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最終章 決戦、最終戦争。 後編
第一話 儀式再び
しおりを挟むガイランとエンプェイアと戦うリアク。そしてリアクは奥義を繰り出す。
「やあぁぁぁ…!!」
ホフルギウスがガイランの腕に当たった瞬間、ものすごい爆発が起きた。それは宇宙にも見えるほどだ。大陸の中心の腕が崩壊し、木々がなぎ倒された。
「私が死に絶えるとでも…」
ガイランの腕や体の一部は肉という肉は消え、骨が残っている。
「下がれよ、ガイラン様。あとは俺がやる…って─」
「リアク10年振りね、」
そこにはアルシュナがいた。
「ここは私に任せなよ、貴方は彼奴を追いなさい」
「あぁ、ありがとう」
「女が相手だと気が抜けるなぁ─」
アルシュナの拳がエンプェイアの顔面に近づく。
「なっ…!」
辺り一面煙が舞う。
「痛ってぇ……、、、殺して欲しいのか…、!」
「逆に殺してあげようぞ、人類の奸雄とやらよ…」
アルシュナの後ろから身長2m越えでガタイがいい男がやってくる。
「この吸血鬼第2位のアルガンが、余を消してあげようぞ…」
アルガンが一振するとエンプェイアの左腕は消えていた。
「え、ぁぁぁぁ……!!」
「我が剣アルトガについていけるのは、もはや最高位の絶望と希望の剣だけだろう」
「ぐ…奸雄ナル我ガ唱エル…属性水…水龍ノ神聖!」
100mを軽く超える大きさの水で作られた龍が襲う。
「水分補給でもする気か…?」
アルガンが腕を横に振ると水龍が消えた。
「なっ、!」
「笑わせるなっ、吸血術…破壊…」
エンプェイアは砂のようにバラバラになった。
「そいつも敵か…」
「いいえ、こいつは私の結婚相手になる男よ」
「だからそれは…」
一瞬でアルガンがリアクの目の前に来る。
「本当か…?」
「えぇ…と…はい…」
「そうか…ならば貴様は一旦信頼出来る…」
ガイランがいない…。そろそろ俺も行かないといけないかな…
「アシュペナと…アルガン…」
「様な…!」
アルガンの威圧感が半端なすぎてリアクは今にも押し潰されそうだ。
「ア、アルガン様は…ガイラン…あの後ろにいた老人を…おってください」
「アシュペナに免じて良かろう…」
俺は俺でキルトスを殺らないとな…。
「はぁ…第零級魔法…七次元超力!」
リアクの血管が紫に光り出す。
「しゃっ…行くかっ、!」
リアクもキルトスの後を追うように穴の中に入っていった。
さすがに不快な…レグゼータの基地を思い出す。1回…
「火弾!」
火弾を穴の下に放ち、灯りがわりに使った。
うっひょ~こりゃすごく深いぞ…
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