セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち

第９話 放課後の体育館での一騎討ち その４

　美帆は、マウントをとられないように必死に脚をばたつかせて右脚で真凛の体を蹴って放そうとする。そのうちに一発が真凛の顔面に入り、真凛は、顔をそむける。
　美帆は、真凛の腹や胸を蹴って真凛の体を放す。真凛は、手を放して立ち上がった。
真凛「あたしの端正な顔を蹴るんじゃないわよ」
美帆「喧嘩じゃ、こんな蹴りは当たり前よ。この程度でびびってるんじゃないわよ」
真凛「びびって、必死になってんのはあんたじゃない」
　真凛は、美帆のふくらはぎや太ももを蹴っていく。
美帆「汚い顔をちょっと蹴られたくらいで、むきになってるんじゃないわよ」
　美帆は、下から蹴り返す。真凛は、踏みつけ攻撃をしかけるが、美帆は、何とか両脚を曲げてそれを防いでいく。
　美帆の太ももとふくらはぎは、赤くなってきている。
真凛「そろそろギブアップしなきゃ、立てなくなるわよ」
美帆「きっちり防御してるから、何も効いてないんだよ」
真凛「脂肪のついた脚が腫れてミンチみたいになってるじゃない」
美帆「もやしみたいな体して、大きな口叩くんじゃねえよ」
　美帆は、起き上がると、真凛の脚にタックルを入れていく。しかし、真凛は素早い動きで、かわすようにタックルを切ると、上から覆いかぶさるようにして首に腕をからめて押さえつける。

真凛「もう体が動かなくなってるじゃない。あたしの蹴りがかなり効いているみたいね」
美帆「ごちゃごちゃ、うるさいんだよ」
　美帆は、両手で真凛の腕をつかんで自分の首から放そうとする。
真凛「あら、その程度の言い返ししかできないの。口も体もあたしに負けね。さっき顔を蹴られたお返しに、その愛嬌のないお顔に膝を入れてあげようかしら」
美帆「やめろよ」
　美帆は、片手を真凛の腕から放して、自分の顔の前に出し、蹴りに警戒する。
真凛は、美帆の首を持ち上げるようにして起こすと、勢いよく右膝蹴りを美帆の腹に入れる。
真凛「あんたと一緒にしないで。お顔は、さすがにかわいそうだから、あんたのたるんだお腹にしておいてあげたわ」
　美帆は、床に横向きになり、くの字になって、痛みに耐える。
　真凛は、立ち上がって、脇腹を踏みつけるように蹴りを入れていく。
真凛「防御しないなら、ギブアップしなさいよ」
美帆「いつまでも……調子に乗ってるんじゃないわよ……」
　美帆は、あお向けになって膝を曲げ、何とか防御の体勢をとる。美帆のスカートがはだけて、紫のショーツが丸見えになる。
真凛「あんたこそ、いつまでも寝てるんじゃないわよ」
　真凛は、また強烈な蹴りを美帆の太ももやふくらはぎに入れていく。美帆も、必死に脚を振り上げて、真凛を蹴ろうとするが、なかなかクリーンヒットしない。

　真凛は、軽やかにジャンプすると、美帆のボディーにストンピングをすると見せかけて、美帆の頭上を超えて着地し、美帆の髪の毛を引っ張って引きずり込むと、脚を美帆の首にからめて首四の字固めをかける。
真凛「どう？あたしのジャンプ力に驚いたでしょ」
美帆「うぐぅっ……。この臭え股どけろよ」
真凛「あら、それはあんたのお口の臭いなんじゃないの。お腹を蹴ってぼこぼこにしてあげたから、えずいてるだけでしょ」
美帆「効いてねえんだよ」
真凛「その割には、こんな無様な格好してるのねえ」
　真凛は、さらに脚に力を入れて絞め上げる。
真凛「早くギブアップしないと汚い顔がつぶれちゃうわよ。上からも叩いてもっと潰してあげるわ」
　真凛は、絞め上げながら掌底も入れていく。美帆は、真凛の脚を両腕で外そうとしていたが、今度は掌底を防ぐためにガードする。美帆の顔は、紅潮して腫れてきている。