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第3話 公園でのタイマン パワーの加奈 vs テクニックの紗枝 中盤戦
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蹴り合いになると、お互いの蹴りが時おり当たるが、紗枝のリーチが長い分、深く入っていく。加奈は、がむしゃらにパンチを振るっていくが、紗枝の反射神経に阻まれてクリーンヒットはしない。
加奈「あんた、逃げてばかりじゃない。戦意喪失なの?」
紗枝「そんなわけないでしょ。あんたのフットワークが重いから、当たらないだけよ」
紗枝は、飛び跳ねるように左右に動いて挑発する。
加奈「そんなに無駄な体力使ってたら、ばてて動けなくなるわよ」
紗枝「あたしは、持久力もあるから大丈夫よ。それにあんたより、あたしの攻撃の方がちゃんと当たってるじゃない。効いてるんでしょ」
加奈の頬は、赤く腫れてきている。
加奈「あんたの小手先の攻撃なんて、空気みたいなもんよ。もっと正々堂々と踏み込んで来なさいよ」
加奈は、荒い息遣いで怒鳴る。
紗枝は、その姿ににやりとする。
紗枝「あんたの策略には乗らないわ。あたしは、馬鹿みたいな殴り合いじゃなくて、無傷のまま勝ちたいの。綺麗な顔に傷つけたくないのよ」
加奈「たいした顔でもないくせに、生意気なのよ」
紗枝「汚い肌のあんたに言われたくないわ。悔しかったら捕まえてみなさいよ」
加奈「おう、捕まえて、あんたの顔をボコボコにしてやるよ」
紗枝は、加奈に近づき、指で「来い!来い!」とおどけながら、加奈が動くと素早い動きで距離をとる。加奈が踏み込んでくると横に動いで避けながら、加奈にジャブを入れたり、前蹴りで距離をとったりする。
両者とも、ボンタンには蹴られたときについた土の跡がついている。紗枝の方が優勢だけに、加奈は、少し足を引きずり始めている。パンチを受けた顔の赤み具合も同様に、加奈の方がひどい。
紗枝は、間合いをはかりながら、加奈が踏み込んでパンチを空振りしたのに合わせて、右のハイキックを振るう。紗枝の紫のボンタンから繰り出される素早くしなやかな蹴り。
想定外の高い蹴りに、加奈は、避けきれず、まともに受けて尻もちをつく。
それでも、背中を地面につけて、防御の体勢をとる。
紗枝「びっくりしただろ?あたし、体が柔らかいのよ。これでKO勝ちってことでいい?」
紗枝は、加奈を見下ろす。
加奈「あんたこそ、あたしの方がパワーがあるから、かかってこれないんでしょ」
紗枝「追い打ちをかけるまでもないと思っただけよ。あんた、まだ戦意があるんだ」
加奈「当たり前だろ。これくらいで負けを認めるほど柔じゃねえんだよ」
加奈は、立ち上がると、意を決したように攻勢をかける。紗枝は、左右前後に動きながら反撃するが、加奈は、パンチを受けながらも、強引に突進。
距離を詰めると、加奈は、紗枝の右腕を左手でつかみ、さらに右手で紗枝の髪の毛をつかんだ。
加奈「ちょこちょこ当てた打撃だけで勝とうっていうのが甘いんだよ」
紗枝「おら、あたしの綺麗な髪に触るんじゃねえよ」
加奈「茶色に染めすぎて、ばさばさに傷んでるじゃねえか」
紗枝「やめろよ」
紗枝は、蹴りや突きで離れようとしたが、加奈は、紗枝に体を密着させるように近づき、一気に押し込んだ。
加奈「さあ、捕まえたわよ」
紗枝「ううっ。あんたの打たれ強さは認めてあげるわ。でも、残念だったわね。あたしは、離れても組んでも強いのよ」
紗枝は、右脚を加奈の左脚に外からかけ、強引に押し倒そうとする。加奈は、一瞬、体勢を崩されかかったものの、すぐに立て直し、逆に右腕を紗枝の首に巻きつけて、強引に投げ飛ばす。
そのまま、加奈は、パワーを生かして紗枝を抑え込む。紗枝も、加奈の両脚を外側から絡めて、自由には動かせないようにする。
加奈「もう逃げられないわ。ギブアップしなさい」
紗枝「うるせぇ、どけよ。あんた、重いだけで、何も効かねえんだよ」
紗枝は、苦しそうにしながらも、必死に両脚で踏ん張り、空いている左腕で加奈の胸をつかむように押し込んで裏返す。
加奈「あんた、どこをつかんでるんだよ」
紗枝「いいでしょ。ちょうどつかみやすい大きさなんだから」
しかし、紗枝の首に右腕を回して固めている加奈は、すぐにまたパワーで紗枝の体を裏返して、上になる。
苦しい紗枝は、空いている左腕で必死に加奈の脇腹にパンチを入れたり、足をばたつかせて抵抗するが、密着しているだけに威力がない。
紗枝は左腕を加奈の喉元に押し込み、のど輪に全力をかける。我慢比べとなるが、のどを強烈に攻められた加奈の方が体を反らされる。
しかし、加奈は、紗枝の左腕も取り、そのままマウントをとって押さえつける。
加奈「ぜぇっぜぇっ…。もう逃げられないわよ」
加奈「あんた、逃げてばかりじゃない。戦意喪失なの?」
紗枝「そんなわけないでしょ。あんたのフットワークが重いから、当たらないだけよ」
紗枝は、飛び跳ねるように左右に動いて挑発する。
加奈「そんなに無駄な体力使ってたら、ばてて動けなくなるわよ」
紗枝「あたしは、持久力もあるから大丈夫よ。それにあんたより、あたしの攻撃の方がちゃんと当たってるじゃない。効いてるんでしょ」
加奈の頬は、赤く腫れてきている。
加奈「あんたの小手先の攻撃なんて、空気みたいなもんよ。もっと正々堂々と踏み込んで来なさいよ」
加奈は、荒い息遣いで怒鳴る。
紗枝は、その姿ににやりとする。
紗枝「あんたの策略には乗らないわ。あたしは、馬鹿みたいな殴り合いじゃなくて、無傷のまま勝ちたいの。綺麗な顔に傷つけたくないのよ」
加奈「たいした顔でもないくせに、生意気なのよ」
紗枝「汚い肌のあんたに言われたくないわ。悔しかったら捕まえてみなさいよ」
加奈「おう、捕まえて、あんたの顔をボコボコにしてやるよ」
紗枝は、加奈に近づき、指で「来い!来い!」とおどけながら、加奈が動くと素早い動きで距離をとる。加奈が踏み込んでくると横に動いで避けながら、加奈にジャブを入れたり、前蹴りで距離をとったりする。
両者とも、ボンタンには蹴られたときについた土の跡がついている。紗枝の方が優勢だけに、加奈は、少し足を引きずり始めている。パンチを受けた顔の赤み具合も同様に、加奈の方がひどい。
紗枝は、間合いをはかりながら、加奈が踏み込んでパンチを空振りしたのに合わせて、右のハイキックを振るう。紗枝の紫のボンタンから繰り出される素早くしなやかな蹴り。
想定外の高い蹴りに、加奈は、避けきれず、まともに受けて尻もちをつく。
それでも、背中を地面につけて、防御の体勢をとる。
紗枝「びっくりしただろ?あたし、体が柔らかいのよ。これでKO勝ちってことでいい?」
紗枝は、加奈を見下ろす。
加奈「あんたこそ、あたしの方がパワーがあるから、かかってこれないんでしょ」
紗枝「追い打ちをかけるまでもないと思っただけよ。あんた、まだ戦意があるんだ」
加奈「当たり前だろ。これくらいで負けを認めるほど柔じゃねえんだよ」
加奈は、立ち上がると、意を決したように攻勢をかける。紗枝は、左右前後に動きながら反撃するが、加奈は、パンチを受けながらも、強引に突進。
距離を詰めると、加奈は、紗枝の右腕を左手でつかみ、さらに右手で紗枝の髪の毛をつかんだ。
加奈「ちょこちょこ当てた打撃だけで勝とうっていうのが甘いんだよ」
紗枝「おら、あたしの綺麗な髪に触るんじゃねえよ」
加奈「茶色に染めすぎて、ばさばさに傷んでるじゃねえか」
紗枝「やめろよ」
紗枝は、蹴りや突きで離れようとしたが、加奈は、紗枝に体を密着させるように近づき、一気に押し込んだ。
加奈「さあ、捕まえたわよ」
紗枝「ううっ。あんたの打たれ強さは認めてあげるわ。でも、残念だったわね。あたしは、離れても組んでも強いのよ」
紗枝は、右脚を加奈の左脚に外からかけ、強引に押し倒そうとする。加奈は、一瞬、体勢を崩されかかったものの、すぐに立て直し、逆に右腕を紗枝の首に巻きつけて、強引に投げ飛ばす。
そのまま、加奈は、パワーを生かして紗枝を抑え込む。紗枝も、加奈の両脚を外側から絡めて、自由には動かせないようにする。
加奈「もう逃げられないわ。ギブアップしなさい」
紗枝「うるせぇ、どけよ。あんた、重いだけで、何も効かねえんだよ」
紗枝は、苦しそうにしながらも、必死に両脚で踏ん張り、空いている左腕で加奈の胸をつかむように押し込んで裏返す。
加奈「あんた、どこをつかんでるんだよ」
紗枝「いいでしょ。ちょうどつかみやすい大きさなんだから」
しかし、紗枝の首に右腕を回して固めている加奈は、すぐにまたパワーで紗枝の体を裏返して、上になる。
苦しい紗枝は、空いている左腕で必死に加奈の脇腹にパンチを入れたり、足をばたつかせて抵抗するが、密着しているだけに威力がない。
紗枝は左腕を加奈の喉元に押し込み、のど輪に全力をかける。我慢比べとなるが、のどを強烈に攻められた加奈の方が体を反らされる。
しかし、加奈は、紗枝の左腕も取り、そのままマウントをとって押さえつける。
加奈「ぜぇっぜぇっ…。もう逃げられないわよ」
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