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最終章 決戦、最終戦争。 後編

最終話 英雄と弟子

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新暦3年。英雄王リアク・ガルディアはの弟子を取りのちのちその弟子は十大神とよばるようになった。

「師匠の奥さん美人すぎんか…?」

「だよなぁー、すげぇ」

「お前らリエとアシュペナにて出すなよ?」

十大神の2人が英雄城の椅子に座って会話してると本棚からリアクが現れた。

「し、師匠!?」

「師匠!そんな滅相もない…」

「それはそれで失礼だがまぁ手出すんじゃねーぞー」

リアクは手を振ってどこかへ行ってしまった。

「相変わらず、何考えてるかわかんねぇ…」

「あの人はもう人知を超えた力があるしね…」



「やぁぁぁ!ぐぅっ!がっ!」

リアクは十大神の1人、炎神カルネと訓練をしていた。

「カルネ。まだまだだな、この世界を支える人になるのなら俺を超えるくらい頑張ってくれなきゃ困るな」

「リアク様強すぎです…これでも私結構強い方なのですが…」

「でも、俺からしたら弱いなぁー。─嘘だよ、お前は強い、お前ら十大神は強くなれる。何事も継続が大事だ、頑張って訓練しろよ」



「リアク~久しぶりに模擬戦やろうぜー」

ベールックがリアクに言う。

「1発で決めるよ?」

結果ベールック敗退。

「てめぇ強くなりすぎじゃねぇーか?若干引いたわ…」

「お前が弱いだけなんじゃねーの?」

とリアクが笑いながら言う。

「絶対お前を超えてみせるからな!俺は!」

「楽しみにしてるよ」



2年後。

「お久しぶりでございます、英雄王様…」

「貴方は一国の王ですよ?私に敬語なんていりませんよ」

「いえいえ父も尊敬する存在。それは私も尊敬する人ですよ…」

バルザティア王国の国王と会談をするリアク。

「セントレアルさんは元気かい?」

「あぁ、おかげさまで。貴方様の方はとても業務が大変そうでありますなぁ」

「そうかもね、でも平和になったし別にいいや」

その時国王の部屋の扉が開く。

「お父様、失礼します」

「ん?」

リアクは不思議そうに少女と少年を見る。

「あぁ、ペルラか。紹介してませんでしたね。私の娘、ペルラ・ルーストイルです。それと誰だ?」

「お初にお目にかかります陛下。ルイト・リマスティアスと申します…」

へぇ、この子いい才能を持っている、今後将来下手したらより強くなるかもなぁ。それにアルガス雷神の気配が微かにするなぁ。

「…英…雄王…?」

小さく発した声を聞き逃さなかったリアク。

物語の歯車がまた動くか。いやはやこの子に譲らないといけないものがあるのか。いづれにしろ…頑張れよ、少年。お前は強くなれる。



その後、英雄王リアク・ガルディアは新暦68年西暦1818年にこの世を去った。この死は未来永劫語り継がれることだろう。死因はごく一部のものにしか知らされてなく、人民達には「老衰による死」と伝えられた。

「若き頃から平和のために戦い尽くした英雄王リアク・ガルディアは今日、新暦68年11月24日眠りについた…黙祷…」

「ありがとな、リアク」

世界最後の魔女王アシュペナはそう言葉を放った。



~season1 end ~
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