寄ってきた。
  「今日は、よろしくね、レイちゃん」
   杉谷に言われて、僕は、驚いてきいた。
       「えっ?沢村さんが相手役じゃないんですか?」
  「聞いてないんだ」
  杉谷が面白がるような様子で言った。
  「今日は、俺と、改発さんが相手役だよ」
   「えっ?」
   僕は、ショックを受けていた。相手役が沢村じゃない。しかも、二人、だって?
   「そんなの、嫌です」
   僕は、なんとか逃れようと体を動かしたが、縄が体に食い込んでいくだけだった。そんな僕に、杉谷は、ため息をついて、ガウンを脱ぎ捨てて言った。
   「さっさとすまそう、レイちゃん」
   「ほなら、いくでぇ。覚悟しいや、レイちゃん」
   僕の背後から改発の声がして、改発の手が僕の乳首をぎゅっと摘み上げた。僕は、痛みに呻いて、体を捩った。
   「やめてっ!沢村さん!」
       「沢村さんやったら、呼んでも無駄やで」
   改発が僕の乳首を指で揉み潰しながら、笑った。
   「あいつも、今日のことは、了承済みやし、まあ、レイちゃんも、楽しんでや」
  「あぁっ!・・っ!・・」
   改発に胸の突起を噛まれて、僕は、痛みに顔を歪めた。改発は、僕のそこを舐め吸い付いた。
  「レイちゃんのここ、かわいいなぁ、ぷくっと膨れてきて、赤こうなっとる」
   「ぅんっ・・も、やめてっ!沢村さん!」
   「けなげやなぁ、レイちゃんは。あんな、薄情な男、やめとき。俺やったら、ほんまに好きな子にこんなことさせへんで」
   改発は、そう言うと、僕の腫れ上がったそこを小さな鈴のついたクリップできゅっと挟んだ。僕は、痛みに涙を流して叫んだ。
  「っ!!・・やめてぇっ!取って、痛い!・・」
   「やめて言われてやめるわけがあらへんがな」
  改発は、僕の股間へと手を伸ばしてきた。
  「かわいいレイちゃんの大事なとこは、どんな具合や?おお、いやいや、言うとるわりにしっかり、立っとるやないか」
  改発に言われて、僕は、頬を赤く染めて、呻いた。改発は、僕のものを握って擦り出した。僕は、びくんと体を反らし、僕の胸にぶら下げられた鈴がちりんと音を鳴らした。
  「レイちゃん、まず、一回、いかしたらな落ち着かんわな」
   「ああっ!・・いやっ、やめっ・・」
   改発の手で擦られて、僕のものは、達してしまった。改発は、自分の掌に吐き出された僕の精を僕の目の前でぺろりと舐めた。
  「レイちゃんの、おいしいわぁ」
   「ああ・・・」
   僕は、悔しさと、諦めの混じったため息をついた。改発は、にやっと笑って言った。
   「じゃあ、いよいよ、レイちゃんの本丸、堕とさせてもらいまひょか」
       「あっ・・・」
    改発は、僕の開かれた両足の間にひざまづくと、僕のさらされた後孔をまじまじと見つめた。彼の視線を感じて、僕は、屈辱に顔を反らして堪えていた。改発は、感嘆のため息をついて言った。
   「ほんまレイちゃんのここ、かわいいわぁ。ぎゅっとすぼまって、何者も受け付けへん言うとるみたいで」
   改発は、にぃっと僕を見上げて笑った。
  「責め堕として、思う存分、哭かせてやりとうなるわ」
   「あぁっ・・」
   改発は、僕の下半身に冷たいローションを垂らした。僕は、恐怖に震えていた。
  その時、視界の隅に、沢村の姿が見えた。
  「沢村さん!」
   僕は、叫んだ。
  沢村は、部屋の隅の壁にもたれて僕が改発の手で凌辱されるのを黙って見つめていた。その冷たく突き刺さるような眼差しに僕は、もう、僕を助けてくれる者なんて誰もいないことを悟った。
  改発は、僕の後孔に指を差し込んで、ほぐし始めた。指を根本まで突き刺すと、それで僕の中を掻き乱す。僕は、嫌悪感を覚えて、腰を揺らした。
  「抜いて・・それ、早く、抜いてぇっ!」
   「まあ、待ちいな、レイちゃん。ゆっくりとな」
   改発は、僕の中を探りながら指を抽挿した。異物感が、だんだんと快感に変わっていくのに僕は、声を殺して抗っていた。改発は、笑った。
  「レイちゃん、もっと、鳴いてや、かわいい声を聞かせたって」
  「うっ・・んんっ・・」
  僕の中をたっぷりと弄った後で、改発は、指を抜いた。
      「じゃあ、杉谷さん、お願いしますわ」
   「選手交代、だな」
   杉谷は、改発に代わって僕の前に立った。彼は、その一物を僕の後孔へとあてがい一気に貫いた。その、屹立の固さと大きさに僕は、悲鳴を上げた。僕は、貫かれたその瞬間に、精をはいてしまった。改発が、嬉しそうに叫んだ。
   「ところてん、やで、レイちゃん」
  「いやぁっ、あぁっ、抜いて、も、だめぇっ、こんな、無理ぃっ!」
   僕は、全身を揺らして、逃れようとした。涙を流して狂い哭く僕に、杉谷は、囁いた。
  「んっ、レイちゃんの中、熱くて、きつい。も、すぐ、いっちゃいそう」
  そして、杉谷は、腰をスライドさせて言った。
   「も、我慢できない。動くよ、レイちゃん」
   「あぁっ!・・だめぇっ!・・動いちゃ、いやぁっ!」
        僕は、杉谷に深く突かれて、身悶えしよがり声を上げた。改発は、よがり哭く僕の前に手を伸ばして、擦り出した。
  「こっちも、遊んだらな、な」
  僕は、杉谷の大きなもので突かれ、改発に前を弄られて、意識が朦朧としてきていた。ただ、遠くで、自分の喘ぐ声が聞こえていた。
   最後に僕が見たのは、あえぎ、泣きながら狂ったように腰を振る僕を見つめている沢村の姿だった。
   見ないで。
   僕は、心の中で叫んでいた。
  
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