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第一章
第七話 果たして君は
しおりを挟む「そんなこと親からも聞いたことありません…」
「だろうねだって…」
英雄王はフードをとり素顔を明かす。黒い髪に赤い目…。その目はすべてのあくを取り除いたような色だ。
「俺が今気づいたんだから…。それ以前に気づいた人はいないはずだよ」
何を言っているのか分からない…どういうことだ?
「まぁいいや、アルガスによろしく言っといて~」
リアクは窓から飛び降りたと思いすぐにルイトとペルラが駆け寄るも姿はなかった。
「ど…どこに…?」
「今日はありがとね。すっかり夕方になっちゃったね」
王城の門の前でペルラとルイトは会話する。
「楽しかったしあの英雄王様にも会えたからいいよ、こちらこそありがとう。じゃあねまたあした!」
「うん!」
英雄王か…初めてあった…そりゃそうだけど…。人間じゃないみたいに冷静で魔力を感じなかった…普通の人間なら感じるはずなのに…
「一体あの人は…」
「おはよう諸君…本日は第三区域のカルテ山で班対抗戦を行う…1クラス40人なので…4人1組で計10組を作れ…」
「ペルラやろうぜ」
「うん!いいよ~」
よしこれで2人。あと2人か…
「あ、そうだ!アリシアちゃんはどう?」
「いいね!だけど…」
ペルラとルイトはアリシアの方を見る。
「ねぇ!アリシアちゃん!一緒に組まない!?」
と、男子たちが群がる。
「なんで王家の人である私が貴方たちと組まなきゃ行けないわけ?」
「うーん…あっ、ペルラなら誘えるんじゃない?同じ王家の人間だし…」
「わかった行ってみるね!」
ペルラは席をたちアリシアの方へ向かう。
「ねぇ、アリシアちゃん。良かったら私と組まない?」
その声に反応しアリシアはペルラを見る。
「っ…あんたがたとえ大陸統一王家だとしてもそこまで言うならいいわよ?」
「ありがとうね!あ、それと既にもう一人いるから」
「もう一人?」
アリシアは疑問を持つ。
「うん。あの人。あの黒髪の子」
「ちっ、」
アリシアはルイトを見た瞬間ルイトの方に駆け寄り胸ぐらを掴む。
「なんでこんな下位貴族と組まなきゃ行けないわけ?」
「アリシアちゃん…ルイトは一応このクラストップの成績だよ?」
「こんなやつが私よりも…?ちっ…ま、まぁいいわよ。み、認めてあげるわ…」
なんやかんやあって班対抗戦が始まった。
「俺らは山頂からか…」
俺らは第三班でメンバーは、俺、ペルラ、アリシアとカルネラの4人になった。
カルネラは剣術を得意とし、クラス序列は5位。
「カルネラは剣術が得意なんだろ?」
「そうだよ~、お父さんが一級剣士でさ、小さい頃から学ばされてるんだよね」
「一級剣士ってすご…」
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