天界?霊界?人間界?んじゃここどこだよ 聖霊シンフォニー

ニケ

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爆発カレーパン

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「おっなんか木が倒れてるぞ。」

ちょうどそこから100メートルほど離れた中学校
放課後、校舎の4階の教室から、現場を目にした生徒達が窓際にかけよる。

「あの木切っちゃったんだ。」
「道路まで延びてたからしょうがないよね。」
「なんか可哀想だな。」
「そういえば昨日なんか人が集まってたよね。」
「ねぇ、俺のペン知らない?どしたの?。」

様々な声がするが一応に皆、窓側にかけより興味を示している。
それは、若さによる興味、日常の変化を知ろうとする人間の防衛本能、周りに同調しての協調行動、そのどれかによるもの。
しかし、そのどれにも影響されないものがいた。

「なんか木が切られたみたいだぞ。」

机に座ったままなにやら復習をしているのか、ノートから目を離さずに隣の席に呟いたのは

福田 稔(ふくだ みのる)
廉の幼稚園からの幼馴染みで全教科Aをとる学力があるが、才能ではなく努力であることが日々の勉強する姿勢から伺える


「あっそう。」

机に顔をうずめたまま気だるそうに応えたのは

山本 廉(やまもと れん)
運動能力はずば抜けているが後先考えない性格のせいで、今やりたいことを我慢して勉強して学力を上げようとゆう概念がない


興味を示さないのは、周りより大人びて落ち着いている、防衛本能が危険を示さないほど生命力が強い、協調性よりも我が道を行く、そのどれかなのかまたは複数なのか。

「なんか寒くない?。」

「そうか?むしろ蒸し暑いけど、あいつらが窓空けたからじゃないか?少し気持ち悪い風だけどな。」

「いや、なんか冷たい風が、寒気がする。」

教室には7月中旬に相応しい蒸し暑い風が吹き込む。
二人はすぐに話題を自分達に直接関係のすることに変えた。

「カレーパン食いてぇ。」

「いつでも買えるだろ。」

「シャルドンの爆発カレーパンだよ。」

「あぁ、お前には無理だ、買ってきて貰え。」

「無理じゃねぇよ!」

シャルドンの爆発カレーパンと言えば地元では有名な品。
大量のスパイスが使われているが、よく煮込まれた沢山のジャガイモのおかげで辛さに角がなくまろやかで子供から大人まで大人気の一品。
1日限定30個、5時からの開店に行ったのでは売り切れ必須、既に爆発カレーパン待ちの行列が早いときには4時くらいからでき始めるからだ。
稔がお前には無理だと言った理由は2点

「早起きできんのかよ。」

「うっ。」

「何時間も並ぶ忍耐強さもないだろ。」

「うぅっ。」

廉が反論できないほど稔は廉のことをわかっている幼なじみだ。

「代わりに並んでく…」

「やだね、明日は休みなのになんでわざわざ早起きしなきゃならない。」

「じゃあチーズンズ奢るから付いてきてくれよ。」

チーズンズとは4種の特性の異なるチーズを季節のシーズンズとゆう言葉をもじって付けられたシャルドン人気ナンバー2の品。
柔らかい棒状のパンの中にクリーミーなチーズソース、外側には食感のしっかりした固めのチーズが散りばめられている、稔の好物だ。
一本100円。
なぜ一本100円のパンで早起きに付き合うのかと思うが、
理由は1000円以上会計につき、1つだけ購入できるとゆう、いわば条件つき限定品。
稔は1000円分もパンを買うことはまずない。
それゆえチーズンズは手の届きそうで届かない存在だ。
廉もチーズンズは好物だが、稔の分と2つ購入するには2000円以上買わないといけなくなる。
さすがに月5000円のお小遣いである廉がパン屋で2000円をつかうのには抵抗があり、チーズンズは稔に譲ることにした。

「わかった!なら明日朝の3時に三角公園な。」

「早過ぎるだろ、4時に並べば間に合うぞ。」

「どうせなら一番前列で買おうぜ!」

「何番手でも味は同…」

「チーズンズ!」

「わかったよ。」

「………なんかさっきより寒くないか?」

「そりゃ日が落ちてきたからな。」

気温が下がったとゆう常識的な以外の何か嫌な、悪寒とゆう言葉があてはまる物を稔は感じ、廉はその何かに飲み込まれ身震いをした。
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