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45 一緒の部屋…?
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オーサの腕の中はやっぱりすごく安心する。俺より背も高いからすっぽりと包まれるし、守ってくれている感じがするんだろう。
オーサの胸にすりすりと頬を寄せてその温もりを堪能する。そんな俺の頭を優しく撫でる大きな手。この手も大好きだ。
「ちょ……押さないでくださいっ……」
「しっ!……静かにしないと気づかれるっ……」
何かぼそぼそと聞こえて、まさか! と思ってオーサの腕から顔を出して後ろを見てみれば。バルコニーの入り口で皆が俺達を野次馬していた。その中には王様の姿まで。
「なっ……! 何やってんですかぁぁぁぁぁ!?」
「やばっ! バレた! だから静かにしろって言ったのに!」
「馬鹿! そもそも覗きなんてやめろって言っただろ!」
「はぁ!? 兄上だって乗り気だったくせに!」
「なっ……! ち、違う! そうじゃない!」
「アナ! 素敵だったねぇ! あんな熱烈なキス見ちゃって、僕なんだかきゅんきゅんしちゃった!」
「わかるわ! 私もヒカル様が可愛すぎて幸せそうで胸が苦しいほどだもの!」
「……ヒカル様、俺は一応止めましたからね」
おいぃぃぃぃ!! うっそだろ!? 俺とオーサがキスしてるとこ全部見られてたのかよ!! こんな恥ずかしいことある!? 俺どうしたらいい!?
ルーファスさん達兄弟は揉めてるし、レオナルドさん夫婦はきゃっきゃはしゃいでるし、ランドルは頭を抱えてるし、王様はにこにこ微笑ましく笑っている。
「もうやだ……恥ずかしすぎて無理っ……!」
「そうか。ヒカルは見られるのが恥ずかしいのだな。次からは気を付けよう」
「え。オーサ、気づいてた?」
俺がそう聞けば無言で首をこくりと縦に振った。
は? 気づいてたのに、あ、あ、あんなキスしてきたの!? あんたに羞恥心って言葉はないのかよ!?
「神子様すみませんでした。でも、2人がちゃんとくっついてくれるか心配で……。お互い想い合ってるのは見ててわかってましたから、上手くいって良かったですよ」
「……ルーファスさん、その気持ちは有難いんですが物凄く恥ずかしいので次からはしないでくださいね」
「御意に」
恥ずかしすぎるけど、ルーファスさんが応援してくれていた気持ちは分かるから強くは言えない。というか、ルーファスさんが背中を押してくれたから上手くいったような気がするし。ちょっと色々と強引だったけど。
「重ね重ね申し訳ありません。ですが神子様の幸せそうなお姿を見られて心から嬉しく思います。今度、お祝いの品を贈らせてください」
「あ……はい。ありがとう、ございます」
王様にはまるで孫を見るかのような優しい顔でそう言われてしまった。
本当は皆に怒った方がいいんだろう。だけどこんな風に微笑ましい笑顔全開で皆に見られたら怒るに怒れないよな。皆が良かったって思ってくれているのも分かるし、恥ずかしいけど今回は仕方ない。
だけど次また同じような事があったら、その時はちゃんと怒ろう。俺が恥ずかしすぎて死にたくなるから。
そんなちょっとわちゃわちゃとした一幕もありながらも夕食会は幕を閉じた。
そして俺達はレオナルドさんの屋敷へと戻ることにし、馬車に揺られている。オーサは勿論俺の隣ぴったりに座りずっと手をにぎにぎしている。顔を見れば嬉しそうにずっと笑っていて、あの無表情だったオーサとは別人のようだ。
「本当に2人とも幸せそうで良かったです。今日は母上の治療もしていただいたとお聞きいたしました。本当にヒカル様には何とお礼を言ったらいいのか」
「いえ、お礼はしなくて大丈夫です。それにちょっとした打算もあったことなので……」
召喚陣をヘインズ家が持つ。これを認めてもらったとはいえ、正直不安があった。
ヘインズ家はこの国に住んでいる。だから召喚陣が置かれる場所は、このサザライト国内になる。それを勘違いされてこの国が強気に出られても困るのだ。
だから王妃様の病気を治し恩を売った。純粋な善意じゃない。
王様たちの様子を見ていたら、ヘインズ家に対して無茶苦茶な事はしないだろう。もしそういったことをするような人が出て来たらちゃんと対応してくれるはずだ。そうしてもらうためにやったこと。
「それでもです。もう天に召されるしかなかった母上を救ってくださった。そのことに違いはないのですから」
「ヒカル、私たちヘインズ家の為にありがとう」
オーサはそう言って、握っていた俺の手にちゅっと軽くキスをする。日本人の俺にはこういったスキンシップですら恥ずかしいんだけど。でもそんな俺達を見ていたレオナルドさんも同じようにブレアナさんの手にキスをしていた。ブレアナさんは恥ずかしがる素振りは全くなく、むしろ嬉しそうに笑っている。
これくらいのスキンシップは普通なんだろうな。そのメンタルが凄いと思う……。
やがてレオナルドさんの屋敷に到着し馬車を降りる。すると大勢の使用人達が出迎えてくれていた。双子も俺の姿を見て駆け寄って来て、風呂の準備も出来ていると教えてくれた。
「じゃあ風呂入って寝るよ。オーサもお疲れ様」
「……ヒカル、今日から私も同じ部屋で過ごそうと思うのだが」
「へ……?」
なんて? 同じ部屋で過ごす?
「大丈夫だよオースティン様! いつでも同じ部屋で過ごせるよう、そのつもりで準備してたし。ね、レイフ」
「ええ。こちらは問題ありません」
いやいやいや、俺が問題大ありなんですが!? っていうかそのつもりで部屋の準備してたとか聞いてないけど!? 部屋は物凄く広くてオーサと一緒に過ごしても問題ないけどベッドは1つしかないよね!?
「そうか。それは助かる。では今日から早速移動することにしよう。私の荷物はまた明日以降にでも移せばよい」
「かしこまりました」
かしこまらないで!? ねぇ! 勝手に話進めないで!? 今日から一緒の部屋ってことは、オーサと一緒に寝るってことだよね!?
「さぁ行こうか」
「え……ちょっと!?」
嘘!? 誰もおかしいとか思ってない! それがさも当然って感じなんだけど、それでいいのか本当に!?
皆に微笑ましく見送られながら、俺はオーサに手を引かれて部屋に戻ることになった。
オーサの胸にすりすりと頬を寄せてその温もりを堪能する。そんな俺の頭を優しく撫でる大きな手。この手も大好きだ。
「ちょ……押さないでくださいっ……」
「しっ!……静かにしないと気づかれるっ……」
何かぼそぼそと聞こえて、まさか! と思ってオーサの腕から顔を出して後ろを見てみれば。バルコニーの入り口で皆が俺達を野次馬していた。その中には王様の姿まで。
「なっ……! 何やってんですかぁぁぁぁぁ!?」
「やばっ! バレた! だから静かにしろって言ったのに!」
「馬鹿! そもそも覗きなんてやめろって言っただろ!」
「はぁ!? 兄上だって乗り気だったくせに!」
「なっ……! ち、違う! そうじゃない!」
「アナ! 素敵だったねぇ! あんな熱烈なキス見ちゃって、僕なんだかきゅんきゅんしちゃった!」
「わかるわ! 私もヒカル様が可愛すぎて幸せそうで胸が苦しいほどだもの!」
「……ヒカル様、俺は一応止めましたからね」
おいぃぃぃぃ!! うっそだろ!? 俺とオーサがキスしてるとこ全部見られてたのかよ!! こんな恥ずかしいことある!? 俺どうしたらいい!?
ルーファスさん達兄弟は揉めてるし、レオナルドさん夫婦はきゃっきゃはしゃいでるし、ランドルは頭を抱えてるし、王様はにこにこ微笑ましく笑っている。
「もうやだ……恥ずかしすぎて無理っ……!」
「そうか。ヒカルは見られるのが恥ずかしいのだな。次からは気を付けよう」
「え。オーサ、気づいてた?」
俺がそう聞けば無言で首をこくりと縦に振った。
は? 気づいてたのに、あ、あ、あんなキスしてきたの!? あんたに羞恥心って言葉はないのかよ!?
「神子様すみませんでした。でも、2人がちゃんとくっついてくれるか心配で……。お互い想い合ってるのは見ててわかってましたから、上手くいって良かったですよ」
「……ルーファスさん、その気持ちは有難いんですが物凄く恥ずかしいので次からはしないでくださいね」
「御意に」
恥ずかしすぎるけど、ルーファスさんが応援してくれていた気持ちは分かるから強くは言えない。というか、ルーファスさんが背中を押してくれたから上手くいったような気がするし。ちょっと色々と強引だったけど。
「重ね重ね申し訳ありません。ですが神子様の幸せそうなお姿を見られて心から嬉しく思います。今度、お祝いの品を贈らせてください」
「あ……はい。ありがとう、ございます」
王様にはまるで孫を見るかのような優しい顔でそう言われてしまった。
本当は皆に怒った方がいいんだろう。だけどこんな風に微笑ましい笑顔全開で皆に見られたら怒るに怒れないよな。皆が良かったって思ってくれているのも分かるし、恥ずかしいけど今回は仕方ない。
だけど次また同じような事があったら、その時はちゃんと怒ろう。俺が恥ずかしすぎて死にたくなるから。
そんなちょっとわちゃわちゃとした一幕もありながらも夕食会は幕を閉じた。
そして俺達はレオナルドさんの屋敷へと戻ることにし、馬車に揺られている。オーサは勿論俺の隣ぴったりに座りずっと手をにぎにぎしている。顔を見れば嬉しそうにずっと笑っていて、あの無表情だったオーサとは別人のようだ。
「本当に2人とも幸せそうで良かったです。今日は母上の治療もしていただいたとお聞きいたしました。本当にヒカル様には何とお礼を言ったらいいのか」
「いえ、お礼はしなくて大丈夫です。それにちょっとした打算もあったことなので……」
召喚陣をヘインズ家が持つ。これを認めてもらったとはいえ、正直不安があった。
ヘインズ家はこの国に住んでいる。だから召喚陣が置かれる場所は、このサザライト国内になる。それを勘違いされてこの国が強気に出られても困るのだ。
だから王妃様の病気を治し恩を売った。純粋な善意じゃない。
王様たちの様子を見ていたら、ヘインズ家に対して無茶苦茶な事はしないだろう。もしそういったことをするような人が出て来たらちゃんと対応してくれるはずだ。そうしてもらうためにやったこと。
「それでもです。もう天に召されるしかなかった母上を救ってくださった。そのことに違いはないのですから」
「ヒカル、私たちヘインズ家の為にありがとう」
オーサはそう言って、握っていた俺の手にちゅっと軽くキスをする。日本人の俺にはこういったスキンシップですら恥ずかしいんだけど。でもそんな俺達を見ていたレオナルドさんも同じようにブレアナさんの手にキスをしていた。ブレアナさんは恥ずかしがる素振りは全くなく、むしろ嬉しそうに笑っている。
これくらいのスキンシップは普通なんだろうな。そのメンタルが凄いと思う……。
やがてレオナルドさんの屋敷に到着し馬車を降りる。すると大勢の使用人達が出迎えてくれていた。双子も俺の姿を見て駆け寄って来て、風呂の準備も出来ていると教えてくれた。
「じゃあ風呂入って寝るよ。オーサもお疲れ様」
「……ヒカル、今日から私も同じ部屋で過ごそうと思うのだが」
「へ……?」
なんて? 同じ部屋で過ごす?
「大丈夫だよオースティン様! いつでも同じ部屋で過ごせるよう、そのつもりで準備してたし。ね、レイフ」
「ええ。こちらは問題ありません」
いやいやいや、俺が問題大ありなんですが!? っていうかそのつもりで部屋の準備してたとか聞いてないけど!? 部屋は物凄く広くてオーサと一緒に過ごしても問題ないけどベッドは1つしかないよね!?
「そうか。それは助かる。では今日から早速移動することにしよう。私の荷物はまた明日以降にでも移せばよい」
「かしこまりました」
かしこまらないで!? ねぇ! 勝手に話進めないで!? 今日から一緒の部屋ってことは、オーサと一緒に寝るってことだよね!?
「さぁ行こうか」
「え……ちょっと!?」
嘘!? 誰もおかしいとか思ってない! それがさも当然って感じなんだけど、それでいいのか本当に!?
皆に微笑ましく見送られながら、俺はオーサに手を引かれて部屋に戻ることになった。
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