魔王を倒したので砂漠でも緑化しようかと思う【完】

流水斎

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第四章

『隠れていた問題には、冒険者を』

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 可及的速やかに参内せよと呼び出しがあった。
うちには問題はなかったのだが、オロシャ国内の別の地方で大規模な問題が見つかったのだ。実は唐突と言う訳でもなく、ましてやうちの領地に余裕が出来たから用意された陰謀でもない。実に封建的な政治の問題が如実に出たと言えるだろう。

そう、領主が『報告するまでもない』と隠蔽していたのだ。
オロシャ国は絶対君主制ではない為、王家と言えど地方領主に頭ごなしの命令など出来ない。謀反など余程の事が無ければ、地方の事を報告させる義務も無ければ、いちいち魔物や盗賊を見つけ出して倒せと言えないのだ。

「ゴルビー男爵。よくぞ来てくれたな」
「お久しぶりです陛下。火急の招聘によりまかり越しました」
 王宮では謁見の間ではなく応接室の一つへ通された。
レオニス陛下直々の諮問なので陛下から直接声が掛けられる。基本的に立場が上の者が、偶然『下の者が居る事に気が付いて』話しかけるというのが常法だ。緊急事態であろうとも、そこが謁見の間や戦略を話し合う大会議室で無ければ、こんな手順にならざるを得ない。馬鹿馬鹿しい話だが、一男爵ごときが国王に対して気安く話し掛けたりはしないのだから。急ぎの用事であろうとも、守らなければならないルールがあるというべきだろうか?

もっとも茶番とはいえ、この形式でなら直答が許されるからこそ、陳腐になるほど使われてきた手法であるのだが。

「実は国内で魔物の害が発生していたらしくてな。国として動く前にそなたに尋ねておこうと思ったのだ」
「ありがたい思し召しです。現時点で判明している事はあるでしょうか?」
「ミハイル。ここからは私が話そう」
 こういっては何だが、非常にありがたい通達である。
これから大事に成る筈だが、それを公表される前に教えてくれる。根回しとはまさにこの事であろうし、同時に王様からすれば藁をも使うために方々へ手を伸ばしている筈だ。個別会談出来るのだから、『俺だけ』にこだわる必要はない。そして秘密会談であるならレオニード伯が同席している必要もないし、同時に彼が手慣れた様子で話す必要もないのだ。

要するに、これは識者に対する形式ある一対一の意見徴収であり、俺はその諮問メンバーに選ばれたという事なのだろう。良い情報であれば悪い情報であれ、事前に互いに知って置けばその意味が変わるからな。

「お久しぶりです伯爵。早速お願いいたします」
「うむ。今回の件は『許容量をいきなり超えた』と評するのが早いであろう。これまでは無視してしかるべき報告数であったと主張して居る。実際にはそうでなかったようだが、見て見ぬフリをする者も多かった。誰かが忠告する前に想定を超えたという所だろうな」
 もう何度目なのか判らないくらいにスムーズな情報伝達。
俺に順番が回ってくる前に、他の人の意見で短縮しているのだろう。場合によっては実際に忠告したり、許容量を越えていると思って早めに報告した人もいる筈だ。おそらくは役人たちの派閥と賄賂でも左右されたと思われる。

「そこまではまだ良いのだ。しかし、隣国で騒動が起きおってな」
「おそらくはその影響でしょうな。てっとり早い功績争いに追い出したのか、あるいは魔物ですら介入を嫌がったのかもしれませぬな」
(あー。隣の国では権力争いか。そりゃこうなるよな)
 幾つかある隣国で主導権争いか後継者争いでもあったのだろう。
そこで片方の派閥が領内に巣くっている魔物を追い出し、功績を挙げたと喧伝する。魔物と命を懸けて最後まで戦うのは馬鹿馬鹿しいので、敵対者の領地に追い出すか、さもなければ他の国に追い出す訳だ。文句を言って来たら『えーその程度の魔物も処理できないの? いや、君の実力を見誤っていたよ(笑)』みたいな論法で責任を躱す気なのだろう。最悪、それすら通り越して内紛を起こして貴族同士のフェーデや、王族同士でクーデーターの可能性もあるのだが……。

いずれにせよ、魔物が追い出されてオロシャ国にやって来た。
その結果、ただでさえ悪化していた地方領が荒れてしまったのだろう。ゴルビー地方は北東で、純粋な西は大国で東は海。それを考えたら南東から南西で起きた事件だと思われる。

「伯爵。確認しますが、通り一辺倒に軍を派遣出来ないのですよね?」
「その通りだ。それをするには責任の所在をこちらにするか、鎮定時の功績で『あちら』を優遇する必要が出て来る。情けない話だが、ヨセフの奴はこの機に自分の派閥を強化したいようなのだ。様々な事に文句をつけ、魔王軍を殲滅できなかった我らの不徳であるとか、自分を軍人として最高位に就けよと言って来る」
 いっそ清々しい、馬鹿馬鹿しい派閥争いである。
レオニード伯爵が溜息を吐くくらいには、あちらの派閥は何も理解していない。あるいは全てを理解した上で、その後に起きる混乱を利用してオロシャ国での地位を固めようとしているのだと思われた。

ヨセフ・スティーリン・ジュガス伯爵。
黒々とした髭と艶のある髪の毛を撫でつけた大男で、軍人然とした姿をよく見かけるが実際に貴族の大物である。軍人貴族と呼ばれることにあこがれを抱き、自称は『鉄のヨセフ』だが、周囲からの渾名は『熊』である。派閥の領袖の一人としか知らなかったが、実に面倒くさい野望を抱いているようだ。

(さて、問題は俺がこの件にどういうスタイルで介入するかだよな)
(どうせ王様だっていきなり解決できる方法なんか求めてはいないだろ)
(倒せるか倒せないかで揉めてるんじゃなくて、一刀両断が出来ないだけ)
(だから強権を持たせた責任者を決めて、地方領への介入権を『限定的』に与えて地道に倒して回るのが王道。でなければ、それぞれの要望に合わせて資金や費用の援助を行い、彼らが徴兵と傭兵の合わせ技でなんとか切り抜けて来れるのを期待するしかない。だから俺個人にはゴーレムを量産して功績と引き替えに戦力を水増しするのが精々だ。それでも良いんだが……)
 やって欲しい事を互いに情報交換しつつ、案があれば話を聞く場である。
普通に思いつく内容であれば既に誰かがしているだろう。俺は王党派の末席に過ぎず、それでも呼ばれているのは勇者軍の運営実績と、ゴルビー地方が収まっているからに過ぎない。彼らが期待している提案は、ゴーレムを全力で提供します、壊れたくらいなら俺が直すし、全損したとしても俺が負担します……みたいな意見だろう。

その上で、何かに利用できないか思案してみる。
それこそヨセフ伯ほどじゃないにしろ、その意欲で突っ走るのもアリだろう。場合によってはゴーレムは無駄に壊されるし、木材なり石材はその場所で建築資材になったから諦めることになるだろう。、歴代の功臣の為になったのだから末席は黙って見て居ろとか、普通に言われるのは今から目に見えるくらいである。

「レオニード伯爵。幾つか考えられますが、『国内外の問題に対処する為に、ヨセフ伯に全力で協力』という案は出来る限り採らない。ということでよろしいですね?」
「そうだ。その上で早期解決する方策があれば助かる」
 ここまではお互いの意思確認と言う事に成る。
王家としてはヨセフ伯を重用する案に懸念を示しつつも、早期に問題が解決することで、隣国の混乱に乗じれる可能性を考えているに違いない。それを考えたら半々でも良いのだが、レオニス陛下の心情はやはり自前の王党派を強くしたいという気持ちの方が高いのだろう。だから中心であるレオニード伯を中心にプロジェクトチームを立ち上げて対処したいのだと思われた。

俺が何もしないのであれば、『判りました。戦力を提供します。以後、国家に奉仕した扱いにしてください』と口にすれば終わりと言う事に成る。金貨五百枚の税が三百枚まで減るなら普通ならそれで問題ないのだから。

「提案の定番は三つの策を述べることですが……」
「一つ目はゴーレムを盾にして確実に倒す事です」
「我が領でも実績があり、オーガや少数のゴブリンは損害すらありません」
「二つ目は死体を確保して何処かで個体情報を確認し、倒した際の戦績を見聞する事です。王党派の領地が速やかに魔物が退治されたと判りますし、後世に残す情報と言えば、人々に周知できる場所まで持ち帰る意味も出ます」
 まず当たり障りのない範囲の提案をしておく。
一つ目は彼らの想定通りの内容で、二つ目は倒したことに報告義務と証拠を追加する方法だ。死体があれば倒したのだと人々は安心するし、ヨセフ伯の派閥が担当する領地で死体持ち帰らないし、『鎧袖一触で報告するまでもない』という報告ばかりだと怪しいだろう。おそらくヨセフ伯の派閥に近い別の派閥に協力を頼んで、彼らに水増し報告をさせるのが精々ではなかろうか?

ともあれ、これらは問題のない範囲の策である。一つ目はアレンジですらないし、二つ目は疫病の危険があるので微妙ではあるのだが、死体全部の代わりに耳だけ改修とか修正されて採用される可能性は高いだろう。

「ふむ。人々に明るいニュースを届けつつ、ヨセフの奴を圧迫するのだな? 悪くない。三つ目はなんだ? 言うだけ言ってみると良い」
「私的ではない、公的な傭兵を登録して優遇するのです」
「なに? 公的な? 兵士でも騎士でもなく?」
「護衛や魔物退治に僻地の捜索を専門とする者たちです」
 流石にレオニード伯も前二者とは違う意欲的な策が来ると思ったのだろう。
採用は難しいが、意味がある事ならば聞いてやると言う態度を見せて来た。だから俺はここで、自分の望みとロマンを合わせて冒険者ギルドの設立を提案したのだ。

前世の小説の中へ偶に出て来る冒険者。
それはロマンであり、本来ならば傭兵と一括りにされる存在。未知なる場所を求め、魔物を討伐する存在だ。

「さしずめ冒険者と申します。傭兵たちが請け負う仕事の中で、日常的にあり得る隊商の護衛。希少な薬草の採取であったり、それらの生える未知なる森や山を捜索し、山野に蔓延る魔物を退治する専門家です。専門家なのですから報酬は優遇しますが、それだけに『格』の審査や報告義務は着けるべきでしょう」
「問題のない仕事ばかりをやらせるのか?」
「はい。もちろん僻地の捜索も依頼主のみに伝えます」
「先ほど言っていた義務を最初から盛り込む処は良いな」
 兵士たちの報告は表面的に信じるだけで審査はしない。
それに対して、先ほどの案は『死体を持ち帰れ』『どのような戦闘だったか報告しろ』と基本的には要求しない部分だ。ヨセフ伯への圧迫を掛けるためになら(持ち運ぶのはゴーレムだし)、多少はゴリ押ししても良いと思えるだけで、いつもならば採用しない可能性はあった。兵士や騎士に納得させるだけでも面倒だから普通はしないのだ。

だが、冒険者は最初から報告義務がある。
傭兵より厚遇する代わりにそれらの義務が厳しく、当然ながら傭兵と違ってそれなりには尊敬もされるだろう。当初は『傭兵紛い』と称されることになるだろうが、『傭兵の中でも専門』ということになれば厚遇されてある程度のプロも出て来るのではないかと思われた。

「ミハイルよ、問いたい。どうして既存の組織ではいかんのだ?」
「兵としての正式な部隊ですとヨセフ伯のような方は利用してくれません。今回の様な例ですと、こちらが先行して焦らせた後は、積極的に利用させるべきです。後追いでしたら義務を果たしただけ、功績を讃える以上の事は不要ですから。もちろん冒険者ではなく、伝手のある傭兵でも構いません」
 役職を作れば長官職ポストが作れるとか、そういうのは要らない。
その辺りは陛下も理解しているし、レオニード伯が言っていたように、最初から規約を提示して守らせるなら報告義務を命じる必要が無いのも同様だ。だからここでは、政治的な理由がまず第一に来る。ヨセフ伯が恥をかく上に、国内の整備が遅れるというのはいくらなんでもまずいだろう。あくまでこちらが彼の要求を退けた上で、国内を平和にするというのが一番なのだ。

それともう一つ、重要な事がある。

「それともう一つ、今回の騒ぎが終わった後の事です」
「魔王が討伐された以上、兵も傭兵も段々と不要になるでしょう」
「領内の平和の為に戦力は必要でも、いずれは安全になります」
「その時に、絶対数を減らすだけならまだしも、彼らの経験そのものを捨てるのは惜しいと思います。そんな平和な時代になったとしても、辺境探検や未開の航路を切り拓く仕事だったら、私は高額の報酬を払ってでも依頼したいと思います。流石に誰に情報を売るか判らない傭兵より、信用のおける専門家の方が良いと思いまして、それが今までの傭兵ではいけない理由に成りますね」
 正直、俺の望みは最後の探検である。
海の向こうを少し探って来てくれるとか、砂糖ないしカカオを手に入れて来てくれるならば別に何でも良い。だが、その時に延々と抱えておけるかと言うと無理な訳だ。必要な時に必要なだけ居てくれる戦力であり、それ以外の時は様々な雇い主のもとで高額の報酬を貰って、腕を磨いて居て欲しいというあさましい思いである。

俺は許可をもらってメモ用紙を取り出すと、簡単にやるべき事とやってはいけない事を書き込んでいった。そしてランク制度を設け、強さだけでは途中で止まり、信用度を兼ね備えた者を上のランクとするような制度にしておいたのだ。

「私としては、段階を変えた以上の散策となります」
「ふむ。冒険をする者か。聞けば愉快な話ではないか」
「耳に入れる価値はありました。採用するかはともかくとして、参考には成りましょう。他の者の案ともども、臣の方で検討いたしまする」
 こうして俺は消極的な案と積極的な案を交えて提案しておいた。
実際に使うかどうかはともかくとして、おためごかしではなく、全力の提案をしたということで満足する。ついでに新型ゴーレムのお目見えの予約を内々に行い、その場は去ることにした。

これで王都での一日を終え、後は商人なり傭兵の元でも回って帰ろう。そう思った訳だが、その日に思わぬ出会いをする事に成る。
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