武闘派レディース同士の潰し合いタイマン特攻服バトル

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第6話 中堅戦 麗紅のキック女王 詩緒里 vs 美闘の黒豹 琴美 攻防

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琴美「あたしに絞め落とされるのが怖くて、脱いだんだろ?」
 琴美は、立ち上がって、詩緒里を睨みながら構える。
詩緒里「服を武器に使ってるんじゃねえよ。正々堂々と体一つで勝負してみろよ」
琴美「言い訳だけは上手いわね。どんな展開になってもあたしの勝ちよ」
詩緒里「麗紅の底力を舐めるんじゃねえよ」
 身軽になった詩緒里は、長い手足を生かしたパンチと蹴りの猛攻をかける。

 琴美は、押されがちになるが、猛攻を受けながらも、カウンターでパンチや蹴りを当て返す。
 それでも、紫の特攻服が動きを鈍らせていると感じた琴美は、自ら特攻服の上着を脱ぎ捨てる。

 日焼けして張りがある肉体とともに、肩から背中にかけての龍の入れ墨、そして、腕の薔薇や黒豹の入れ墨に、麗紅レディース側から大きなどよめきが起きる。

琴美「ふふふ、びっくりした?あたし、美闘の黒豹と恐れられているのよ。びびって逃げるなら今のうちよ」
詩緒里「墨入れてたらびびると思ったら大間違いよ。あたしは、これまで墨入れた女を何人もボコボコにしてきてるんだから」
琴美「その辺の女と一緒にするんじゃねえよ」

 琴美は、突進し、豪快なパンチを振るっていく。詩緒里は、しっかり顔面を両腕でガードし、ジャブを返すが、時おり琴美の強烈なボディーが入って顔をしかめる。
琴美「あんた、薄っぺらいお腹ががら空きなのよ」
詩緒里「うぐっ…。鍛えて引き締まってるから効かないんだよ」

 詩緒里は、接近戦を嫌い、前蹴りや膝蹴りを繰り出して、距離を取ろうとする。

 2人は、激しく動きながら、パンチや蹴りを繰り出し、相手をKOしようとする。

 そして、琴美が豪快なパンチを空振りして、バランスを崩しかけたところに、詩緒里のハイキックが琴美の顎にヒットした。

 琴美は、尻から崩れ落ち、仰向けになった。飛び込んで追い打ちをかけようとする詩緒里の胴体を両脚で挟んで防御する。

詩緒里「この短い脚、邪魔なんだよ」
琴美「たまたまヒットしただけで、調子に乗るんじゃねえよ」

 琴美は、下からパンチを振り上げるが、下になっているだけに分が悪い。逆に詩緒里のパンチを顔に被弾して、クリンチするようにしがみつく。
 上半身がサラシだけの女2人が体を密着させてせめぎ合う姿に、両レディースのメンバーたちは熱狂の声を上げる。
 まるで黒豹と白豹が喧嘩をしているかのようだ。

詩緒里「抱きつくんじゃねえよ。キモいんだよ」
琴美「抱きついただけなわけねえだろ」
 琴美は、下からフロントチョークを決めようと腕を詩緒里の首に回す。
詩緒里は、もがきながら、両手で琴美の腕をつかみ、極められるのを防ぐ。
琴美「特攻服がなくても、あんたを絞め落とせるってことを教えてやるよ」
詩緒里「あたしを絞め落とせる奴なんて、いねえんだよ…」
 詩緒里は、苦しげな表情で叫ぶが、よだれを垂らす。

琴美「これ以上、無様な姿さらしたくなかったらギブアップしなさいよ」
詩緒里「するわけねえだろ。あたしの体は全身筋肉なのよ。あんたみたいな贅肉はねえんだよ」
 琴美は、必死に防御する詩緒里の下から抜け出し、バックに回って、上から覆いかぶさる。

 詩緒里は、亀のように地面にへばりついて、琴美が極めようと腕を首にねじいれてくるのをしのごうとする。
 琴美も、このチャンスを生かして一気に決めようと、執拗に詩緒里のバッグからスリーパーを狙っていく。しかし、詩緒里は、うつぶせになった体勢から琴美の腕をつかむと、腰を上げて琴美の体を背負うように投げる。
 琴美は、背中から床に落ち、琴美の腹に詩緒里が膝を落とした。

 詩緒里は、ゆっくりと立ち上がり、琴美と距離をとり、赤くなった首のあたりを気にしながら、呼吸を整える。
 琴美も、すぐに腹を押さえながら立ち上がり、詩緒里をにらむ。
琴美「ううぅ…。これ以上苦しい思いをしたくなければ、負けを認めなさい」
詩緒里「はあっ、はあっ…。あんたこそ、吐きそうな顔して何言ってるのよ」
琴美「あんた、よく見たらさらしがちっとも膨らんでないじゃない。胸もないくせに生意気なんだよ」
 琴美は、詩緒里に向かって踏み込み、さらしの上から乳房にパンチを入れる。
詩緒里「うぐっ。あんたも、大したことねえだろ」
 詩緒里も、お返しとばかり琴美の結構膨らんだ乳房にパンチを入れる。
琴美「ううっ。あんたの方がダメージでかいわよ」
詩緒里「どっちが効いてるか、すぐに分かるわよ」
 詩緒里は、言い返すのと同時に琴美の乳房にパンチを入れる。両者ともにパンチの入れ合いになる。
 両腕で顔面をしっかりガードしながら、ノーガードの胸にパンチを打ち合う姿は、まるで空手で意地の張り合いをしているようだ。

 互角の展開だが、2人ともかなり体力を消耗しており、だんだんと足取りが重くなってきている。
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