108 / 167
第十章
『暴走しない呪文型ゴーレム』
しおりを挟む
●
魔法の品を作れるようになったセシリアがアンナへプレゼントするという。
その時にちょっとした作例を挙げたのだが、せっかくなので本当に作ってしまう事にした。何のことはない、変形すると口から水を吐き出すマーライオン型ゴーレムだ。特に凄い能力はなく、あえてどの部分も強化しない。意図したことは一つだけ、変形したら水を吐き出すという事を含めたら二つになるか。
それは初心者が作れる人形より、一回り上の通常サイズゴーレム。
熟練者が手習いで作るゴーレムであり、初心者が目指すべき第一歩というレベルでしかない。その個体に水を吐き出すという能力を付け加えたと言っても良いかもしれない。
(こいつをマーライオンか何か判り易い飾りの中に入れれば十分だろう」)
付与はゴーレムでも使うし、水作成だけなら俺も使えるから問題ない。
そう思って作例として挙げたゴーレムを用意する事にした。ただマーライオンなんか例えであってこの場にあるわけではないので、手足もなく関節が一つあるだけの長方形ゴーレムを用意する。もちろん関節は一枚板を割いた物で、変形すると水作成の呪文構文が成立しなくなるやつだ。サイズも呪文を使えるだけの魔力を有する基本サイズにしておいた。
そして出来るだけシンプルにしたかったので、付属のレバーを倒したら変形して水を出し、戻したら元に戻って水を出すのを止めるだけの単純な命令である。
(まずはコイツでどのくらいの水を出したら止まるのかを計測しないとな……アレ? 妙に量が出ねえなあ)
ゴーレム本体の性能検査もクソもないので、水だけを計測する。
長方形のゴーレムの動きなんか調整する必要もないからだ。あえていうならば動力制御の火が完全に不要なくらいで、土は保有魔力で水はゴーレム成立で風は魔力吸収と使わない部分はないので、あえて基本形で全部投入してある。
だが、予想外の出来事が起こった。出て来た水は1リットルほどの基本状態で止まったのだ。
「嘘だろ!? たったこれだけでもう魔力が尽きたのかよ? って、また出て来るな? どういうことだ……」
思わず言葉が出てしまった。内心の声が収まらなかったという感じだろう。
1リットルというのは普通に水作成の呪文を使った時に生成される量であり、たったそれだけで水の作成が終わるとは思わなかったのだ。前に別の呪文とはいえ組み込み型のゴーレムを使用した際には、暴走して魔力が尽きるまで超過駆動したものである。
だが、不思議な事にこのゴーレムは僅か1リットル生成しただけで停止し、そして動作を繰り返すと同じように水が生成された。
(もしかして、魔力の暴走が起きてない? なんでだ!?)
思わず独り言をしてしまった事に気が付き、慌てて口を閉じて考える。
口元と顎に指の感覚を感じて、思案しているポーズなのだなと改めて気が付いた。念のためにもう一度だけ、時間を空けて検証する。その結果はやはり同じだ。そこで検証は止めて置き、思考だけで推論を重ねる事にした。もし実験したければ、暫くすれば魔力が回復するだろう。
その時、割かれた板切れを覗き込み、変形後の合体状態で無いのがもどかしいくらいに何度も呪文構文を確認していく。
(間違いなく暴走していない。なんでだ?)
(暴走の考察は、『最大級している水の魔力に引っ張られた』だったか)
(こいつは初心者なら全力で作る物を、今の俺が片手間で作れるもんだ)
(だから一切魔法陣も補助呪文も使ってない。あえて言うなら刻印する時の……ああ、一つ一つは魔力も分割してないから分割用のも使ってないな。本当に基礎の刻印だけか。ということは、同じような事を試せば出来る……と?)
これまでも基礎に近いゴーレムに呪文を組み込んだことはあった。
検証は何度もしないと駄目だし、四大魔力を調整して一部の能力だけを強くしたり、ゴーレム魔術用の呪文を見つけるために色々と小細工した面も否めない。だからこいつは正真正銘、一切、強化しようという思いも混じってないし、魔力を調整していないのだ。
ここで考えることは本当にそうなのかではなく、もう一度試す事、そしてどんな呪文ならば作る意味があるかである。
(落ち着け。今の俺ならこのレベルのゴーレムを作るのは難しくない)
(重要なのは一切の気負いを乗せず、同じランクのゴーレムを作ること)
(問題なのはそれで初歩の呪文が暴走しなくなったとしてどうするんだ?)
(簡易変形でも強制中断させることは出来る。だから重要なのは呪文が使える事じゃない。思い出せ、セシリアにも言ったじゃないか。ゴーレムが呪文を使えるメリットは、術者がそこに居なくても成立させられることだと)
もう一度試して検証すること自体は簡単だ。失敗してもまた試せば良い。
だから迷うことなく試し、この状態で作れば同じ物が用意できると示す事。そして、呪文を入れ替えて、『何の効果を持つ呪文をどう使った』ならば意味があるかを検証すべきなのである。そこまでやれば呪文を使うゴーレムに意味が出来るし、価値が生まれることで何度も建造することになり、その経験から逆算して可能な限り暴走しないゴーレムも出来るかもしれない(何十例も検証しないと意味が無いので、偶然にあまり意味が無い)。
例えば今回の水作成ならば、魔力を鍛えていない遊牧民たちに預けても使う事が出来る。レバーを曲げるという動作はあえて付け加えずに、『一日に決まった時間になったら水を出す』という命令を与えておけば魔力を使いすぎることはないからだ。
(水作成・水移動・抵抗……送風・空気作成・伝声、着火・発火・発光、土作成・土移動・硬化。完全な初歩はこの位か……戦闘と同時に抵抗や硬化? そこまでする意味がねえ。やっぱり何かを作るのが一番で、2ランク目を簡単に実行できるようになったら……せめて3ランク欲しいよな)
戦闘行動に意味があまりないので、どうしても作成形に偏ってしまう。
空気作成で地下空洞に新鮮な空気を作ったり、土作成で砂の移動に蓋をするくらいだろうか? おそらく意味のあるのは2ランク目にある呪文だろうが、難易度の問題で確実に成功するのは得意傾向に限られる。俺だと火だから持続光とか意識の活性化とかだが、それ以外だとマジックアイテムの方が早くなってしまう。現段階だと『一日に指定回数ほど、自動的に発動する』という効果にあまり意味が無いのだ。3ランク目だと冷却システムを魔力を支払う人が要らなくなるように手直しが出来るのだが……。
やはり暴走しない状態でほどほどの強化できるように、逆算をなんとか探し出すしかないのだろうか?
(俺が試すなら持続光で灯台か? ゴーレム同士の魔力回復を妨げないように高く作って、一機目が消耗仕切る前に二機目が上がって交代、必要なら三機目という風に順繰りに動かしていく。消耗した個体は階下に移動して大人しく魔力補給とかだな。遠洋航海しないからあんまり意味はないが)
持続光の呪文は火のランク2に位置して、誰もが使い易い呪文だ。
継続時間が長く一回の使用で1時間くらい保つ。俺は最初に発火・火移動・火球と覚えて行ったんだが、後から火移動じゃなくて持続光の方が便利だったなと思う程である。何しろ同じように発光で十分だから別の呪文にしようと思ったやつが、持続光は日常生活でも役に立つと順当に覚えるくらいである。
灯台に比べてあまりありがたみはないが、重要拠点で明かりを灯しながら見張りの兵と共に警戒するゴーレムでも作るべきなのだろうか?
(今は此処までだな。考えが煮詰まって来た。とりあえず暴走しない様に出来る可能性を見つけただけ良しとしておこう)
対して時間はたっていない筈だが、呪文を使った事もあって疲労を感じる。
頭脳を巡らせたことによる疲労と合わせ、甘い物でも食べたい様な、さっさと眠ってしまいたいようなどちらとも言えない感覚だった。甘口のワインでもあったら飲み干して泥酔しかねない感じである。
適当にメモへと情報を知るし、目が覚めたら感違った……とかいうオチにはなるなよと思いつつ休むことにした。
魔法の品を作れるようになったセシリアがアンナへプレゼントするという。
その時にちょっとした作例を挙げたのだが、せっかくなので本当に作ってしまう事にした。何のことはない、変形すると口から水を吐き出すマーライオン型ゴーレムだ。特に凄い能力はなく、あえてどの部分も強化しない。意図したことは一つだけ、変形したら水を吐き出すという事を含めたら二つになるか。
それは初心者が作れる人形より、一回り上の通常サイズゴーレム。
熟練者が手習いで作るゴーレムであり、初心者が目指すべき第一歩というレベルでしかない。その個体に水を吐き出すという能力を付け加えたと言っても良いかもしれない。
(こいつをマーライオンか何か判り易い飾りの中に入れれば十分だろう」)
付与はゴーレムでも使うし、水作成だけなら俺も使えるから問題ない。
そう思って作例として挙げたゴーレムを用意する事にした。ただマーライオンなんか例えであってこの場にあるわけではないので、手足もなく関節が一つあるだけの長方形ゴーレムを用意する。もちろん関節は一枚板を割いた物で、変形すると水作成の呪文構文が成立しなくなるやつだ。サイズも呪文を使えるだけの魔力を有する基本サイズにしておいた。
そして出来るだけシンプルにしたかったので、付属のレバーを倒したら変形して水を出し、戻したら元に戻って水を出すのを止めるだけの単純な命令である。
(まずはコイツでどのくらいの水を出したら止まるのかを計測しないとな……アレ? 妙に量が出ねえなあ)
ゴーレム本体の性能検査もクソもないので、水だけを計測する。
長方形のゴーレムの動きなんか調整する必要もないからだ。あえていうならば動力制御の火が完全に不要なくらいで、土は保有魔力で水はゴーレム成立で風は魔力吸収と使わない部分はないので、あえて基本形で全部投入してある。
だが、予想外の出来事が起こった。出て来た水は1リットルほどの基本状態で止まったのだ。
「嘘だろ!? たったこれだけでもう魔力が尽きたのかよ? って、また出て来るな? どういうことだ……」
思わず言葉が出てしまった。内心の声が収まらなかったという感じだろう。
1リットルというのは普通に水作成の呪文を使った時に生成される量であり、たったそれだけで水の作成が終わるとは思わなかったのだ。前に別の呪文とはいえ組み込み型のゴーレムを使用した際には、暴走して魔力が尽きるまで超過駆動したものである。
だが、不思議な事にこのゴーレムは僅か1リットル生成しただけで停止し、そして動作を繰り返すと同じように水が生成された。
(もしかして、魔力の暴走が起きてない? なんでだ!?)
思わず独り言をしてしまった事に気が付き、慌てて口を閉じて考える。
口元と顎に指の感覚を感じて、思案しているポーズなのだなと改めて気が付いた。念のためにもう一度だけ、時間を空けて検証する。その結果はやはり同じだ。そこで検証は止めて置き、思考だけで推論を重ねる事にした。もし実験したければ、暫くすれば魔力が回復するだろう。
その時、割かれた板切れを覗き込み、変形後の合体状態で無いのがもどかしいくらいに何度も呪文構文を確認していく。
(間違いなく暴走していない。なんでだ?)
(暴走の考察は、『最大級している水の魔力に引っ張られた』だったか)
(こいつは初心者なら全力で作る物を、今の俺が片手間で作れるもんだ)
(だから一切魔法陣も補助呪文も使ってない。あえて言うなら刻印する時の……ああ、一つ一つは魔力も分割してないから分割用のも使ってないな。本当に基礎の刻印だけか。ということは、同じような事を試せば出来る……と?)
これまでも基礎に近いゴーレムに呪文を組み込んだことはあった。
検証は何度もしないと駄目だし、四大魔力を調整して一部の能力だけを強くしたり、ゴーレム魔術用の呪文を見つけるために色々と小細工した面も否めない。だからこいつは正真正銘、一切、強化しようという思いも混じってないし、魔力を調整していないのだ。
ここで考えることは本当にそうなのかではなく、もう一度試す事、そしてどんな呪文ならば作る意味があるかである。
(落ち着け。今の俺ならこのレベルのゴーレムを作るのは難しくない)
(重要なのは一切の気負いを乗せず、同じランクのゴーレムを作ること)
(問題なのはそれで初歩の呪文が暴走しなくなったとしてどうするんだ?)
(簡易変形でも強制中断させることは出来る。だから重要なのは呪文が使える事じゃない。思い出せ、セシリアにも言ったじゃないか。ゴーレムが呪文を使えるメリットは、術者がそこに居なくても成立させられることだと)
もう一度試して検証すること自体は簡単だ。失敗してもまた試せば良い。
だから迷うことなく試し、この状態で作れば同じ物が用意できると示す事。そして、呪文を入れ替えて、『何の効果を持つ呪文をどう使った』ならば意味があるかを検証すべきなのである。そこまでやれば呪文を使うゴーレムに意味が出来るし、価値が生まれることで何度も建造することになり、その経験から逆算して可能な限り暴走しないゴーレムも出来るかもしれない(何十例も検証しないと意味が無いので、偶然にあまり意味が無い)。
例えば今回の水作成ならば、魔力を鍛えていない遊牧民たちに預けても使う事が出来る。レバーを曲げるという動作はあえて付け加えずに、『一日に決まった時間になったら水を出す』という命令を与えておけば魔力を使いすぎることはないからだ。
(水作成・水移動・抵抗……送風・空気作成・伝声、着火・発火・発光、土作成・土移動・硬化。完全な初歩はこの位か……戦闘と同時に抵抗や硬化? そこまでする意味がねえ。やっぱり何かを作るのが一番で、2ランク目を簡単に実行できるようになったら……せめて3ランク欲しいよな)
戦闘行動に意味があまりないので、どうしても作成形に偏ってしまう。
空気作成で地下空洞に新鮮な空気を作ったり、土作成で砂の移動に蓋をするくらいだろうか? おそらく意味のあるのは2ランク目にある呪文だろうが、難易度の問題で確実に成功するのは得意傾向に限られる。俺だと火だから持続光とか意識の活性化とかだが、それ以外だとマジックアイテムの方が早くなってしまう。現段階だと『一日に指定回数ほど、自動的に発動する』という効果にあまり意味が無いのだ。3ランク目だと冷却システムを魔力を支払う人が要らなくなるように手直しが出来るのだが……。
やはり暴走しない状態でほどほどの強化できるように、逆算をなんとか探し出すしかないのだろうか?
(俺が試すなら持続光で灯台か? ゴーレム同士の魔力回復を妨げないように高く作って、一機目が消耗仕切る前に二機目が上がって交代、必要なら三機目という風に順繰りに動かしていく。消耗した個体は階下に移動して大人しく魔力補給とかだな。遠洋航海しないからあんまり意味はないが)
持続光の呪文は火のランク2に位置して、誰もが使い易い呪文だ。
継続時間が長く一回の使用で1時間くらい保つ。俺は最初に発火・火移動・火球と覚えて行ったんだが、後から火移動じゃなくて持続光の方が便利だったなと思う程である。何しろ同じように発光で十分だから別の呪文にしようと思ったやつが、持続光は日常生活でも役に立つと順当に覚えるくらいである。
灯台に比べてあまりありがたみはないが、重要拠点で明かりを灯しながら見張りの兵と共に警戒するゴーレムでも作るべきなのだろうか?
(今は此処までだな。考えが煮詰まって来た。とりあえず暴走しない様に出来る可能性を見つけただけ良しとしておこう)
対して時間はたっていない筈だが、呪文を使った事もあって疲労を感じる。
頭脳を巡らせたことによる疲労と合わせ、甘い物でも食べたい様な、さっさと眠ってしまいたいようなどちらとも言えない感覚だった。甘口のワインでもあったら飲み干して泥酔しかねない感じである。
適当にメモへと情報を知るし、目が覚めたら感違った……とかいうオチにはなるなよと思いつつ休むことにした。
10
あなたにおすすめの小説
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ3巻7/30発売
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる