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君を愛すると何度でも
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◇後始末◇
国王は王子二人共、臣籍降下とする。
荒れた領地を与え、一定以上の収穫を上げるようになるまで、王都への帰還を禁じた。
次期国王には、他国へ嫁いだ国王の妹から、養子をとる。
神官長は、従来の聖女の選抜方法を改め、聖女を希望する全ての者たちに教育を与えることにした。
然るべく教育を受けた者たちが、神殿で祈祷し加護を授かれば、出自に関係なく聖女の身分を与えるとし、多くの国民に支持された。
クローバー聖女の三人は、剃髪し、諸国巡礼を命じられる。
各人が、それぞれ一万人を救うことが出来れば、還俗して良いと。
脱落しないように神官が付き、女神の威光を国の隅々にまで広げる役割である。
ミーナスに薬物を投与した医者たちは、その身を後進の医学教育に捧げることになる。
新しい薬物や治療方法の実験体になったのだ。
そして数年後。
ミーナスは二人の子どもの母となる。
夫のイリオスは、国王直属の近衛騎士として、今も王宮勤務だ。
ミーナスが作る御守りを、彼は今も、胸に入れている。
「行ってくる」
「はい。お気をつけて」
見送るミーナスを、イリオスは抱き寄せる。
「今日は早く帰ってくるから、待っていてくれ。
愛してるよ、ミーナ」
繰り返す何万回もの「愛している」を、ミーナスは胸で温める。
体中に流れる、エネルギーを感じる。
『君を愛することは、ない』
結婚式にイリオスが言ったセリフは、きっと女神が呑み込んでしまったと、ミーナスは思っている。
了
国王は王子二人共、臣籍降下とする。
荒れた領地を与え、一定以上の収穫を上げるようになるまで、王都への帰還を禁じた。
次期国王には、他国へ嫁いだ国王の妹から、養子をとる。
神官長は、従来の聖女の選抜方法を改め、聖女を希望する全ての者たちに教育を与えることにした。
然るべく教育を受けた者たちが、神殿で祈祷し加護を授かれば、出自に関係なく聖女の身分を与えるとし、多くの国民に支持された。
クローバー聖女の三人は、剃髪し、諸国巡礼を命じられる。
各人が、それぞれ一万人を救うことが出来れば、還俗して良いと。
脱落しないように神官が付き、女神の威光を国の隅々にまで広げる役割である。
ミーナスに薬物を投与した医者たちは、その身を後進の医学教育に捧げることになる。
新しい薬物や治療方法の実験体になったのだ。
そして数年後。
ミーナスは二人の子どもの母となる。
夫のイリオスは、国王直属の近衛騎士として、今も王宮勤務だ。
ミーナスが作る御守りを、彼は今も、胸に入れている。
「行ってくる」
「はい。お気をつけて」
見送るミーナスを、イリオスは抱き寄せる。
「今日は早く帰ってくるから、待っていてくれ。
愛してるよ、ミーナ」
繰り返す何万回もの「愛している」を、ミーナスは胸で温める。
体中に流れる、エネルギーを感じる。
『君を愛することは、ない』
結婚式にイリオスが言ったセリフは、きっと女神が呑み込んでしまったと、ミーナスは思っている。
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加護を返せるなんて スゴイ。
権力者って手のひらクルックル回すから、追放してるのに助けろなんて上から言っちゃう悪い奴らですからね。
いつまでたってもほっといてもらえないから、女神様に返還出来るって素晴らしい制度だと感動しました。
2人が本当に幸せになったんだなぁと安心出来ました。
ありがとうごさいます😊
ねねね様
感想、ありがとうございました!!
>加護
与えられるものなら、返すことをしても良いのではと思います。
そして求める人に授けることが出来るなら、それが一番かな、と。
>その後の2人
おかげさまで、しっかり幸せになってます~~
お読みくださいまして、ありがとうございました!!
完結おめでとうございます。サクサク読めました。
白湯咲多々良様
ありがとうございます!!
お読みくださいまして、心より感謝をいたします(*^-^*)