武闘派レディース同士の潰し合いタイマン特攻服バトル

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第4話 公園でのタイマン 加奈 vs 紗枝 激闘の決着

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 それでも、紗枝も、必死に両脚を振り上げて加奈の胸に押しあて、加奈の体を反らそうとする。加奈は、上半身に力を入れてこらえながら手を放し、紗枝の顔に強烈なパンチを降り注ぐ。紗枝は、顔を赤く腫らしながらも必死に両手で防御する。
加奈「ほらほら、顔を守りたいなら、もうギブアップしなさいよ」
紗枝「その程度のパンチじゃ効かねえんだよ」

 紗枝は、両脚に一気に力を入れ、加奈の体を反らせ、自分の体を起こして、逆にマウントをとる。紗枝がパンチの嵐を注いだのも一瞬で、加奈がまた逆に脚の力でブリッジから紗枝の体を引きずり降ろし、マウントをとる。
加奈「どうやらあたしのパワーの方が上みたいね」
紗枝「パワーだけで勝てるほど甘くねえんだよ」

 紗枝は、ブリッジで加奈の体を裏返そうとするが、加奈は脚と背筋に力を入れて踏ん張る。
 紗枝が両脚を振り上げて、加奈の体を反らせようとすると、逆に紗枝の両脚をつかみ、紗枝の顔の上にまで押しつけようとする。しかし、紗枝は、右脚をばたつかせて加奈の胸や肩を蹴る。
その1本が加奈の顎に入り、加奈の圧力が緩む。紗枝は、両脚で加奈の上半身に蹴りを連打し、加奈の体を蹴り放す。そして、紗枝の渾身の蹴りが加奈の股間に入り、加奈は顔をしかめて尻もちをつく。
加奈「おら、どこを蹴ってんだよ」
紗枝「あら、ごめんなさい。でも、喧嘩じゃそこを蹴ってでも勝てばいいのよ。どうせ、ろくでもない男にしか使わねえだろ?」
 紗枝は、立ち上がったが、加奈は、みぞおちと股間のダメージからグラウンドで防御する体勢のままである。
紗枝「もう立ち上がれないなら、私のKO勝ちでいいかしら」
加奈「あんたにKOできるわけないだろ。いんちき技で勝とうなんてとこが甘いんだよ」
 加奈が下から紗枝のすねに蹴りを入れる。

紗枝「じゃあ、完璧にKOしてあげる」
 紗枝は、加奈の脚に踏みつけや回し蹴りを入れていく。隙あらば、股間やみぞおちへの追撃も狙う紗枝に対し、加奈も必死に防御する。
紗枝「いい眺めだわ。あんたの太い脚もこれで使いもんにならないわね。ふふふ」
 紗枝が油断する姿勢を見せたとき、加奈は、左脚で踏ん張り、右脚で強烈な回し蹴りを紗枝の太ももに打ち込んだ。
 まともに入った紗枝は、左足がしびれて、攻撃を止める。そして距離をとる。加奈も、必死に立ち上がり、紗枝が動けないと見るや強烈なタックルを決めて押し倒す。
 紗枝は、何とか受け身をとり、腕で加奈の首をフロントチョークで絞め、両脚で加奈の胴体を挟み込む。
 加奈は、腕力を生かして紗枝の腹や胸に強烈なパンチを入れていく。紗枝は、痛みに耐えながら、全力でフロントチョークをかけ、絞め上げようとする。

 さすがの加奈も、顔が紅潮し、よだれが垂れ始めている。
紗枝「さあ、失神しないうちにギブアップしなさいよ」
加奈「するわけねぇだろ…」

 加奈は、苦しい体勢ながらパンチを振るい、そのうちの一発が紗枝の股間に入る。
紗枝「何すんだよ。いんちき攻撃は、あんたの方じゃない」
加奈「お返ししただけだよ」

 紗枝は、加奈の胴体から脚を外し、左脚を加奈の首にかけ、右脚を加奈の脇の下から絡めて、三角絞めの体勢をとる。そして、加奈の左腕を両手でつかんで絞める。
紗枝「よくも、あたしの体をここまで痛めつけてくれたわね。これであんたを落としてあげるわ」
加奈「しぶといわね…。このタコみたいな柔らかい脚…どけなさいよ…」
紗枝「しなやかと言ってほしいわね」

 加奈は、三角絞めをかけられながらも、右腕で紗枝のボディーや腕を激しく攻撃し、苦しい表情ながら、紗枝の左腕をつかみ、そのまま背筋も使って高く持ち上げると、地面に背中から落とす。

床に叩きつけられた紗枝は、うめき声を上げるが、脚は放さない。

加奈は、再び紗枝の体を持ち上げたものの、高く上げる前に自分がよだれを垂らしてひざまずいた。

紗枝「ほら、もうろうとしてるじゃない。パワーだけじゃ喧嘩に勝てないのよ」
加奈「この臭え脚…放せよ…」
 紗枝は、自分の太ももの間でもがく加奈の顔に下からパンチを入れる。
紗枝「もうそろそろ限界でしょ。負けを認めなさいよ…」
加奈「くそぉ……。ギブ…アップ…」
 紗枝は、その声を聞くと、加奈を放して、立ち上がり両手でガッツポーズを作った。
 美闘レディースのメンバーたちが大歓声を上げる。

 先鋒戦は、美闘レディースの紗枝が勝利を飾った。

紗枝「勝ったぞー!美闘最強!」
美闘レディースのメンバーたちは、歓声を上げ、ハイタッチで喜び合う。
美咲「よくやった!紗枝!これで勢いづくぞ。あたしが出る幕ないかもな」

 一方の麗紅レディースのメンバーたちは、苦虫を噛み潰したような表情で、喜ぶ美闘レディースを睨んでいる。
 這うようにして戻った加奈は、意気消沈している。
加奈「すみません…総長。ちょっと油断してしまい…」
なほみ「まあ、気にするな。このあと2連勝すりゃいいだけだから」
 なほみは、詩緒里と顔を見合わせ、軽くうなずき合った。
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