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3章:夕凪雅(体育祭で活躍せよ)
お祝いパーティー
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休日に入った。
今日は午前に朱雀先輩との勉強会があり、午後からは別の予定があるので夕凪さんとの特訓はなしという形になった。
とはいえ、1日サボるとこれまでの積み重ねが無になる可能性があるため、夕凪さんには鏡を見て自主的に練習することを指示しておいた。
朱雀先輩との勉強会が終わり、綾花姉さんが帰宅した。
一人になったところでソファーに座ってテレビを見ていた。今日の昼ごはんは、この後に控えたイベントで食べることになっている。テレビの音に混ざるように腹から音が聞こえるが、気にしないことにする。
夕凪さんとの特訓で適度な運動ができているからか、最近は睡眠障害がやや軽くなったように感じる。疲労によって夜の寝つきも良くなった。今回の依頼は僕にとってもいい影響を与えてくれていた。
ピーンポーン。
テレビを見ていると、インターホンが鳴った。午後からのイベントに参加する人が来てくれたみたいだ。ソファーから立ち上がり、玄関に足を運ぶ。
「こんにちは」
ドアを開けた先にいたのは日和だった。彼女は僕の姿を捉えると、朗らかに笑いながら肩の辺りで手を上げる。
日和を部屋に招き入れる。日和は靴を脱いで玄関に上がると、くるりと半回転して靴を綺麗に並べた。いつもやる動作に、今日は『並べた靴を端に寄せる』を加えていた。これからの来客のことを考えてのことだろう。
綺麗に並べ終えてから再び半回転してこちらに体を向ける。そのタイミングで僕は部屋の方へ歩き始めた。
「お姉さんや妹さんはまだ来てないんだね」
「うん。今は買い出し中」
今日の午後に控えたイベントは『鍋パ』だ。綾花姉さんが僕と日和の恋仲を祝してご馳走してくれることになった。食べに行くという手もあったが、「はっちゃけてやりたい」という綾花姉さんのご所望で僕の部屋でやることになった。
本当は僕と日和と綾花姉さんの三人で行う予定だった。ただ、綾花姉さんのはっちゃけによって日和に危害が加わる可能性があったので、自制させるために桐花姉さんと結花も呼ぶことにした。
綾花姉さんに二人を呼ぶことを伝えたら、「人数が多い方がいいか」と言う理由で承諾してくれた。意図的な『危害を加える』と言うことはなくて助かった。あとはお酒がどう出るかだ。
「文也の部屋に来るのは結構久しぶりかも」
部屋に入ると、日和は懐かしそうに全体を眺めた。最後に来てから1ヶ月弱は経過しているはずなので懐かしがるのも無理はないか。
「この匂い、なんか落ち着く」
日和は鼻で大きく息を吸って言った。自分の生活空間を異性に匂われることに少し恥ずかしさを覚えた。落ち着くような匂いであったのは救いだ。
「でも、前に来た時とはちょっと違った匂いがするな」
自分の違和感を探るように今度は小刻みに呼吸する。
「この匂いは……女の人の匂い……」
日和はそう言って僕の方に鋭い視線を送ってきた。
「まあ、さっきまで朱雀先輩と綾花姉さんがいたからね」
その匂いに心当たりがあったので、僕は隠すことなく答えた。日和に朱雀先輩のことは伝えてあるので問題ないだろう。
「朱雀先輩……」
合点のいく表情を見せると思っていたが、現実は違った。日和はビックリしたように何度も瞬きを繰り返していた。目は先ほどよりも大きくなっている気がする。
「朱雀先輩との勉強会って文也の家でやっているの?」
おっと……そういうことか。僕は朱雀先輩と勉強することは伝えていたけれど、勉強する場所までは伝えられていなかったみたいだ。
「あ、綾花姉さんが朱雀先輩の勉強を見ることになったから、その流れで僕の部屋でやることになったんだ」
別に、下心や浮気心があって朱雀先輩を家に招いたわけではない。ちゃんとした理由の元に招いたのだ。それを分かってもらうために、はっきりとした口調で答える。
「ふーん……」
しかし、日和には分かってもらえなかったようで依然として僕に向けて冷たい視線を送ってきていた。冤罪というのはこうして生まれるのだろうか。
「信用されてない?」
不安になったので聞いてみる。
「信用してないわけないよ。ただ……」
「ただ?」
日和は一度僕から顔を背け、テーブルの方に目をやる。それから隣にあるベッドに目を向ける。そこで頬を赤らめ、唇をかみしめた。
再び僕の元に戻ってくる。
「朱雀先輩の依頼って受験が終わるまでやることになるよね?」
「まあ、そうなるだろうね」
「なら、もし綾花さんが風邪か何かで休むことがあれば代わりに私を呼んで欲しい」
「え……でも、日和は二年生だから綾花姉さんの代わりは務まらないんじゃ……」
「それでもいいから呼んで!」
日和はなりふり構わず大声を上げた。
「わ、わかった」
日和の覇気に圧倒されて思わず了承してしまう。綾花姉さんが風邪を引いた場合は休みにしようと思っていたのだけれど、こう言われてしまってはやるしかない。
話が決まったところで、僕たちは綾花姉さんたちが来るまで寛ぐことにした。
綾花姉さんたちが来たら鍋パが始まるので、お菓子の用意はせず、お茶だけをテーブルに置いた。
日和の座ってるソファーの隣に腰掛ける。
すると、日和は僕との距離を縮めるように移動してきた。肩と肩同士が触れ合う。日和はさらに顔を倒し、僕の肩に乗せた。
「私と文也しかいないから別に良いよね」
特に何か言うつもりはなかったのだが、日和が先回って弁明する。
「そうだね」
ここは日和の弁明に乗っかろう。僕は肯定してから日和の手をぎゅっと握りしめた。
「っ!」
日和にとっては予想外だったのだろうか。彼女は僕の肩から頭を離すと、こちらに顔を向けてきた。
「誰もいない場所で二人きりになれたのは久しぶりだから……」
「文也……」
僕の言葉を受け、日和はボソッと名前を呟く。口を仄かに開いた状態で僕の顔を見ていた。瞳が潤い、艶かしい表情を見せている。
思い起こされるのは別荘での最後の夜のことだった。あの時と同じ雰囲気が僕たちの間に漂っているような気がした。
日和も同じだったのだろう。彼女は潤った瞳を閉じると、僕に向けてゆっくり顔を近づけてきた。
彼女の期待に応えるように僕は相手を彼女の肩に持っていこうとする。
ガンッ!
その瞬間、玄関の扉の開閉音が大きく響いた。
「たっだいまー!」
ほぼ同時に、綾花姉さんの元気な声が聞こえてくる。
日和は目にも止まらぬ速さで僕から距離を取り、玄関の方に体を向けていた。
「おかえりなさい」
さっきまでの艶かしい様子は一切なく、旅館の女将のように綾花姉さんたちの帰りを迎えた。
「もしかして、取り込み中だったかしら?」
綾花姉さんは僕らをまじまじと見つめると、口元に手をやっていやらしい笑みを浮かべる。本当に取り込み中だった場合は一体どう応えるのが正解なのだろうか。
前にいる日和に視線を向けるが、日和は僕の視線に気づくことなく綾花姉さんの方を見続けたままだった。彼女もどう言ったものか迷っている様子だ。
「綾姉、早く部屋に上がって。後ろ詰まってるよ」
ピンチの状態を回避してくれたのは綾花姉さんの後ろにいた桐花姉さんだった。綾花姉さんは桐花姉さんに「ごめんごめん」と言ってこちらへと歩いていく。
綾花姉さん、桐花姉さんと部屋に入ってくる。
「ふみやん、日和ちゃん。やっほー」
結花の後ろには天音さんの姿があった。まさかの登場に僕は目を瞬かせる。
「私が呼んだんだ」
困惑する僕に答えたのは結花だった。
「鍋パするって聞いたから来ちゃった。趣旨は分かってるから安心して。私もちゃんと準備するから」
「それじゃあ、天音さん。私と一緒に具材を切りましょ」
結花はそう言って天音さんをキッチンに誘う。いつの間にか二人は仲良くなっていたらしい。
「じゃあ、桐花と私でテーブル周りをやりましょうか。文くんと日和ちゃんはそこで待っててね。さっきの続きをしてもいいからね」
「し、しませんから!」
日和は慌てて否定する。
しかし、それは綾花姉さんの罠だった。
今の質問で地雷を踏まないためには『していません』と答えるべきだった。
「やっぱり、いかがわしいことしていたんだね」
綾花姉さんが日和に向けていやらしい笑みを浮かべる。
日和は自分の失言によって顔を真っ赤に染めた。
日和の体から湯気が出る。今なら日和の体で鍋を温められそうだなと、まるで他人事のように感じてしまった。
それはきっと日和が心底動揺してしまったために、僕が動揺する暇がなかったからだろう。
今日は午前に朱雀先輩との勉強会があり、午後からは別の予定があるので夕凪さんとの特訓はなしという形になった。
とはいえ、1日サボるとこれまでの積み重ねが無になる可能性があるため、夕凪さんには鏡を見て自主的に練習することを指示しておいた。
朱雀先輩との勉強会が終わり、綾花姉さんが帰宅した。
一人になったところでソファーに座ってテレビを見ていた。今日の昼ごはんは、この後に控えたイベントで食べることになっている。テレビの音に混ざるように腹から音が聞こえるが、気にしないことにする。
夕凪さんとの特訓で適度な運動ができているからか、最近は睡眠障害がやや軽くなったように感じる。疲労によって夜の寝つきも良くなった。今回の依頼は僕にとってもいい影響を与えてくれていた。
ピーンポーン。
テレビを見ていると、インターホンが鳴った。午後からのイベントに参加する人が来てくれたみたいだ。ソファーから立ち上がり、玄関に足を運ぶ。
「こんにちは」
ドアを開けた先にいたのは日和だった。彼女は僕の姿を捉えると、朗らかに笑いながら肩の辺りで手を上げる。
日和を部屋に招き入れる。日和は靴を脱いで玄関に上がると、くるりと半回転して靴を綺麗に並べた。いつもやる動作に、今日は『並べた靴を端に寄せる』を加えていた。これからの来客のことを考えてのことだろう。
綺麗に並べ終えてから再び半回転してこちらに体を向ける。そのタイミングで僕は部屋の方へ歩き始めた。
「お姉さんや妹さんはまだ来てないんだね」
「うん。今は買い出し中」
今日の午後に控えたイベントは『鍋パ』だ。綾花姉さんが僕と日和の恋仲を祝してご馳走してくれることになった。食べに行くという手もあったが、「はっちゃけてやりたい」という綾花姉さんのご所望で僕の部屋でやることになった。
本当は僕と日和と綾花姉さんの三人で行う予定だった。ただ、綾花姉さんのはっちゃけによって日和に危害が加わる可能性があったので、自制させるために桐花姉さんと結花も呼ぶことにした。
綾花姉さんに二人を呼ぶことを伝えたら、「人数が多い方がいいか」と言う理由で承諾してくれた。意図的な『危害を加える』と言うことはなくて助かった。あとはお酒がどう出るかだ。
「文也の部屋に来るのは結構久しぶりかも」
部屋に入ると、日和は懐かしそうに全体を眺めた。最後に来てから1ヶ月弱は経過しているはずなので懐かしがるのも無理はないか。
「この匂い、なんか落ち着く」
日和は鼻で大きく息を吸って言った。自分の生活空間を異性に匂われることに少し恥ずかしさを覚えた。落ち着くような匂いであったのは救いだ。
「でも、前に来た時とはちょっと違った匂いがするな」
自分の違和感を探るように今度は小刻みに呼吸する。
「この匂いは……女の人の匂い……」
日和はそう言って僕の方に鋭い視線を送ってきた。
「まあ、さっきまで朱雀先輩と綾花姉さんがいたからね」
その匂いに心当たりがあったので、僕は隠すことなく答えた。日和に朱雀先輩のことは伝えてあるので問題ないだろう。
「朱雀先輩……」
合点のいく表情を見せると思っていたが、現実は違った。日和はビックリしたように何度も瞬きを繰り返していた。目は先ほどよりも大きくなっている気がする。
「朱雀先輩との勉強会って文也の家でやっているの?」
おっと……そういうことか。僕は朱雀先輩と勉強することは伝えていたけれど、勉強する場所までは伝えられていなかったみたいだ。
「あ、綾花姉さんが朱雀先輩の勉強を見ることになったから、その流れで僕の部屋でやることになったんだ」
別に、下心や浮気心があって朱雀先輩を家に招いたわけではない。ちゃんとした理由の元に招いたのだ。それを分かってもらうために、はっきりとした口調で答える。
「ふーん……」
しかし、日和には分かってもらえなかったようで依然として僕に向けて冷たい視線を送ってきていた。冤罪というのはこうして生まれるのだろうか。
「信用されてない?」
不安になったので聞いてみる。
「信用してないわけないよ。ただ……」
「ただ?」
日和は一度僕から顔を背け、テーブルの方に目をやる。それから隣にあるベッドに目を向ける。そこで頬を赤らめ、唇をかみしめた。
再び僕の元に戻ってくる。
「朱雀先輩の依頼って受験が終わるまでやることになるよね?」
「まあ、そうなるだろうね」
「なら、もし綾花さんが風邪か何かで休むことがあれば代わりに私を呼んで欲しい」
「え……でも、日和は二年生だから綾花姉さんの代わりは務まらないんじゃ……」
「それでもいいから呼んで!」
日和はなりふり構わず大声を上げた。
「わ、わかった」
日和の覇気に圧倒されて思わず了承してしまう。綾花姉さんが風邪を引いた場合は休みにしようと思っていたのだけれど、こう言われてしまってはやるしかない。
話が決まったところで、僕たちは綾花姉さんたちが来るまで寛ぐことにした。
綾花姉さんたちが来たら鍋パが始まるので、お菓子の用意はせず、お茶だけをテーブルに置いた。
日和の座ってるソファーの隣に腰掛ける。
すると、日和は僕との距離を縮めるように移動してきた。肩と肩同士が触れ合う。日和はさらに顔を倒し、僕の肩に乗せた。
「私と文也しかいないから別に良いよね」
特に何か言うつもりはなかったのだが、日和が先回って弁明する。
「そうだね」
ここは日和の弁明に乗っかろう。僕は肯定してから日和の手をぎゅっと握りしめた。
「っ!」
日和にとっては予想外だったのだろうか。彼女は僕の肩から頭を離すと、こちらに顔を向けてきた。
「誰もいない場所で二人きりになれたのは久しぶりだから……」
「文也……」
僕の言葉を受け、日和はボソッと名前を呟く。口を仄かに開いた状態で僕の顔を見ていた。瞳が潤い、艶かしい表情を見せている。
思い起こされるのは別荘での最後の夜のことだった。あの時と同じ雰囲気が僕たちの間に漂っているような気がした。
日和も同じだったのだろう。彼女は潤った瞳を閉じると、僕に向けてゆっくり顔を近づけてきた。
彼女の期待に応えるように僕は相手を彼女の肩に持っていこうとする。
ガンッ!
その瞬間、玄関の扉の開閉音が大きく響いた。
「たっだいまー!」
ほぼ同時に、綾花姉さんの元気な声が聞こえてくる。
日和は目にも止まらぬ速さで僕から距離を取り、玄関の方に体を向けていた。
「おかえりなさい」
さっきまでの艶かしい様子は一切なく、旅館の女将のように綾花姉さんたちの帰りを迎えた。
「もしかして、取り込み中だったかしら?」
綾花姉さんは僕らをまじまじと見つめると、口元に手をやっていやらしい笑みを浮かべる。本当に取り込み中だった場合は一体どう応えるのが正解なのだろうか。
前にいる日和に視線を向けるが、日和は僕の視線に気づくことなく綾花姉さんの方を見続けたままだった。彼女もどう言ったものか迷っている様子だ。
「綾姉、早く部屋に上がって。後ろ詰まってるよ」
ピンチの状態を回避してくれたのは綾花姉さんの後ろにいた桐花姉さんだった。綾花姉さんは桐花姉さんに「ごめんごめん」と言ってこちらへと歩いていく。
綾花姉さん、桐花姉さんと部屋に入ってくる。
「ふみやん、日和ちゃん。やっほー」
結花の後ろには天音さんの姿があった。まさかの登場に僕は目を瞬かせる。
「私が呼んだんだ」
困惑する僕に答えたのは結花だった。
「鍋パするって聞いたから来ちゃった。趣旨は分かってるから安心して。私もちゃんと準備するから」
「それじゃあ、天音さん。私と一緒に具材を切りましょ」
結花はそう言って天音さんをキッチンに誘う。いつの間にか二人は仲良くなっていたらしい。
「じゃあ、桐花と私でテーブル周りをやりましょうか。文くんと日和ちゃんはそこで待っててね。さっきの続きをしてもいいからね」
「し、しませんから!」
日和は慌てて否定する。
しかし、それは綾花姉さんの罠だった。
今の質問で地雷を踏まないためには『していません』と答えるべきだった。
「やっぱり、いかがわしいことしていたんだね」
綾花姉さんが日和に向けていやらしい笑みを浮かべる。
日和は自分の失言によって顔を真っ赤に染めた。
日和の体から湯気が出る。今なら日和の体で鍋を温められそうだなと、まるで他人事のように感じてしまった。
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