石材の中に居る

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石造りの部屋

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「出せ! ここから出せ!」

 一人の青年が四方を四角い石を積み重ねた状態で囲まれた部屋の中から叫んでいた。

「普通の村民である俺が、何をしたって言うんだ!」

 強めの口調、だが、既に幾度も叫び続け、喉は枯れていた。
 この石造りの部屋は、どこかの城の地下なのか、殆ど外の音は入ってこない。そして、その逆に、こちらからの声も殆ど届かない。

 話し相手は一人も居ない。一人でこの部屋に閉じ込められている。

 だが、基本毎日食事は来る。飲み水に関しては、部屋の端に少量だが、水が流れている。初めはその水を飲むのに抵抗があったが、思ったより旨く、今では木で作られたコップで普通に飲んでいる。

 その反対側には、垂れ流しだがトイレがあり、飲み水が流れてきている所から水が入り込み、匂いと物を流していった。そして、入り口の扉隣には暖かい毛布とベッドまで用意されていた。

 入り口は二つある。一つは、ベッド近くにある分厚い鉄の扉だ。分厚い事が何故わかるかというと、叩いてみてわかった。
 薄い鉄なら、叩けば軽い音がする。だが、この扉は叩いても石を叩いているかのような音しかしなかった。
 それに、開き戸なのか、引き戸なのかもわからない。こちら側につかむような場所が一つも無いものだった。そして、そこから大きく上に行った辺りで、ガラスの窓があった。窓と言っても、開くことは出来ないだろう。相当高い位置にあるのもそうだが、完全に石の壁に埋め込まれている形だったからだ。しかし、そこから入ってくる光は、自分の生きている時刻を教えてくれた。

 そして、もう一つの入り口。それは天井にあった。
 食事の時だけ、そこの扉が開く。しかし、高さは青年の身長の2倍以上あり、そこが開いた時に脱出する事は不可能だった。

 食事は1日2回。朝と夕方になる前の2回だ。基本、パンとスープ。それに少量の野菜か、肉が付くこともある。
 村で食べていた食事よりは、少し劣るが、凶作だった時に比べれば、遙かに豪華と言えた。
 その食事を出すときは、上からロープで吊して降ろしてくる。板の上に載っているため、こぼさないようにゆっくりと。

 一度それで脱出しようと思い、ロープをつかんだが、上でかなり揺らされ、力の限界が来て落ちてしまった。
 翌日も食事時を利用して脱出する事を考えたが、一向に食事は出てこず、結局その日は何も食べることが出来なかった。

 次の日、腹が鳴っているところで天井の入り口が開く。ゆっくりと食事が降ろされる。また脱出しようとロープをつかむが、また大きく揺らされ、落ちてしまった。
 そして、その翌日、予想したとおり、食事は出されなかった。ここ3日間で食べた食事は、前日、ロープを掴んだときに転げ落ちたパンを一つ、これだけであった。

 さすがに学び、脱出しようとすれば、食事が1日減らされると言うことが理解でき、翌日、翌々日は脱出することをしなかったため、1日2回の食事は無事に食べることが出来た。
 食器は、食事毎に入れ替えることになり、前日の皿を置かなければロープは上げられなかった。

 しかし、食事を板から降ろすときにもリスクがあった。体がロープに触れてしまうと、脱出しようと試みたということになり、翌日の食事が無くなってしまった。
 幾度も幾度も、その理不尽なことを嘆き、そして叫び、出してもらえるように要求する。
 しかし、彼がこの部屋に入れられてから、実は誰とも一言も話していない。
 そのため、叫ぶことも、話すことさえも辛くなっていき、どんどん話せなくなっていった。
 だが、さみしさを紛らわせるために、独り言は自然と増えていった。

「今日で何日目だろう……」

 突然、村に居たとき、城の兵士に暴力を振るわれ、そして気絶している間にここに入れられてしまった。

 父や母は心配しているだろう。厳しくも甘い両親。反抗期と言う物もあったが、あの二人から離れること、あの二人が亡くなること、これは本心では一度も思ったことが無い。恥ずかしさや、鬱陶しさから言葉に出してしまったことはある。

 だが、その言葉を聞いた両親の困ったような、そしてとても悲しい様な目は今でも思い出す事が出来る。
 それ以降、両親に対してはその様な言葉は一度も使ったことが無い。二人の悲しむ顔を見て、悲しませたくないと思ってしまった。つまり、自分はあの二人を愛しているのだと気づいてしまい、そんな人達に暴言を吐くことは出来なくなってしまった。

 それから、いやいやながらも両親の言うことを聞き、農作業に従事したり、市場で販売を手伝ったりしていた。
 恋もし、実ることはなかったが、今ではいい思い出と思えた辺りで、突然兵士に呼び止められた。
 名前を確認すると、いきなり殴られた。

 その平凡な毎日、何事もおかしいことのなかった毎日に、突然舞い込んだ自分への悲劇。そんな日から何日経っただろうか。1ヶ月以上経っているようにも思えるが、2週間ぐらいしか経っていないかもしれない。
 食事の回数も、貰える日ともらえない日を作ってしまったため、自分の中でも曖昧になる。

 さらに、料理が違えば覚えていたかもしれないが、全て一貫して同じ料理だ。朝夕のスープが少し違うのだけが救いなのと、肉と別の野菜のみしか楽しみがなかった。
 ただ、この場所から逃げられないことと、食事が止まることを考えると、少しずつでも食料を残しておくほうが良いと考え、今ではパンと長く持ちそうな芋を幾つか食べずに確保してある。置く場所等が無い為、自分のベッドの上にだが。



 しかし、ある時その自分の考えた予想が的中してしまった。
 ここ数日食事の供給が止まってしまっている。叫んでも元々一度も話したことがなかったが、その者たちからの反応も無い。そして、人の歩く気配なんて元々無かったが、以前より静かになっているような気もする。
 自分は見捨てられてしまったのか、このまま死を、餓死を待つしか無いのか。そのような不安が沸き立ってくる。
 思いがけない場所での死を考えると、両親に申し訳なく思い、涙が溢れ出てくる。

 その両親の悲しげな顔を思い出し、もうそのような顔はさせまいと誓った自分も思い出し、ここから脱出することを決意する。
 城の兵士に見つかるわけにもいかないが、現状何も向こうからの行動が無ければ、殺されるのと同じこと。そんなことを待っている理由も無い。あの温かい両親の元へと戻るために、行動を起こした。

 もう一度脱出場所を確認する。天井の扉。あの扉も金属製の扉であるため、そして、高さ的にそう簡単に開けられるとは思えない。ベッド隣の扉。これもそう簡単に動かせるものではなかった。
 だが、一番確実なのはこのベッド隣の扉になる。

 もう一度、扉を叩き、そして、押し、無理にでも横にずらそうとする。だが、一向に変わった反応は無かった。叩いても重い音。押しても、動かそうとしてもびくともしない。最初に断念した状態と同じだった。

 他に脱出できそうな場所といえば、水の注ぎ込んでくる細い穴。そして、それの流れていくトイレ。だが、トイレの穴も自分の頭が入るかどうかわからない大きさだ。ここからの脱出は不可能に近いだろう。

 他に調べてない所はないかと思い、確認するが、ベッドの反対側には壁があるだけだ。石で積み重ねてあるので、どこか石が押せたりしないかと色々な場所を押して見る。だが、やはりびくともしない。しかし、他の所も押して見るが、何一つとして反応がなかった。

 やはり、トイレを壊すしか無いのかと思った所、完全にベッドの存在を失念していた。パンや野菜、干し肉を置いているため、自分の中では一番近い場所で調べていたと思い込んでいたのだろう。
 力を入れてベッドをずらそうとするが、ほとんど動かなかった。だが、縦長の方向には少しだけ動いたため、絶対動かせないというわけでは無いことがわかった。

 ベッドのシーツを取り外してみると、人一人分潜れる高さの空間が見えてきた。高い所にある窓が光源であるため、ベッドの下は真っ暗でほとんど何も見えなかった。だが、手探りで背中を擦りつつ奥へと進む。扉がある頭側を触れながら進んだが、扉側には残念ながら何も無い。ベッドを抑えているのはこちら側では無いと思えたので、あまりこちらは重視しなかった。
 ベッドの端辺りまで来ると、当たり前のように壁があった。壁を手で触れながら調べるが、特に何もない。
 これで脱出する手段は無くなってしまったのかと諦めかけたが、気持ちを持ち直し、再度探していく。

 ベッドがほとんど動かなくなっている理由が何かを突き止めていない。その為、ベッドの隙間を手で触れていく。扉側からゆっくりと。そして、寝ている時自分の脇腹辺りに来た時、何か固くて冷たい鉄のような棒に当たる。
 それが、このベッドを引っ掛けて動かせないようにしている用に思えた。
 上下に動かすことができそうだったため、それを動かしてベッドを移動させれば良いと思い、力任せに動かそうとする。だが、かなり固く、ほとんど動かせない。寝ている状態だから力が入らないと言うだけのことも考えられ、全体重をかけるようにして鉄の棒を地面方向に傾ける。

 すると、ガコンと言う音と共にその棒は下がった。
 慌ててベッドの下から這い出てベッドを動かす。
 だが、その壁にはその棒が飛び出てるだけだった。
 そして、その棒をもう一度上下に動かしても、今は何も反応がなく、そして、抜き取ることもできなかった。
 結局、脱出するような場所は無く、トイレを壊せそうなものも無い。途方に暮れ、ベッドの上で寝転んでいたらいつの間にか意識を失ってしまっていた。




 再度目が覚めた時、相変わらず何も代わり映えのない部屋だった。太陽も昇り始め、部屋には光が入り込んでいた。

 食事ももう残り少ない。本来であれば1日分。無理をすれば4日分程度の食料。よくここまで持たせたと自分でも褒めてやりたい。だが、脱出できなければこの食料を維持できたことの意味はなくなる。
 このまま死を待つのは納得行かない為、抗いたい。しかし、腹の空き具合でいまいち思考が働かなかった。
 その為、残り少ないパンの一部を口に入れ、乾燥し始めた野菜も少し食べる。

 食べてからしばらくすると、少し思考が動き始める。
 四角の壁は全て出入り不可能なくらい硬いものだった。ベッドを移動してまで高いところを確認したわけじゃないが、そのようなことは多分無いだろう。陽の光の角度から考えると、ここは地下の可能性が高い。だから、石壁の外は土で埋まってるのかもしれないと考えたからだ。
 ただ、そこまで来たところですぐに気づく。それだと脱出は不可能だと。
 諦め切れない苛つきを、壁を蹴って紛らわす。
 だが、そこで蹴った先の物が動いた。
 慌てて確認してみると、その動いた物は絶対に動かないと思っていた鉄の扉だった。

「なんで……?」

 思わず独り言が漏れ、力が抜けてしまっていたが、逃げられることがわかり、全力でその扉を押す。
 すると、思ったより簡単に鉄の扉は開いていき、明るい光がそこから入ってきた。

「出られた……!」

 どのくらいの日数この中に閉じ込められていたのかわからないが、相当久しぶりに違う場所の空気を吸うことが出来、歓喜に震えていた。
 しかし、すぐに一度部屋の中に戻る。その理由はこのまま逃げ出してもすぐに捕まることもあるからだ。
 同じ場所に戻されるとは限らないため、残しておいた食料を全て食べつくしてしまおうということだ。
 久しぶりに満腹感まではいかないが、腹が膨らみ、心が満足する。
 そして、行動に移し、外に出る。

 だが、いきなり妙なものが目に入った。
 腰までの高さがある小さなテーブルに、装飾のきれいな短剣と、手紙のようなものが置いてあった。
 万が一誰かに遭遇しても、この短剣で戦えるだろうと思い、それを持ち、手紙も今読む訳にはいかないため、懐に入れて持っていく。

 そして、階段を上がっていくと、扉があり、そこから外に出ることが出来た。
 外の空気を胸いっぱいに吸い込む。だが、ふと妙な匂いが混ざっていることに気づく。

 血の匂いだった。

 慌てて周りを見渡すと、城壁が見え、やはりここが王城だったことが理解できた。
 だが、その血の匂いと合わせておかしなことがわかる。人が一人もいないのだ。
 王城でも端にある塔の地下だった為、人が少ないのかと思ったが、王城の城壁の上には、常に監視する兵士がいたように記憶している。

 それらが一人もいない状況と、先程の血の匂いを総合すると、王城は何かに襲われた事が想像できた。
 そこで、村にいた時にに聞いた噂を思い出す。近隣に大型のトロールが居ると、そしてそのトロールには知性があり、ゴブリンを使役していると言う話を。

 もし、その話が真実であれば、城下に広がっている村、自分の両親の居る村はひとたまりもないだろう。
 それに気づくとすぐに走り始めた。
 生きていてほしい。そう願いながら周りに散らばる血の跡、戦いの痕跡、そして、人間だったものであろう欠片等を視界に入れながら走り続ける。
 既にこの様子を見て、襲われたことは真実だと理解できた。だからこそ、両親が生きていてほしいと切実に願いながら走った。
 淡い、かすかな希望を持ちながら。

「父さん! 母さん!!」

 自分の家が見え、慌てて家に入る。外の惨劇はもう慣れ、家の状況も目に慣れてしまい、おかしいことは既に気づくことの出来る状況ではなかった。
 その為、家の中に入ってからようやくおかしいと気づくことが出来た。

 いつもの入り口のテーブルが隣の部屋の前に立てかけるようになっている。そして、その奥にあるベッドに本来付いているわけが無い色が付いていた。
 恐るおそるその部屋を覗きに行くと、大量の血がその場に撒き散らされていた。
 まだ、両親が死んだと思うことができなかったが、次に見つけた物で絶望を知ってしまった。



 両親と思われる左手、結婚指輪の付いた二人の左手が、少し大きな左手に、小さな左手が握られたままでその場に捨てられていたからだ。
 肌の色、手の大きさからして、母の左手首を握っているのが父の左手だろう。血の量を考えると、両親はこの部屋で、殺されてから連れ去られてしまったのだろう。トロールは人肉を好むと言う。ゴブリンも食に困ると人を襲うと聞く。
 その為、人間の死体も、ゴブリンの死体も全て持ち帰り、食べてしまっただろう。

 怒りを通り越して力が抜け、両親の手がある場所で座り込んでしまう。
 悲しむための感情も抜け落ち、ただただ、呆然とその場で座り込む。
 だが、ふと目に入ったもの、奥の方に手紙の様な紙が血溜まりに届かない位置に落ちていた。
 ゆっくりとフラフラとその手紙に導かれるように歩き、その場にへたり込むような形で座りつつ手に取る。
 すると、そこには父や母が自分に残した言葉が書いてあった。



「この手紙を読んでいるということは、私と妻は既にこの世に居ないだろう。お前一人を残すことを許してほしい。なぜお前が一人連れて行かれたかということだが、それはお前が現国王の忘れ形見だからだ。今更この様な告白をするのは許されないかもしれない。お前は私と妻の子供では無く、現国王の私生児だったのだ。先日、不慮の事故で亡くなってしまった王子の代わりにお前を王子にという話を持ちかけられたが、私たちははじめ断った。しかし、トロールやゴブリンの襲撃があるかもしれないと言う話を聞き、お前が生きられるのなら、一人でも生き延びられるのならと思い、了承した。この手紙を書いている時はまだ魔物の襲撃はない。そして、襲撃がないまま、お前が開放され、もう一度会えることを祈っている。愛する息子よ、生きてほしい。本当の父や母では無かったが、心を痛めて育てた自慢の息子だ。魔物の襲撃があり、一人になったとしても、強く生きてほしい。そして、幸せになれ。それが私達二人の願いだ」



 その手紙を読み、ようやく涙が溢れてきた。
 父や母が自分の本当の親ではなかった。だが、そんなことはどうでも良い。ずっと自分のことを心を痛めつつも育ててくれた自慢の息子だと言ってくれた事が本当に嬉しかった。だが、その気持を、このあふれ出てくる気持ちを伝えられなかった事が本当に悔しかった。
 しかし、このまま死を選ぶことは両親に対して申し訳ない。幸せを願ってくれていたのだから、幸せにならなければならない。そして、あの憎きトロール達へ一矢報いなければと復讐の炎を燃やすと、彼はこの家を立ち去っていった。



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