こんな異能と職業で異世界モンスターと戦えと?あっ、周りにいる奴らが強いから大丈夫だ

上条康

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1章・日常は終わる

行方不明

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家を出た俺は遅刻ギリギリで教室へと足を踏み入れた。

「まっ、間に合った……はぁはぁはぁ……」

全力で走ったせいか呼吸が乱れてしまい息をするのにも苦しさを感じる。

そして自分椅子に座って一息つこうと椅子にもたれ掛かり、休憩していた。

クラスの奴らはというと「ぎゃーぎゃー」と騒いでる奴らが大勢いる。
マジでうるせぇー、小説読んで静かに過ごしてる奴らをちょっとは見習えお前らは。

「はぁ眠い」

入学してから2週間くらいだというのにクラスに馴染んでるやつがほとんどだ。

俺は話したり、話さなかったりとする程度だ。

廊下側の後ろの席ではアニメオタクたちが集まって雑談していた。
アイツらと話すの結構好きなんだよな、いつも楽しそうに自分たちの趣味について語ってる姿を見ると清々しいとすら思えてくる。

その隣ではクラスのムードメーカーやら、クラスの中心的メンバーが集まって「ぎゃーぎゃー」騒いで盛り上がっていた。
そして一人がトイレ行ってくると言って立ち上がると一斉にそいつについて行き集団でトイレへと向かっていた。

テェメーラは群れないと行動できないのかよ。
見ていて暑苦しい、お前らはホモか。
こいつらは大抵一人で行動しない。
行くところすべてに誰かと一緒に行動する。
トイレ行く時くらいは一人でいけよ、集団でトイレとか見てて怖いんよ。

あっ、「ぎゃーぎゃー」聞こえたの全部こいつらからだ。
後にリア充と呼ばれるに違いない。

あとは、机で寝ているものや自前の小説を読んでいる者、あとは何人かのボッチの姿が見えた。

ここで一つ思うことがある、それは、どこの学校や、学年、クラスにも生徒同士では立場というものが存在する。

大きく言えば会社での上司と部下みたいな関係。
つまり、権力が上か下かということ。

学校での場合金ではなく、友の数それプラス目立つヤツ。
簡単に言えばちゃんと友達をもっているかどうか。
友達がいないだけで見下すのは本当にやめてほしい。

だか、目立つって言ってもボッチは例外、アレは違う意味で目立ってるだけだから。

だが、ボッチもいいぞ、自分のしたい事を思う存分できるし、何より無理に誰かに合わせる必要もない。
無理に合わせるのは精神的に疲れる。

そんなこのクラスでの立場はこんな感じになっている。

上位者
1位・不良、問題児。

いや、こいつらはもはやランク外なのかもしれない。

2つ目はムードメーカー、中心的メンバー。
3つ目は可愛い、イケメン親しみやすい人、スポーツ万能。

中位者
1つ目は俺
2つ目は学級員

まぁ、ほとんどの確率で学級委員は目立ってる人や、自主性があるやつがなるんだが。

最下位ら辺にくるやつらは、オタクやボッチたちだろう。
陰キャラと呼ばれる種族は見下されて終わる、それが現実。

クラスの奴らから言えばボッチは見下されて当然という考えになっている。

こうして考えると俺って意外にも上位に入ってる気もするがどうなんだろう。
そんな自分の考えに浸っていた。

今はとにかく眠い、ああこれが睡魔というものか、この感覚ヤバい、途中途中で意識がなくなるこの感じよくわからんがヤバい。


それから学級委員の号令が聞こえ始めた。
もう一人の学級委員の姿が見えないのは休みだからだろうか。

まぁ、俺には何の関係もないが。

それから朝のホームルームが始まった。

「はーい呼名始めますよー」

元気な声を出した先生はそう言って呼名を始めた。
始まった、朝の睡眠を邪魔するあの呼名が。
何で一人一人の返事させるんだよ、見ればわかるだろうに、一人一人の呼名には何らかの意味があるんだろうがやめてほしい、声を出すのも辛い、あんまし声出ないし、声小さすぎると名前また呼ばれちゃうし、ちゃんとその耳で聞いとけよって先生。
呼名が終わったところで先生は少し顔をしかめていた。

「あれっ、6人とも遅刻かな、ちょっと今から確認してきますね。ホームルーム終わらせていてください」

そう言って先生は職員室へと向かった。

なぜか今日に限って7人もクラスメイトの奴らが遅刻していた。


ホームルームも終わりを告げようとしていた時、突然教室のドアが開けられ担任の先生と校長先生が、教室に入ってきて俺たちへと視線を向けた。
そして校長先生が真剣な表情で俺たち生徒に顔を向けて話し始めた。

「昨日の夜から君たちのクラスメイト7人の行方がわからなくなっとるんだが誰か知っとる人はおるかね?」

知らんがな!
ついそんな心の声が漏れそうになっていた。

すると一人の男子生徒が、

「先生それまじでヤバいな」

テメェの顔面の方がヤバいわ!

こんなことを声に出して言ったら喧嘩になること間違いなしだ。

「先生。昨日兎萌恵ともえちゃんはちゃんと家に帰ったんですよね?」

一人の女子生徒が確認のために先生へと聞いた。

「そう、帰ってきたのは間違いないらしんだけど、夜の8時くらいに姿が見えなくなったって。それでほかのご家族もそんな感じらしいのよ」

先生の話を聞いた生徒は皆んな驚きの表情をしていた。

「警察の方にも捜査してもらってるんだがまだ見つからないんだ」

確かに生徒が6人もの行方がわからないというのは何かの事件に巻き込まれたんじゃ無いかと思ってしまう。

「この件は警察の方に任せましたので今みなさんはいつも通りでいてください」

そんな話を聞いたらいつも通りってのはちょっと無理があるだろ。

行方不明になっているこの6人が夜な夜な山にでも遊びに行って迷子になったという考えもあるがそれは絶対に無い。
それはこの6人同士まず遊ぶ事がない。
それはクラスメイトなら見ていてわから事だ。

その7人はと言うと

1人目・咲田兎萌恵さきたともえ
あまり目立ちたがらないがすごく可愛いので男子からの人気は高い。


2人目・吉見美香よしみみか
感情をあまり表に出す事がなく陰気な性格。

3人目・大木界おおぎかい
委員長そして頭が良く、運動神経抜群のさらにイケメンと言うなんと理不尽な男。

4人目・神谷光助かみやこうすけ
不良で学校ではいつも問題を起こしている。
不良のリーダー的存在。


5人目・小田純おたじゅん
アニメオタクでオタクたちのリーダー的存在。

6人目・ 柏原亜紀斗かいばらあきと
どこにでもいるような普通の中学生。

コイツらが一緒になって遊んでいるところを見てみたいものだ。


そしていつも通りの時間が過ぎていき、家に帰りついた。

「龍魅、お帰りー」

「ただいま。俺眠いから寝るわ」

俺はそのまま自分の部屋に行きベットへとダイブした。

俺が家でやることといえば、ゲームしたり、ラノベ読んだり、アニメ見たりする程度だ。

勉強をする気にもならないし、何より勉強は嫌いだ。

スポーツは得意なんだが。

俺は遺伝のおかげなのか人よりも筋肉質で力も強く運動神経もいい方だ。
でも、身長は低い。

「ふぁ、眠い」

そしてそのままベッドの上で夢の中へと意識がいった。
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