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第七章
『参加者の利益』
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ユーリ姫との公式面会は退屈な行事だった。
着飾った姫はドレスに着られているという感じで、着こなしていない事はあきらかだった。本人もあまり喜んでおらず、ソブレメンイの他にセット送った乗馬服や軽装のドレスと言う名のミニスカの方を気に入っていたようだ。
もちろんその前後の日程は暇だったの別の予定を入れた。
修繕の他に補充の呪文の構文を確認すると、比較的に地の魔力を注ぐための呪文から、ゴーレムを修理するための専用の呪文が作れそうな事が判ったことが最も有意義だった成果だろう。
「この構想は素晴らしいですな。男爵と誼を通じていて良かったです」
「そうなのか? 儂にとってはそれほど良い物には思えぬのだが」
「私の方も半信半疑だが、陛下のお声掛かりと有っては頷かざるを得まい」
ギリギリで間に合ったニコライが他のゲストを交えて談笑を始める。
本来はコンスタン・ティン伯とレオニード伯の二人に農業圏構想の話をする心算だったのだ。そこに混ざり込んだ彼は元から両方とも面識があるのと、商人との目線が欲しかったので同席を許された経緯があった。
まあ商人であるニコライは流通に関しては専門なので判るよな。
「買う方の立場としては非常にありがたいですぞ」
「まとまった量を一か所で買えるだけでも相当な事です」
「売り惜しみをされても下手に出ずに済みますし、ゴミを混ぜるような相手に『次から買わない』と言外に突き放せますから。また、この列車という物自体が戦える上、勇者軍出身者の兵士が誘導するのでしょう? その時点で相当な自衛力がありますぞ。護衛は要らないか、居ても管理人を兼ねた手代か番頭見習いで良いでしょう」
中世的な時代でも、時間と人件費は重要だった。
穀物はまだしも野菜は直ぐに痛むし、護衛の雇用料と宿代は馬鹿にならないからだ。もちろん村の外で野営すれば良いのだが、その場合は獣などの危険が増す上に村人も領主も金が落ちないので良い顔をしないというのも問題だった。次からも取引をする為には、無用でも止まって飲み食いして金を使うのは当然の自衛策だ。
そして何より、節度をわきまえない馬鹿を相手にしなくて良いのが大きい。
「流石にそこまで愚かな者はおるまい?」
「いえ、上の方にはともかく我々にはつらく当たる方はおられます。特に食料は慢性的に不足しておりますので。重ねて申しますと、通行税を取るだけの方ならまだマシな場合もありますぞ。荷の一部を召し上げて、懇意の商人に流す方の領地には出来るだけ立ち寄りたくありませんな」
コンスタン・ティン伯は派閥の領袖なので逆らう者は少ない。
彼にとっては他の地域の領袖以外はあまり頭を下げる必要もないし、基本的には頭を下げてくる人間としか話をしないものだ。地方では絶対的な立場ではあるが、下にやや甘い所がある。彼が世間知らずなのではなく、彼の前ではそういう態度を取らない者が多いのだという。
では、そんな奴の領地を通らねば良いかと言うとそうでもない。
商売をする以上は顔つなぎは必要だし、いつ何が買えなくなるか判らないのだ。今は良くとも『アレを手に入れてくれ』とか、最悪の場合は伯爵のような立場の者から『あやつの所に行っておらんのだな。偶には顔を出してやってくれ』と言われることもあるし、その場合は要請に見えるが殆ど命令に近いだろう。
「商人にとって利益が出るのは判った。ではミハイル。私たちに何が良いのか説明してくれるかね? 我々を説得できない内は、他の者も無理だと思った方が良いな」
「儂らはまだ聞く耳を持って居るが、最初から嫌がる者も居るじゃろう」
「判りました。まずは新街道に協力した者と同じ特典ですね」
大量に安く変える時点で商人の好感度が高いのは当然だった。
穀物の為に金貨を払って馬車一台分をチャーターする者がいるとは思えないが、もっと高額な販売価格が見込める商品なら話は別だろう。その上で金貨一枚というのは貴族以外の利用客への差別化みたいなものなので、収益を確保するためにどんどん乗せようというならもう少し抑え目にするだろう。ついでにに言うと馬車一台で金貨一枚というのは全線区間なので、一部だけならもっと安くなるからな。
それらを理解した上で、レオニード伯とコンスタン・ティン伯が疑義を示した。初めての構想だから当然なので、まずは新街道と同じく開墾や治水の補助だったり、治安が格段に楽に成る事を上げておく。
「大きな畑が出来たり、代わりに巡検してくれるのはありがたいかの」
「余裕のある領地はそうだろうな。だが私の所はもう限度一杯だぞ」
「レオニード閣下の所は王都に近いですからね。畑の整理や治水に伴う橋梁の作り直しくらいですかね。王都への移動と税の徴収は早くなりますよ」
コンスタン・ティン伯の領地は田舎だが、レオニード伯は中間だ。
彼の領地は郊外に領地のある領主ほどではないが、やはり古参の貴族なので開拓はほぼ終わっている。こうなってくると新街道添いの領主みたいに、開拓で得られる利益は少ないだろう。幾つかにばらけている畑を統一するとか、河川や用水路を整えて移動し易くして、領主の時間浪費を短縮するくらいしかメリットがない。魔物はとっくの昔に倒しているし、他の領主の所から流れて来る魔物が減るくらいだろうか。
と言う訳で参加のメリットに関しては、勝手に話を始められてヘソを曲げているレオニード伯を説得できるレベルが必要になって来る。
「まず国策として集めた種を受け取り、領地で育てる権利を得ます」
「これは商品作物なので小麦を売るよりも利益が出て、税も採れますね」
「土の性質もあるので確実とは言えませんが、二・三種試せば確実です」
「そしてそれらの作物が大量に購入できるので、商人は確実集まり金を落していく可能性がグっと上がります。全ての領地で全員が同じ物は作らず、我々の間では出来るだけ競合を避けますので、増えても利が下がり過ぎることも無いでしょう。もちろん種を得る権利はその後も続きますので、仮に災害で全滅しても、受け取る権利は残ります」
俺だけだと都合よく集めるのは無理だったが、国策なので可能だ。
ジャガイモやトウモロコシなどはなかったが、大豆や綿花などはあったし大蒜にタマネギなどは普通にあった。青物は足が速いので少し心配だが、キャベツにレタスみたいなのもあったので問題ないだろう。
定番の小麦と並行してこれらの商品作物を二種くらい試せば、まず領地の経営で困る事は無い。仮に二つ試して全部だめだったり枯れてしまっても、また新しく試せるのだ。失敗する可能性は少なかった。
「後はそうですね……列車に無料で乗る権利を持つ券を、月に何枚かないし領主に限り永続で都合しましょう。レオニード閣下の所なら王都とつながってるでしょうし、眠っている間に王都から戻れますよ。貴族用車両一両分として寝台を入れないなら部下の同乗も可能です」
「む……それは魅力的だな」
要するに回数券と定期券である。
レオニード伯は王党派の大物なので、当然ながら王都と往復を何度も行っている。それこそ彼のような立場の者は召喚状なしに王都入りが許されており、領地経営をしている時に呼び出されるのは良くあることだ。それでも毎日などやって居られないし、もしやったら体力が損なわれるのも当然である。
そして何より、この権利は回数券と定期券を選べ、あるいは増やせるのが特徴である。
「ふむ。それは両方を望んだり、あるいは数を貰う事は可能かのう?」
「可能です。この場合は判り易い目安を設け、貢献で増やせるとしましょう。お孫さんを王都に留学させたり、面会するために奥様を乗せるなどがやり易くなりますよ。もちろん懇意にしている商人に渡したり、領地から一歩も出たこと来ない領民に対する褒美として乗せることも出来ます」
俺は言いながらメモ用紙に簡単な目安を書いて行った。
会議でもめた時に譲るとか、上手く行ったアイデアをレポートにして参加した領主限定で読めるようにしたらとか、あとは誰かの畑が全滅した時に種を融通したらなど幾つかの項目を書いて置いた。それとは別枠で、我々に珍しい種を提供してくれた領主であったり、商人などにも回数券を報酬に選んでも良いと記載する。
こういった権利はある種の特権であり、いわば株主特権の様な物だ。まだまだ株式会社など成立しないだろうが、領主間で作る列車と農業圏の参加者にくらいならば成立するだろう。
「最後に、この列車は国営の列車であり、後に地方領主が列車を導入した場合……道の通行では国営を優先するとします。そしてこちらから呼びかけた領主が参加しないのは自由ですが、呼びかけていない領主が参加したいと要望するのは会議で認めたらという限定とします」
「それは当然じゃな。先んじて国に奉仕した者には古参としての利があるべきじゃろう」
「ヨシフ辺りが渋い顔をしそうだ。案も荒削りではあるが魅力的だとは思うよ」
どうやら二人を説得できたようだ。レオニード伯が肩をすくめた。
この構想が進めばオロシャ国での農業体勢は抜本的に見直されるだろう。飢饉は遠ざかるし、ある程度を備蓄して置けば対策も出来る。それと便宜上は種と言ったがそれだけではなく、果実のなる樹なども候補に入れて植林の実験を行うのも良い。
そして俺にとっては、この構想のお陰で綿花を手に入れ、植林の経験も蓄積できる。それは領地を富ませ、ゴルビーを緑化するという俺の目的に一歩近づく事だろう。
ユーリ姫との公式面会は退屈な行事だった。
着飾った姫はドレスに着られているという感じで、着こなしていない事はあきらかだった。本人もあまり喜んでおらず、ソブレメンイの他にセット送った乗馬服や軽装のドレスと言う名のミニスカの方を気に入っていたようだ。
もちろんその前後の日程は暇だったの別の予定を入れた。
修繕の他に補充の呪文の構文を確認すると、比較的に地の魔力を注ぐための呪文から、ゴーレムを修理するための専用の呪文が作れそうな事が判ったことが最も有意義だった成果だろう。
「この構想は素晴らしいですな。男爵と誼を通じていて良かったです」
「そうなのか? 儂にとってはそれほど良い物には思えぬのだが」
「私の方も半信半疑だが、陛下のお声掛かりと有っては頷かざるを得まい」
ギリギリで間に合ったニコライが他のゲストを交えて談笑を始める。
本来はコンスタン・ティン伯とレオニード伯の二人に農業圏構想の話をする心算だったのだ。そこに混ざり込んだ彼は元から両方とも面識があるのと、商人との目線が欲しかったので同席を許された経緯があった。
まあ商人であるニコライは流通に関しては専門なので判るよな。
「買う方の立場としては非常にありがたいですぞ」
「まとまった量を一か所で買えるだけでも相当な事です」
「売り惜しみをされても下手に出ずに済みますし、ゴミを混ぜるような相手に『次から買わない』と言外に突き放せますから。また、この列車という物自体が戦える上、勇者軍出身者の兵士が誘導するのでしょう? その時点で相当な自衛力がありますぞ。護衛は要らないか、居ても管理人を兼ねた手代か番頭見習いで良いでしょう」
中世的な時代でも、時間と人件費は重要だった。
穀物はまだしも野菜は直ぐに痛むし、護衛の雇用料と宿代は馬鹿にならないからだ。もちろん村の外で野営すれば良いのだが、その場合は獣などの危険が増す上に村人も領主も金が落ちないので良い顔をしないというのも問題だった。次からも取引をする為には、無用でも止まって飲み食いして金を使うのは当然の自衛策だ。
そして何より、節度をわきまえない馬鹿を相手にしなくて良いのが大きい。
「流石にそこまで愚かな者はおるまい?」
「いえ、上の方にはともかく我々にはつらく当たる方はおられます。特に食料は慢性的に不足しておりますので。重ねて申しますと、通行税を取るだけの方ならまだマシな場合もありますぞ。荷の一部を召し上げて、懇意の商人に流す方の領地には出来るだけ立ち寄りたくありませんな」
コンスタン・ティン伯は派閥の領袖なので逆らう者は少ない。
彼にとっては他の地域の領袖以外はあまり頭を下げる必要もないし、基本的には頭を下げてくる人間としか話をしないものだ。地方では絶対的な立場ではあるが、下にやや甘い所がある。彼が世間知らずなのではなく、彼の前ではそういう態度を取らない者が多いのだという。
では、そんな奴の領地を通らねば良いかと言うとそうでもない。
商売をする以上は顔つなぎは必要だし、いつ何が買えなくなるか判らないのだ。今は良くとも『アレを手に入れてくれ』とか、最悪の場合は伯爵のような立場の者から『あやつの所に行っておらんのだな。偶には顔を出してやってくれ』と言われることもあるし、その場合は要請に見えるが殆ど命令に近いだろう。
「商人にとって利益が出るのは判った。ではミハイル。私たちに何が良いのか説明してくれるかね? 我々を説得できない内は、他の者も無理だと思った方が良いな」
「儂らはまだ聞く耳を持って居るが、最初から嫌がる者も居るじゃろう」
「判りました。まずは新街道に協力した者と同じ特典ですね」
大量に安く変える時点で商人の好感度が高いのは当然だった。
穀物の為に金貨を払って馬車一台分をチャーターする者がいるとは思えないが、もっと高額な販売価格が見込める商品なら話は別だろう。その上で金貨一枚というのは貴族以外の利用客への差別化みたいなものなので、収益を確保するためにどんどん乗せようというならもう少し抑え目にするだろう。ついでにに言うと馬車一台で金貨一枚というのは全線区間なので、一部だけならもっと安くなるからな。
それらを理解した上で、レオニード伯とコンスタン・ティン伯が疑義を示した。初めての構想だから当然なので、まずは新街道と同じく開墾や治水の補助だったり、治安が格段に楽に成る事を上げておく。
「大きな畑が出来たり、代わりに巡検してくれるのはありがたいかの」
「余裕のある領地はそうだろうな。だが私の所はもう限度一杯だぞ」
「レオニード閣下の所は王都に近いですからね。畑の整理や治水に伴う橋梁の作り直しくらいですかね。王都への移動と税の徴収は早くなりますよ」
コンスタン・ティン伯の領地は田舎だが、レオニード伯は中間だ。
彼の領地は郊外に領地のある領主ほどではないが、やはり古参の貴族なので開拓はほぼ終わっている。こうなってくると新街道添いの領主みたいに、開拓で得られる利益は少ないだろう。幾つかにばらけている畑を統一するとか、河川や用水路を整えて移動し易くして、領主の時間浪費を短縮するくらいしかメリットがない。魔物はとっくの昔に倒しているし、他の領主の所から流れて来る魔物が減るくらいだろうか。
と言う訳で参加のメリットに関しては、勝手に話を始められてヘソを曲げているレオニード伯を説得できるレベルが必要になって来る。
「まず国策として集めた種を受け取り、領地で育てる権利を得ます」
「これは商品作物なので小麦を売るよりも利益が出て、税も採れますね」
「土の性質もあるので確実とは言えませんが、二・三種試せば確実です」
「そしてそれらの作物が大量に購入できるので、商人は確実集まり金を落していく可能性がグっと上がります。全ての領地で全員が同じ物は作らず、我々の間では出来るだけ競合を避けますので、増えても利が下がり過ぎることも無いでしょう。もちろん種を得る権利はその後も続きますので、仮に災害で全滅しても、受け取る権利は残ります」
俺だけだと都合よく集めるのは無理だったが、国策なので可能だ。
ジャガイモやトウモロコシなどはなかったが、大豆や綿花などはあったし大蒜にタマネギなどは普通にあった。青物は足が速いので少し心配だが、キャベツにレタスみたいなのもあったので問題ないだろう。
定番の小麦と並行してこれらの商品作物を二種くらい試せば、まず領地の経営で困る事は無い。仮に二つ試して全部だめだったり枯れてしまっても、また新しく試せるのだ。失敗する可能性は少なかった。
「後はそうですね……列車に無料で乗る権利を持つ券を、月に何枚かないし領主に限り永続で都合しましょう。レオニード閣下の所なら王都とつながってるでしょうし、眠っている間に王都から戻れますよ。貴族用車両一両分として寝台を入れないなら部下の同乗も可能です」
「む……それは魅力的だな」
要するに回数券と定期券である。
レオニード伯は王党派の大物なので、当然ながら王都と往復を何度も行っている。それこそ彼のような立場の者は召喚状なしに王都入りが許されており、領地経営をしている時に呼び出されるのは良くあることだ。それでも毎日などやって居られないし、もしやったら体力が損なわれるのも当然である。
そして何より、この権利は回数券と定期券を選べ、あるいは増やせるのが特徴である。
「ふむ。それは両方を望んだり、あるいは数を貰う事は可能かのう?」
「可能です。この場合は判り易い目安を設け、貢献で増やせるとしましょう。お孫さんを王都に留学させたり、面会するために奥様を乗せるなどがやり易くなりますよ。もちろん懇意にしている商人に渡したり、領地から一歩も出たこと来ない領民に対する褒美として乗せることも出来ます」
俺は言いながらメモ用紙に簡単な目安を書いて行った。
会議でもめた時に譲るとか、上手く行ったアイデアをレポートにして参加した領主限定で読めるようにしたらとか、あとは誰かの畑が全滅した時に種を融通したらなど幾つかの項目を書いて置いた。それとは別枠で、我々に珍しい種を提供してくれた領主であったり、商人などにも回数券を報酬に選んでも良いと記載する。
こういった権利はある種の特権であり、いわば株主特権の様な物だ。まだまだ株式会社など成立しないだろうが、領主間で作る列車と農業圏の参加者にくらいならば成立するだろう。
「最後に、この列車は国営の列車であり、後に地方領主が列車を導入した場合……道の通行では国営を優先するとします。そしてこちらから呼びかけた領主が参加しないのは自由ですが、呼びかけていない領主が参加したいと要望するのは会議で認めたらという限定とします」
「それは当然じゃな。先んじて国に奉仕した者には古参としての利があるべきじゃろう」
「ヨシフ辺りが渋い顔をしそうだ。案も荒削りではあるが魅力的だとは思うよ」
どうやら二人を説得できたようだ。レオニード伯が肩をすくめた。
この構想が進めばオロシャ国での農業体勢は抜本的に見直されるだろう。飢饉は遠ざかるし、ある程度を備蓄して置けば対策も出来る。それと便宜上は種と言ったがそれだけではなく、果実のなる樹なども候補に入れて植林の実験を行うのも良い。
そして俺にとっては、この構想のお陰で綿花を手に入れ、植林の経験も蓄積できる。それは領地を富ませ、ゴルビーを緑化するという俺の目的に一歩近づく事だろう。
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