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僕は悪役令息。…のはず。
しおりを挟む「セシル・オートリッド!お前との婚約を破棄する!もう2度と私とオスカーの前に姿を見せるな!」
「そ…そんなっ!お待ちください!ウィル様!僕はっ…」
「黙れ!お前がオスカーを虐めていたのは分かっている!全て録画魔道具にお前の悪行が映っているんだ!言い訳など聞かぬ!…衛兵!今すぐコイツを牢へぶち込め!」
「ウィル様…。」
こうしてセシルは後に処刑される事となった。
「ウィル様…。僕はとても幸せです。」
「オスカー。今まで辛い思いをさせて済まなかった。これからはお前にそんな思いをさせないと誓おう。愛している。」
王太子ウィルフリードとオスカーは結ばれ幸せになりました。
めでたしめでたし。
⁂ ⁂ ⁂ ⁂
「全っ然めでたくなーーい!!」
まだ夜も明けきらぬ早朝、僕は大量の汗を流しながら飛び起きて叫んだ。
はぁはぁと口から漏れる息は荒く、心臓はバクバクと早鐘を打つ。
「…嘘。嘘でしょ!? 誰か嘘だと言ってぇ!!」
あの夢は間違いない。この先に起こる僕の末路…。だって僕は処刑されるセシル・オートリッドなのだから。
何がきっかけなのか分からないが、さっき見た夢は僕が前世でプレイしていたBLゲーム『真実の愛のもとに』のラストシーン。それだった。
そのお陰で僕がこのゲームの世界に転生していて、悪役令息のセシル・オートリッドである事を知った。
「まずいまずいまずい!僕はこのままだと死んでしまう!えっと今はいつ!?ゲームのいつ頃!?」
必死に記憶を探っていく。
今の僕は15歳。あと2ヶ月もすれば学園へと入学する。
「…まだゲームは始まっていない。良かった…。まだ挽回できる!あ…でも…。」
そう。1週間前には僕とこの国の王太子であるウィルフリード様との婚約が発表されたばっかりだった。
僕の父上はこの国の公爵で宰相をしている。だから子供の頃からウィルフリード様と良く会っていて、仲もとても良かったから婚約をする事になった。
僕もウィルフリード様のことが大好きで婚約が決まった時は泣いて喜んだけど…。
でも僕はそんな大好きなウィルフリード様から婚約を破棄される。あの夢で見たように。
学園へ入学してからしばらくして、ひょんなことからウィルフリード様は侯爵令息のオスカーと急速に仲良くなる。
僕はそれが面白くなくてオスカーに嫉妬してありとあらゆる虐めを行っていく。
そして最終的には断罪され処刑されるのだ。
「冗談じゃないっ!せっかく健康な体で生まれたのにこんなに早く死ぬなんてごめんだ!」
僕の前世は、心臓が弱く常に入院していた。学校に通う事も出来ず友達だっていない。少し歩いただけで息切れをする程で普通の生活を送る事なんて出来なかった。
病院のベッドの上で出来ることは本を読んだりテレビを見たりゲームをするくらい。時間はあったから片っ端から色々やっていた。
RPGからシュミレーションゲーム、乙女ゲームにBLゲームまでひたすらやり込んだ。
そんな中の一つ、BLゲームの『真実の愛のもとに』の世界に転生してしまった。
「なんでよりにもよってこのゲームなんだよ。なんで処刑されるセシルに転生したんだよ…。」
心臓発作が起こり、僕は13歳でこの世を去った。はず。その時からの記憶がないから多分そうだと思う。
あの時は自由に歩いたり走ったりできない体が辛かった。発作が起きれば苦しくて苦しくて辛かった。
今は前世とは全く違う健康な体で生まれたのに、18歳で処刑される運命だなんて…。神様は酷すぎるっ!
「とにかく!僕が学園に行かなければオスカーに会う事もないし虐めるなんて不可能だ。そうなれば断罪されるなんて事は起こらない。」
幸いなことにゲームはまだ始まっていない。処刑される運命から逃れるなら今しかない。
ウィルフリード様との婚約を解消する事をお願いしよう。大好きだったけど、オスカーに取られる上に死んでしまうんじゃ意味がない。
僕は前世の記憶が蘇ったとしてもセシルでもあるからウィルフリード様が好きな気持ちは変わらない。
婚約できて嬉しかったけど、僕にその先の未来はないのだ。
「父上。お話があります。」
数時間後、僕は父の元へ向かった。
「僕とウィルフリード様との婚約を解消してほしいのです。」
「は?」
僕がウィルフリード様の事が大好きな事を知っている父上は、まさか婚約を解消したいと言うなんて思うはずがないから口を開けてぽかんとしてしまっている。
「何?聞き間違いか?殿下との婚約を解消したいと聞こえたが?」
「聞き間違いではありません。父上のお耳は正常です。」
「……なぜ急にそんな事を言い出したんだ?」
「………すみません父上。僕はウィルフリード様と婚約をすると3年後には死んでしまう呪いにかかってしまったんです。」
ゲームの世界だなんて言っても通じるわけが無いからどう説明するか悩んだ結果、呪いにかかったと言い訳することにした。
呪いは一般的ではないけど、魔法があるこの世界では全くない事はない。
「…誰がそんな呪いを?」
「…わかりません。わかりませんが呪いにかかった事は間違いないのです。夢で呪われました。」
苦しい言い訳な事くらい分かってはいるがそれ以上うまく説明できる頭がない。これで押し通すしかない。
「ですからどうか婚約を解消してください!そして僕が修道院に入る事をお許しください!どうかどうかお願い致します!」
そう言いながら僕は父上に向かって土下座した。
「なっ!? セシル!やめなさい!そんな事をしてはいけない!」
「お願いします!お願いします!どうか僕の願いをお聞き届けください!お願いします!」
父上は必死に土下座をやめさせようとしたけど、僕の願いを聞いてもらう為にひたすら土下座をした。
とうとう父上は根負けしてため息を溢す。
「…わかった。修道院に入る事は認められないが殿下との婚約を解消する事を願い出よう。」
「!! ありがとうございます!!」
逃げる為に修道院に入る事は出来なかったけど、婚約の解消は了承してもらえた。まずは一歩。
向こうが解消にすぐ応じてくれるかは分からないけど、なんとしても解消してもらわないと。
⁂ ⁂ ⁂ ⁂
「…なぜこちらにいらっしゃるのですか?ウィルフリード様。」
父上に婚約解消をお願いして数日後。ウィルフリード様がいらっしゃった。
「なぜとはこちらのセリフだ。セシルが婚約を解消したいと申し出たと聞いた。ついこの前は嬉しいと言って泣いていただろう?それほど喜んでいたのに急に解消など言われても納得できるわけがないだろう?」
「…申し訳ありませんが、このまま婚約していると僕は死んでしまうのです。そういう呪いにかかりました。ですから…。」
「それも宰相から聞いた。だが私は信じられないんだ。…確かに呪いは存在する。するがなぜセシルが呪われる?理由が思い当たらない。」
僕にも思い当たりません。だって僕の口から出た作り話だから。
他にも婚約者候補は居たけど、その人たちの名前を挙げることは出来ない。そんな事をすれば無実の罪に問われるし僕の嘘だって簡単にバレてしまう。
それに正直僕たちの婚約になんの障害も無かった。何故ならウィルフリード様と両思いで、子供の時からずっとそれを宣言してきたから。
ウィルフリード様は僕以外と婚約する気は無いってずっと言ってくれててすごく嬉しかった。
だけど。
「…ウィルフリード様の運命の相手は僕ではありません。申し訳ありません。」
本当は婚約を解消なんてしたくない。だけどこのままだと僕は死んでしまう。それだけは絶対に嫌だ。
「…セシル。私はセシル以外と婚姻を結ぶ事は考えられない。私の気持ちが信じられないのか?」
「……。」
何も言えなかった。
「セシルがなんと言おうともと解消はしない。私は認めない。」
そう言ってウィルフリード様は帰って行った。
『私の気持ちが信じられないのか?』
少し前の僕なら信じていた。だけど貴方はオスカーを好きになる。僕はそれを知ってしまった。だから何も言えなかった。
⁂ ⁂ ⁂ ⁂
そして2ヶ月後。
僕は学園に入学した。修道院に入れないのならば学園の入学を取りやめて欲しいとお願いしたが無理だった。
憂鬱な気持ちで学園の門を潜る。そこにはゲームのオープニングで散々見た風景が広がっていた。
「…本当にゲームの世界なんだ…。」
これから僕はウィルフリード様とオスカーがラブラブになっていくのを見ていくのだ。
見たくないから修道院に入りたかったのに。
虐めをするなんてことは絶対しないけど、僕は黙って2人の恋の様子を見るだなんて。
「セシル。おはよう。」
「ウィルフリード様…。」
ふと呼ばれて顔を上げると、ウィルフリード様が少し寂しそうな顔で僕を見ていた。
「…ウィルだ。いつものように呼んでくれ。」
「……。」
僕は貴方と添い遂げられないのにそんな風に呼べるわけない。
黙っていたら、はぁとため息をつかれた。
「とりあえず教室に行こう。…頼むから私を拒絶しないでくれ。」
ごめんなさい。本当はいつもみたいにウィルと呼びたい。いつもみたいに手を繋ぎたい。だけど、それはもう出来ない。
ウィルフリード様の少し後ろを付いて行く。すると見覚えのあるピンクの髪色が目についた。
「あ……。」
「…セシル?」
あれはヒロインのオスカー。これはウィルフリード様との出会いのイベント。ここでオスカーは転んでウィルフリード様に手を差し伸べられる。
そしてウィルフリード様はオスカーに一目惚れする。
ああ、本当にゲームが始まってしまう。これを僕は黙って見ていなきゃいけないんだ。
目にじわりと涙が滲む。
「あっ!」
するとオスカーはゲームの内容通り転んでしまった。
「大丈夫か?」
ウィルフリード様は目の前で倒れたオスカーに手を差し伸べている。
ああ、もう見ていたくない。神様、僕は何を間違えたんでしょうか。何をしたんでしょうか。何の罰なんでしょうか。
「大丈夫です。すみません、ありがとうござい……。ああああああああ!?」
オスカーがいきなり叫び出した。
あれ?ゲームにこんな場面あったっけ??
確かウィルフリード様の手を取って立ち上がって、恥ずかしく思いながらも笑顔でお礼を言ったはず。
こんな風に叫んだりはしなかったはずだ。
「あ、あ、あ、あ、あ、あのっ!!」
吃りが凄いな。オスカーってこんなんだっけ?
あれ?こっちに来てない?え?え?何!?
オスカーが満面の笑顔で僕に向かって走ってくる。
「あのっ!!セシル・オートリッド様ですよね!?あの!僕、僕!貴方の事が好きなんです!!」
「はい?」
僕の目の前に来たと思ったら手を握られていきなりの告白。
あれ?君はオスカー・ペンフォード、だよね?髪はピンクだし顔もゲームで散々見たし、声も散々聞いた同じ声。
「はぁ!? おい!待て!セシルは私の婚約者だ!!」
「え?セシル様婚約者がいたんですか?」
「…はい。一応…。」
解消をお願いしている段階ですが。まだ婚約中です。
「でも僕には関係ありません!セシル様!僕と付き合ってください!!僕の愛を受け止めて!!」
「はい??え??なぜ??」
なんだこれは。あれ?僕は悪役令息のセシル・オートリッド、だよね。うん。間違いない。
なんで悪役令息の僕が、ヒロインに告白されてるの??
「待て待て待て待て!! 貴様!関係ないだとっ!? 大いに関係あるわ!!」
滅多に大声を出さないウィルフリード様がそう叫ぶと僕の手をオスカーから離し抱きしめてきた。
「セシルは私の婚約者だ!こ・ん・や・く・しゃ!!この意味がわからないのか!?」
「…でも僕はセシル様が好きなんです!諦められません!!」
えぇ…何これぇ。何でこんなことになってるの?
「貴様っ!名を名乗れ!」
「あ。こほん。失礼しました。僕はオスカー・ペンフォードです。セシル様の論文読みました!とても素晴らしくてお陰で僕の家の領地はなんとか持ち直す事が出来たんです!貴方は僕たちペンフォード領の神様です!好きです!付き合ってください!」
待って。意味がわからない。
彼は確かにオスカーだ。名前も一致した。なのに何でウィルフリード様じゃなくて僕の事が好きだと言っているの?
それに論文?持ち直した?え?
確かに論文は書いた事がある。僕は土の魔力を持っている。だから土壌の改良の研究をして痩せた土地でも作物が育つようにした。その結果を論文にして提出した覚えはある。
でもそれは3年前の話だ。父上の友人の領地が大変なことになっているからと言われて、父上と一緒に土壌の改良を研究したんだ。
まさかその父上の友人ってオスカーの父上!?
「貴方の論文のおかげで僕の家の領地は作物が育つようになって飢饉から脱せました!おまけにかなりの借金もあったんですが、それの返済も目処がたってだから僕はこの学園に通う事が出来るようになったんです!本当にありがとうございました!!だから僕は貴方の事が好きになりました!結婚してください!」
そんなキラキラした笑顔で言われても…。
「そんなわけにいくかー!! セシルは私の婚約者だと言っているだろう!セシルを絶対に渡さないからな!!」
「ウィル様…。」
そのまま僕はウィルフリード様に抱き上げられて教室へと向かった。オスカーはずっと後を付いてきて、ずっと僕に告白してきた。
これ、『真実の愛のもとに』のゲームの世界だよね?あれ?なんでこうなった??
結局ウィルフリード様とオスカーの恋は始まることは無く、むしろウィルフリード様が悪役令息になりそうだったのを止めることになったくらいだ。
僕の学園生活は想像の斜め上をいく状態になって、とても賑やかになってしまった。
そのまま僕は婚約を解消することもなく学園を卒業してウィルフリード様と結婚したわけだけど。
オスカーの告白によって僕の呪い云々は忘れ去られてしまった。
まぁ結果、それで良かったんだけど。
…結局僕は1人で焦って1人で悩んで1人で何とかしようと無駄な足掻きをしたってことだ。
もちろんゲームのような断罪もあるわけもなく、ウィルフリード様にはとても大事にされている。
「…ウィル様。僕はとても幸せです。」
「セシル。今まで散々な目に合ったが、やっと結婚する事ができた。誰にも渡さない。愛している。」
こうして僕とウィルフリード様は幸せになりましたとさ。
めでたしめでたし。
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王太子のブチギレ具合がツボで、検索に引っかかるとついつい読んでしまう。。。
ゆずれもん様
感想ありがとうございます😊
もう初期の初期に書いた作品なので、駄文も駄文でお恥ずかしいのですが、何度も(で合ってますか??)お読みいただきありがとうございます🙏💦
(書き直すか中編か長編にするか…?)
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みたらし団子様
そうですね。相手がヒーローか悪役令息かの違いで、どちらにしても環境は変わらないという…
楽しい『悪役令息』でした(笑)
美香月様
感想ありがとうございます😊
楽しんでいただけてとても嬉しいです!