英雄の勇者は王に伝説の勇者は講師にそんな2人の弟子となった少年は世界最強に上り詰める

上条康

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1章・仲間集め

①チラシ

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勇者2人がエンシェントドラゴンを討伐してから3年が過ぎていた。

この国バルスト王国は三年前に王が代わり、新たな王の頑張りによって平和な国となった。
それもこれもこの国の王が世代交代の際にエンシェントドラゴを討伐した勇者四魅を推薦した。
そして四魅透織畄は新たな王として17歳という若さで王に成り上がった。

そんな四魅はずっと後悔していたことがあった。
それはもう亡き友を死なせてしまったこと。

エンシェントドラゴンの討伐を自分1人で行けばよかったと、そうすれば駿河把瑠都を死なせることもなかったと。

「いや、俺がもっと強ければ……」



※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


俺の名前は駿河把瑠都するがばると、歳は17。

訳あって今は絶賛ニート生活中、しかしそんな生活は悪い気がしないし、むしろ俺は好きだ。

俺はエンシェントドラゴンの討伐で死んだとされていますが実は生きてます。

まぁ、もう死んでると思われていますから俺が今さら実は生きてます、エンシェントドラゴンを討伐しに行った勇者の1人ですと言っても誰も信じてくれる人はいません、はい。

俺はエンシェントドラゴンの翼を切り落としそのまま胸えと剣を突き刺してエンシェントドラゴンを討ち取ったそう思ったが、最後にエンシェントドラゴンの魔法攻撃《光の咆哮撃》を受けてしまった。
それを見た四魅は俺が死んだと思ってしまったのだろう、四魅が初めて泣いていたのを見た。

だが、その光の咆哮撃は全て俺の“固有能力“で創り出された光の剣へと吸収されていき、俺は遠くに吹き飛ばされ崖から落ちるといった程度で済みました。

が、その落ちた崖の下は奈落の底といってもいいほど深く、自分が落ちたてきた場所を見上げるが高すぎて終わったと思った。
登って上がることを考えたが今の俺には到底できない、ならばとできるようになればいいじゃないかと考えた俺は落ちてきた場所で修行をした。

落ちて来た奈落の場所は奥が深くそして広い。
そこで俺は高レベルの魔物たちで溢れかえった場所に落ちてしまったと知る。

そして魔物を倒し修行に修行を重ねることで駿河は自分の持っている固有能力をもっと進化させた。
魔法は未だに初級魔法しか使えない。

その後は無事に帰ることに成功した駿河だが、修行していた間に1年も経っていたことを知った。

そんなわけで15歳にして一人暮らしを始めてそれから適当に過ごしていたらいつのまにか驚きの2年が過ぎ17歳となっていました。

だが俺はなぜか16歳の時の”1年間の記憶”が一切ない。
何にも思い出せない、何一つとして。


この世界では魔法が当たり前に使われているが、俺は魔法を使う為に必要な魔力というものが体内に小量しか無く使える魔法も限られている。
つまり、俺は魔法に関しては無能な存在ってなわけだ。
そのかわり俺には《固有能力》という魔法とは別のその人の素質にして能力があった。
俺はそれだけを極めた結果なぜか勇者と言われるまでに強くなっていました。
まぁ、それはもう苦労の連続で連続で大変な日々だったんだけどね。


そんな時ドアをノックすると音がし俺の住んでいる家の中へとチラシが一枚入ってきた。

魔法でチラシをテレポートさせたんだろう。
お前らは魔法に頼りすぎだ。

今のご時世魔法が無いとやっていけないのは分かるがチラシ配りくらい手動でやれよ。

そう思いながらも送られてきたチラシへと目をやった。

「なになに……」

『講師を募集してます。私達には今講師がいなくて困ってます。魔法の使い方を教えてくださる方を探しています。講師が見つからないと私たちの月夜第1学校は無くなってしまいます。なので私たちには講師が必要です。給料は多く払えません。子供たちを悲しませたくないんです。どうかよろしくお願いします』

なるほどどうしよう魔法はほとんど使用無理だが、教えるといった程度ならできる。
なんせ俺は12年前に全ての魔法を習得した者ですから。

ニート生活は少しだけお休みしてここに行ってみようかな。

まぁ、俺は人助けが生きがいだったからな。

「ちょっと待て……」

駿河はここでもう一度チラシへと目を通した。

「場所が書かれてないよこのチラシ、どこだよ月夜第1学校って……」

マジでどこにあるのこの学校。

駿河はこのニート生活を辞めて講師にでもなろうと決めた矢先に小さな問題に頭を下げて悩ませた。

「いいや、誰かに聞いて行こう」

駿河はこの2年間家の中でほとんど暮らして居たこともあって外に出るという事があまり無かった。
それはバルスト王国の王となっている四魅透織畄と会いたくなかったからだ。

なにも四魅のことが嫌いで会いたくないわけではない、駿河が生きてると知った四魅はすぐにでもバルスト王国の王を辞めて、また駿河と冒険をしたいと言い出すと思ったからだ。

「よし、行きますか」

駿河は身支度を済ませてドアへと手を掛けるそして2年ぶりとも思われる外へと足を踏み出した。
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