47 / 53
46※ 初めての①
しおりを挟む
「ではヒカル様はご入浴いたしましょう。オースティン様はどうされますか?」
「そうだな。私は一度部屋に戻って入ることにする」
オーサはそう言ってさっさと部屋を出ていってしまった。なんとなく足取りが軽く見えるのは気のせいだろうか。
そして俺はいつものように双子に風呂へ入れられる。初めは物凄く恥ずかしかったけど、今じゃある程度は慣れてしまった。相変らずレイフの洗髪は気持ちがいい。
「ヒカル様、やっとゆっくりオースティン様と一緒に過ごせるね!」
「あの国にいる限りは無理でしたからね。オースティン様の奴隷契約もありましたし……。こんな風に穏やかに過ごせる日が来るなんて信じられません。全てヒカル様のお陰ですね」
双子にそう言われてしまうと、オーサと一緒の部屋で過ごすことが恥ずかしいとかなんとか言えなくなってしまう。
まぁ俺も恥ずかしいというだけで、一緒にいることが嫌かと言えば全然嫌じゃない。むしろ嬉しい。だけどそれをこの屋敷の皆に知られていることが恥ずかしい。
しかも1台のベッドで一緒に寝るってことも皆には知られている。ん? もしかして、一緒に寝るってことはイヤらしいこともする……? ってちょっと待て。男同士ってどうやってやるんだ?? ただお互いのアレをこすったり舐めたりして終わり??
やべー……俺全然わかんないや。どうしたらいいんだろう。
「さ、終わりましたよ」
俺が1人で変な事を悶々と考えていたら、全部洗い終わってしまった。水気を拭いて寝間着に着替える。絹で作られたこの寝間着は気持ちよくてお気に入りだ。
そして部屋に戻ればオーサが既に待っていた。オーサが着ている寝間着は俺が着ている物とそっくりだった。きっとこの寝間着を仕立てる時に、しれっと自分の分もオーダーしていたに違いない……。
俺が知らないだけで、ずっとお揃いの寝間着を着ていたのか俺達は……。これ、多分皆知ってるんだよな。また恥ずかしい事実を知ってしまった……。
「ではおやすみなさいませ、ヒカル様」
「また明日ね、ヒカル様」
双子はベッドルームの確認を終わらせるとそそくさと部屋を出ていってしまった。オーサと2人残されてもう心臓がドキドキと高鳴ってしまう。
「行こうか」
オーサに手を取られて寝室へ。小さな灯りだけが灯された寝室は、いつもと同じなのにオーサがいるというだけでいかがわしい雰囲気に感じてしまう。
すっとベッドに入るけど恥ずかしくてオーサには背中を向けたまま。背後でオーサがベッドに滑り込む気配を感じて、俺の心臓は更に煩く鼓動する。そして俺の背中にぴったりと体をくっつけて腕を回される。後ろにオーサを感じて体が熱くなった。
「ヒカルとこうして一緒に寝られる日が来るとは思わなかった」
ギュッと抱きしめられてオーサの顔が俺の丁度うなじあたりに当たる。さらさらとしたオーサの髪が当たってくすぐったい。
「ヒカル、キスがしたい」
そう言われてちらりと後ろを振り向けば、熱が籠った瞳が見えた。そのまま肩を押されて向きを変えられ、ちゅっと触れるだけのキスをされる。
「魔力譲渡の時を思い出すな」
オーサはくすりと笑うとそのまままた唇を重ねて来る。舌も入り込み、俺はオーサの舌を受け入れるのにいっぱいいっぱいになってしまう。でもそれが気持ちよくてされるがまま、オーサの舌の動き感じていた。
キスをされながら頭を撫でられて気持ちが良い。オーサの手はいつも優しくて大好きだ。
その頭を撫でていた手は下へと降りて首筋を通り、胸へと伸びて来る。そのまま寝間着のボタンを外されてしまい、出来た隙間に手が入り込む。そのまま胸の先端へ指が触れるとくにくにと揉まれた。
「んんっ!?」
初めての感覚に驚いて体がビクつくも、オーサはキスも手の動きも止めることはない。段々と気持ち良くなってきて頭がぼーっとして来た。
やがてちゅっと音がしてオーサが離れる。するとそのまま俺の首筋に顔を埋めたと思ったらそのままぺろりと舐められた。
「んあっ……」
ぞくりと背中に快感が走り思わず声が漏れる。オーサの舌の温かさが気持ちよくてぴくぴくと体が動く。
「ヒカル……可愛い、ヒカル」
オーサの舌はそのまま舐め続けながら胸まで移動した。やがて片方の先端は舌で、片方は手で転がされ刺激を与えられる。
「んんんっ……待ってっ……」
初めての感覚にどうしていいかわからずオーサの動きを止めようとした。だがオーサは俺の顔をちらりと見ると、また先端を転がす作業を続けてしまう。
まずい……もう俺のアソコは立ち上がっている。むずむずする感覚に負けて足が自然と動く。
それを知ってか知らずか、オーサの舌はそのまま下へと降りていき臍まで舐めだしてしまう。オーサはそのまま手をズボンに掛けるとぐっと下へと降ろしてしまった。お陰で下着を押し上げる俺の形が丸見えだ。先端も少し濡れているというおまけ付きで。
「ああ……久しぶりだ」
オーサのうっとりとした声が耳に入ったと思ったら、下着越しに舌が這わされてしまう。その刺激で俺の体はびくりと跳ねた。何度か舐められると、今度はそのままぱくりと咥えられ一気に温かさに包まれてしまう。
「やぁっ……オーサッ……!」
下着越しで気持ちいいのにもどかしい。恥ずかしいのにもっと欲しい。心の準備が出来ないままこんなことをされているのに、もっと欲しいと思ってしまう自分に驚いてしまう。
それは相手がオーサだから。オーサだから嬉しいしもっと触れたい、触れられたいと思ってしまう。
「飲みたい……飲ませて欲しい」
オーサは一言呟くと、俺の下着を降ろし剝き出しになったソレを躊躇なく口に咥えた。そのまま勢いよくしゃぶられてしまい、強すぎる快感に俺の体は跳ね上がった。
「んぁぁっ! オーサッ! ダメっ……つよ、いぃっ……」
こんなの無理だ。すぐに出そうになる。必死に堪えているものの、オーサの口の中が気持ち良すぎてあっという間に放ってしまった。
オーサは口から離すことなく、そのまま更にじゅるっと吸い上げ残留すらも吸い取った。
「ああ……この味だ……ヒカルの味は、なんと甘いのだ……」
ちゅぽんと口から外し恍惚とした表情を浮かべるオーサ。その瞳は情欲を隠しもせずに俺を見つめていた。
「そうだな。私は一度部屋に戻って入ることにする」
オーサはそう言ってさっさと部屋を出ていってしまった。なんとなく足取りが軽く見えるのは気のせいだろうか。
そして俺はいつものように双子に風呂へ入れられる。初めは物凄く恥ずかしかったけど、今じゃある程度は慣れてしまった。相変らずレイフの洗髪は気持ちがいい。
「ヒカル様、やっとゆっくりオースティン様と一緒に過ごせるね!」
「あの国にいる限りは無理でしたからね。オースティン様の奴隷契約もありましたし……。こんな風に穏やかに過ごせる日が来るなんて信じられません。全てヒカル様のお陰ですね」
双子にそう言われてしまうと、オーサと一緒の部屋で過ごすことが恥ずかしいとかなんとか言えなくなってしまう。
まぁ俺も恥ずかしいというだけで、一緒にいることが嫌かと言えば全然嫌じゃない。むしろ嬉しい。だけどそれをこの屋敷の皆に知られていることが恥ずかしい。
しかも1台のベッドで一緒に寝るってことも皆には知られている。ん? もしかして、一緒に寝るってことはイヤらしいこともする……? ってちょっと待て。男同士ってどうやってやるんだ?? ただお互いのアレをこすったり舐めたりして終わり??
やべー……俺全然わかんないや。どうしたらいいんだろう。
「さ、終わりましたよ」
俺が1人で変な事を悶々と考えていたら、全部洗い終わってしまった。水気を拭いて寝間着に着替える。絹で作られたこの寝間着は気持ちよくてお気に入りだ。
そして部屋に戻ればオーサが既に待っていた。オーサが着ている寝間着は俺が着ている物とそっくりだった。きっとこの寝間着を仕立てる時に、しれっと自分の分もオーダーしていたに違いない……。
俺が知らないだけで、ずっとお揃いの寝間着を着ていたのか俺達は……。これ、多分皆知ってるんだよな。また恥ずかしい事実を知ってしまった……。
「ではおやすみなさいませ、ヒカル様」
「また明日ね、ヒカル様」
双子はベッドルームの確認を終わらせるとそそくさと部屋を出ていってしまった。オーサと2人残されてもう心臓がドキドキと高鳴ってしまう。
「行こうか」
オーサに手を取られて寝室へ。小さな灯りだけが灯された寝室は、いつもと同じなのにオーサがいるというだけでいかがわしい雰囲気に感じてしまう。
すっとベッドに入るけど恥ずかしくてオーサには背中を向けたまま。背後でオーサがベッドに滑り込む気配を感じて、俺の心臓は更に煩く鼓動する。そして俺の背中にぴったりと体をくっつけて腕を回される。後ろにオーサを感じて体が熱くなった。
「ヒカルとこうして一緒に寝られる日が来るとは思わなかった」
ギュッと抱きしめられてオーサの顔が俺の丁度うなじあたりに当たる。さらさらとしたオーサの髪が当たってくすぐったい。
「ヒカル、キスがしたい」
そう言われてちらりと後ろを振り向けば、熱が籠った瞳が見えた。そのまま肩を押されて向きを変えられ、ちゅっと触れるだけのキスをされる。
「魔力譲渡の時を思い出すな」
オーサはくすりと笑うとそのまままた唇を重ねて来る。舌も入り込み、俺はオーサの舌を受け入れるのにいっぱいいっぱいになってしまう。でもそれが気持ちよくてされるがまま、オーサの舌の動き感じていた。
キスをされながら頭を撫でられて気持ちが良い。オーサの手はいつも優しくて大好きだ。
その頭を撫でていた手は下へと降りて首筋を通り、胸へと伸びて来る。そのまま寝間着のボタンを外されてしまい、出来た隙間に手が入り込む。そのまま胸の先端へ指が触れるとくにくにと揉まれた。
「んんっ!?」
初めての感覚に驚いて体がビクつくも、オーサはキスも手の動きも止めることはない。段々と気持ち良くなってきて頭がぼーっとして来た。
やがてちゅっと音がしてオーサが離れる。するとそのまま俺の首筋に顔を埋めたと思ったらそのままぺろりと舐められた。
「んあっ……」
ぞくりと背中に快感が走り思わず声が漏れる。オーサの舌の温かさが気持ちよくてぴくぴくと体が動く。
「ヒカル……可愛い、ヒカル」
オーサの舌はそのまま舐め続けながら胸まで移動した。やがて片方の先端は舌で、片方は手で転がされ刺激を与えられる。
「んんんっ……待ってっ……」
初めての感覚にどうしていいかわからずオーサの動きを止めようとした。だがオーサは俺の顔をちらりと見ると、また先端を転がす作業を続けてしまう。
まずい……もう俺のアソコは立ち上がっている。むずむずする感覚に負けて足が自然と動く。
それを知ってか知らずか、オーサの舌はそのまま下へと降りていき臍まで舐めだしてしまう。オーサはそのまま手をズボンに掛けるとぐっと下へと降ろしてしまった。お陰で下着を押し上げる俺の形が丸見えだ。先端も少し濡れているというおまけ付きで。
「ああ……久しぶりだ」
オーサのうっとりとした声が耳に入ったと思ったら、下着越しに舌が這わされてしまう。その刺激で俺の体はびくりと跳ねた。何度か舐められると、今度はそのままぱくりと咥えられ一気に温かさに包まれてしまう。
「やぁっ……オーサッ……!」
下着越しで気持ちいいのにもどかしい。恥ずかしいのにもっと欲しい。心の準備が出来ないままこんなことをされているのに、もっと欲しいと思ってしまう自分に驚いてしまう。
それは相手がオーサだから。オーサだから嬉しいしもっと触れたい、触れられたいと思ってしまう。
「飲みたい……飲ませて欲しい」
オーサは一言呟くと、俺の下着を降ろし剝き出しになったソレを躊躇なく口に咥えた。そのまま勢いよくしゃぶられてしまい、強すぎる快感に俺の体は跳ね上がった。
「んぁぁっ! オーサッ! ダメっ……つよ、いぃっ……」
こんなの無理だ。すぐに出そうになる。必死に堪えているものの、オーサの口の中が気持ち良すぎてあっという間に放ってしまった。
オーサは口から離すことなく、そのまま更にじゅるっと吸い上げ残留すらも吸い取った。
「ああ……この味だ……ヒカルの味は、なんと甘いのだ……」
ちゅぽんと口から外し恍惚とした表情を浮かべるオーサ。その瞳は情欲を隠しもせずに俺を見つめていた。
112
あなたにおすすめの小説
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。
ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。
異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。
二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。
しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。
再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。
勇者になるのを断ったらなぜか敵国の騎士団長に溺愛されました
雪
BL
「勇者様!この国を勝利にお導きください!」
え?勇者って誰のこと?
突如勇者として召喚された俺。
いや、でも勇者ってチート能力持ってるやつのことでしょう?
俺、女神様からそんな能力もらってませんよ?人違いじゃないですか?
沈黙のΩ、冷血宰相に拾われて溺愛されました
ホワイトヴァイス
BL
声を奪われ、競売にかけられたΩ《オメガ》――ノア。
落札したのは、冷血と呼ばれる宰相アルマン・ヴァルナティス。
“番契約”を偽装した取引から始まったふたりの関係は、
やがて国を揺るがす“真実”へとつながっていく。
喋れぬΩと、血を信じない宰相。
ただの契約だったはずの絆が、
互いの傷と孤独を少しずつ融かしていく。
だが、王都の夜に潜む副宰相ルシアンの影が、
彼らの「嘘」を暴こうとしていた――。
沈黙が祈りに変わるとき、
血の支配が終わりを告げ、
“番”の意味が書き換えられる。
冷血宰相×沈黙のΩ、
偽りの契約から始まる救済と革命の物語。
【完結】Restartー僕は異世界で人生をやり直すー
エウラ
BL
───僕の人生、最悪だった。
生まれた家は名家で資産家。でも跡取りが僕だけだったから厳しく育てられ、教育係という名の監視がついて一日中気が休まることはない。
それでも唯々諾々と家のために従った。
そんなある日、母が病気で亡くなって直ぐに父が後妻と子供を連れて来た。僕より一つ下の少年だった。
父はその子を跡取りに決め、僕は捨てられた。
ヤケになって家を飛び出した先に知らない森が見えて・・・。
僕はこの世界で人生を再始動(リスタート)する事にした。
不定期更新です。
以前少し投稿したものを設定変更しました。
ジャンルを恋愛からBLに変更しました。
また後で変更とかあるかも。
完結しました。
婚約破棄されて追放された僕、実は森羅万象に愛される【寵愛者】でした。冷酷なはずの公爵様から、身も心も蕩けるほど溺愛されています
水凪しおん
BL
貧乏男爵家の三男アレンは、「魔力なし」を理由に婚約者である第二王子から婚約破棄を言い渡され、社交界の笑い者となる。家族からも見放され、全てを失った彼の元に舞い込んだのは、王国最強と謳われる『氷の貴公子』ルシウス公爵からの縁談だった。
「政略結婚」――そう割り切っていたアレンを待っていたのは、噂とはかけ離れたルシウスの異常なまでの甘やかしと、執着に満ちた熱い眼差しだった。
「君は私の至宝だ。誰にも傷つけさせはしない」
戸惑いながらも、その不器用で真っ直ぐな愛情に、アレンの凍てついた心は少しずつ溶かされていく。
そんな中、領地を襲った魔物の大群を前に、アレンは己に秘められた本当の力を解放する。それは、森羅万象の精霊に愛される【全属性の寵愛者】という、規格外のチート能力。
なぜ彼は、自分にこれほど執着するのか?
その答えは、二人の魂を繋ぐ、遥か古代からの約束にあった――。
これは、どん底に突き落とされた心優しき少年が、魂の番である最強の騎士に見出され、世界一の愛と最強の力を手に入れる、甘く劇的なシンデレラストーリー。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
【本編完結済】神子は二度、姿を現す
江多之折
BL
【本編は完結していますが、外伝執筆が楽しいので当面の間は連載中にします※不定期掲載】
ファンタジー世界で成人し、就職しに王城を訪れたところ異世界に転移した少年が転移先の世界で神子となり、壮絶な日々の末、自ら命を絶った前世を思い出した主人公。
死んでも戻りたかった元の世界には戻ることなく異世界で生まれ変わっていた事に絶望したが
神子が亡くなった後に取り残された王子の苦しみを知り、向き合う事を決めた。
戻れなかった事を恨み、死んだことを後悔し、傷付いた王子を助けたいと願う少年の葛藤。
王子様×元神子が転生した侍従の過去の苦しみに向き合い、悩みながら乗り越えるための物語。
※小説家になろうに掲載していた作品を改修して投稿しています。
描写はキスまでの全年齢BL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる