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恋人たちのハロウィン・ナイト ②
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パーティーが始まったのは、夕方4時。
“Happy Hallows!”の掛け声と共にパーティーはスタートした。
定番のカボチャ料理の他にイギリスやアメリカでポピュラーなリンゴやジャガイモ料理もビュッフェには並び、庭では水に浮かんだリンゴに噛みつく“フロート・アップル”などのハロウィンならではの伝統的な遊びが行われていた。
モデルや業界人も多いため、前半は殆ど挨拶回り担ってしまったのは…編集者の性。
キミちゃんはカメラマンとして、記録係も兼ねているようで、私と一緒に隈無くパーティー会場を歩き回り、貴子にはWorkaholicぶりを呆れられてしまった。
お酒も入り、会場の熱気にあてられた私は、貴子に一声かけてから会場を抜け出し、静かな場所を求めて歩き、ふと目に入ったチャペルの扉をそっと開けた。
外のライトアップの光が入ってきていて、電気をつけなくても程よく明るい。
ステンドグラスに彩られた祭壇の近くに私は腰を下ろして、ぼんやりとステンドグラスからこぼれ落ちる光が白いドレスを彩るのを眺めていた。
どれぐらい経っただろう…不意にカチャリという扉が開く音がして、私は視線をそちらに向けた。
ダークグレーのクロックコートに鮮やかなスカイブルーのネクタイを締め、颯爽と着こなしている男性が入ってきた。
「魔女がチャペルになんて忍び込んじゃダメですよ?」
優しい音色を含む聞き覚えのある声に、私の心臓は大きく鼓動を鳴らし始めた。
こちらに歩いてくる男性の軽く逆立てた黒髪の頭には…長い白のウサ耳。
左目にはモノクルがはめられていて、胸のポケットからは懐中時計がぶら下がっている。
“不思議の国のアリス・時計うさぎ”
私の目の前で柔らかに笑う彼に、私は目線を奪われていた。
「ああ…なんて綺麗なんだろう…。本当は貴女がアリスの格好ならお揃いだったいいのにと残念に思っていたんですが、美しくも可愛らしい今の貴女を見たら、そんな思いは何処かに吹っ飛んでしまいました。」
「宇佐美…さん」
やっと会えて嬉しいのに、私の身体はその場に縫い止められたように動かない。
私が“君嶋ゆこ”であることを知ってしまった彼に、どう接すれば良いのか分からなかった。
そんな私の気持ちが分かっているのか、彼はゆっくりとした歩幅で、まるで私の心を測るように、私に近づいてきた。
「迎えに来ました。僕の美しい北の魔女…木原柚子さん。」
彼は私の前で跪き、私の右手を取ると手袋の上から唇を触れさせてチュッと音を鳴らして吸い付いた。
「何故…宇佐美さんが…ここに…?」
「悪戯好きな黒猫の妖精の仕業です。元は僕が柚子さんに会えるようにセッティングをお願いしたんですが…まさか本格的なコスプレをさせられるとは思っても見ませんでした。」
困ったように苦笑する宇佐美さんを見て、少し私は緊張した気持ちが緩んだ。
「貴女に…お願いがあります。」
緊張を吐き出すような深呼吸と咳払いをしたあと、彼は私にそう言った。
「どうか…僕に今から貴女に想いを語る権利を頂けませんか?丁度、神様の御前です。嘘偽りなく僕の気持ちを貴女に語りたい。」
真っ直ぐに見つめる彼の切れ長の目を見つめながら私はコクリと頷いた。
“ありがとう”と囁くように言ったあと、彼は話し始めた。
「12年前、初めて“君嶋ゆこ”だった貴女に出逢ったあの日、僕は貴女に恋をしました。僕がやらかした大失敗を咎めることなく、僕がスタジオの幽霊にならなくて良かったと屈託なく笑う優しい貴女に…僕は恋をしたんです。だから時折、スタジオに訪れる貴女と擦れ違う時に目がチラッと合うだけでも、僕はとても幸せでした。」
彼はステンドグラスを仰ぎ見て、懐かしそうに目を細めた。
「貴女が僕を“お兄さん”と呼ぶように、僕も“君嶋ゆこ”と呼ばれている貴女しか知らなかった。あの時の僕は貴女が高校生ながらも有名な声優だって知らなかったんです。恥ずかしい話、子役のエキストラだと思っていた。帰りに貴女を見つけて話しかけようとした時に、マネージャーさんに止められて初めて知ったんです。貴女が何者なのかを…。既に貴女に心奪われていた僕にはショックでした。だから…」
そう言って彼は俯き、両手で私の手を握る。
「懺悔すると…貴女に恋していた僕にとって、“君嶋ゆこ”という名前は疎ましい物でしかありませんでした。」
「!?」
予想外の言葉に、私は目を瞠って彼を見た。
「だって、貴女が“君嶋ゆこ”である限り、売れない役者の僕には高嶺の花だったんです。周りに遠慮なく貴女に話しかけたくても、エキストラの一人にしか過ぎない僕には有名な声優である貴女が遠かった。“君嶋ゆこ”という名前が芸名だと知ってからは尚のことでした。声優の“君嶋ゆこ”である貴女のことを知ることが出来ても、それ以外の貴女を知る術が…僕にはなかったんですから。」
彼は自傷気味に笑いながら、私を見つめた。
「でもね…貴女が…“君嶋ゆこ”という声優が引退したことで、僕の恋心は…迷子になってしまいました。疎ましかったけど“君嶋ゆこ”という名前が貴女を知る唯一のものだったから…。貴女の引退を聞いた時、その名前を疎ましく思ったことすら後悔しました。」
「だからあの日、ミーティングルームで10年ぶりに貴女と再会した時、僕は嬉しくて堪らなかった。大人になって綺麗になっていたけれど、僕には直ぐに貴女が分かったんです。名刺を見てやっと貴女の本名を知れた時、歓喜で飛び上がりそうなのを必死に抑えたほどでした。本当ならそこで満足して新たな関係を築いて行こうとすれば良かったのに、僕は浅はかにも“君嶋ゆこ”と貴女が同一人物である確証が欲しくて、貴女に“君嶋ゆこ”だったことを認めるように強請って詰め寄った。貴女にとって“君嶋ゆこ”がどんな存在だったのかも知らずに…。」
私を見つめた彼の顔が苦しそうに歪んだ。
「貴女が発作で倒れた時、成宮さんから話を聞いて、僕が“君嶋ゆこ”であることを認めるように詰め寄ったことが、貴女をどんなに傷つけていたか自覚し後悔しました。」
“馬鹿な男でゴメンなさい”
彼はそう呟くように私に謝った。
「こんな馬鹿な僕だから…成宮さんに『貴方の中から“君嶋ゆこ”の存在を消せるのか?』と聞かれました。そして…『柚子より“君嶋ゆこ”の存在が少しでも大きいのなら、あの子の前から姿を消してください。』と言われました。」
「えっ!?」
今まで黙って彼の話を聞いていた私は、驚いて思わず声を上げた。
「当然ですよ。その時の僕は“君嶋ゆこ”に取り憑かれている男でしかなかった。だから、僕は“君嶋ゆこ”だった貴女を僕の中から消してしまおうと思いました。でも…考えているうちに僕は気が付いちゃったんです。」
一呼吸…大きく深呼吸した彼は、わたしを見つめて言った
「元々、“君嶋ゆこ”が僕の中に存在していないことに…。ただの貴女を呼ぶ為の唯一の手段でしかなかったことに…。貴女の本当の名前が“木原柚子”だと知った時から、あの時に恋した相手は“君嶋ゆこ”ではなく、最初から“木原柚子”だったと僕の中で変わってしまっていたんです。」
彼の中に“君嶋ゆこ”が…いない。
信じられない気持ちで、私は彼を見つめた。
「嘘は言いません。神様の御前ですから誓って…。」
私の気持ちを読んでいるのか、彼は念を押すように言った。
彼の両手が私の右手から離れて頬を包む。
緊張気味に彼は私の目を見つめた。
「木原柚子さん、10年間貴女を忘れられませんでした。再会して貴女を新たに知るうち、より一層貴女を好きになりました。貴女を思う気持ちに偽りなく、これからも多分、その気持ちが変わることはないでしょう。AV男優という世間からは、あまり歓迎されない職業に就いているような男ではありますが、貴女が許してくれるのなら…僕は貴女の一番側に居たい。出来れば近い将来、貴女と人生を…共にありたい。その第一歩として、どうか僕を貴女の彼氏にしてくださいませんか?」
彼の告白に、私は耐えきれず涙を流してしまった。
勿論、嬉しくて…。
「私も…貴方が好きです。私も…貴方の一番側に居たい。だから…私の彼氏になってください!」
「柚子さん…」
潤んだ瞳で彼は私の名前を呟いた。
彼の唇がそっと私の唇に触れた。
最初はたった数秒間。
2回、3回と温かなそれは深くなり、私たちは互いの身体に腕を伸ばして抱きしめあった。
それはやっと求めていた温もりを、心を、お互いに確かめ合うようだった…。
“Happy Hallows!”の掛け声と共にパーティーはスタートした。
定番のカボチャ料理の他にイギリスやアメリカでポピュラーなリンゴやジャガイモ料理もビュッフェには並び、庭では水に浮かんだリンゴに噛みつく“フロート・アップル”などのハロウィンならではの伝統的な遊びが行われていた。
モデルや業界人も多いため、前半は殆ど挨拶回り担ってしまったのは…編集者の性。
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お酒も入り、会場の熱気にあてられた私は、貴子に一声かけてから会場を抜け出し、静かな場所を求めて歩き、ふと目に入ったチャペルの扉をそっと開けた。
外のライトアップの光が入ってきていて、電気をつけなくても程よく明るい。
ステンドグラスに彩られた祭壇の近くに私は腰を下ろして、ぼんやりとステンドグラスからこぼれ落ちる光が白いドレスを彩るのを眺めていた。
どれぐらい経っただろう…不意にカチャリという扉が開く音がして、私は視線をそちらに向けた。
ダークグレーのクロックコートに鮮やかなスカイブルーのネクタイを締め、颯爽と着こなしている男性が入ってきた。
「魔女がチャペルになんて忍び込んじゃダメですよ?」
優しい音色を含む聞き覚えのある声に、私の心臓は大きく鼓動を鳴らし始めた。
こちらに歩いてくる男性の軽く逆立てた黒髪の頭には…長い白のウサ耳。
左目にはモノクルがはめられていて、胸のポケットからは懐中時計がぶら下がっている。
“不思議の国のアリス・時計うさぎ”
私の目の前で柔らかに笑う彼に、私は目線を奪われていた。
「ああ…なんて綺麗なんだろう…。本当は貴女がアリスの格好ならお揃いだったいいのにと残念に思っていたんですが、美しくも可愛らしい今の貴女を見たら、そんな思いは何処かに吹っ飛んでしまいました。」
「宇佐美…さん」
やっと会えて嬉しいのに、私の身体はその場に縫い止められたように動かない。
私が“君嶋ゆこ”であることを知ってしまった彼に、どう接すれば良いのか分からなかった。
そんな私の気持ちが分かっているのか、彼はゆっくりとした歩幅で、まるで私の心を測るように、私に近づいてきた。
「迎えに来ました。僕の美しい北の魔女…木原柚子さん。」
彼は私の前で跪き、私の右手を取ると手袋の上から唇を触れさせてチュッと音を鳴らして吸い付いた。
「何故…宇佐美さんが…ここに…?」
「悪戯好きな黒猫の妖精の仕業です。元は僕が柚子さんに会えるようにセッティングをお願いしたんですが…まさか本格的なコスプレをさせられるとは思っても見ませんでした。」
困ったように苦笑する宇佐美さんを見て、少し私は緊張した気持ちが緩んだ。
「貴女に…お願いがあります。」
緊張を吐き出すような深呼吸と咳払いをしたあと、彼は私にそう言った。
「どうか…僕に今から貴女に想いを語る権利を頂けませんか?丁度、神様の御前です。嘘偽りなく僕の気持ちを貴女に語りたい。」
真っ直ぐに見つめる彼の切れ長の目を見つめながら私はコクリと頷いた。
“ありがとう”と囁くように言ったあと、彼は話し始めた。
「12年前、初めて“君嶋ゆこ”だった貴女に出逢ったあの日、僕は貴女に恋をしました。僕がやらかした大失敗を咎めることなく、僕がスタジオの幽霊にならなくて良かったと屈託なく笑う優しい貴女に…僕は恋をしたんです。だから時折、スタジオに訪れる貴女と擦れ違う時に目がチラッと合うだけでも、僕はとても幸せでした。」
彼はステンドグラスを仰ぎ見て、懐かしそうに目を細めた。
「貴女が僕を“お兄さん”と呼ぶように、僕も“君嶋ゆこ”と呼ばれている貴女しか知らなかった。あの時の僕は貴女が高校生ながらも有名な声優だって知らなかったんです。恥ずかしい話、子役のエキストラだと思っていた。帰りに貴女を見つけて話しかけようとした時に、マネージャーさんに止められて初めて知ったんです。貴女が何者なのかを…。既に貴女に心奪われていた僕にはショックでした。だから…」
そう言って彼は俯き、両手で私の手を握る。
「懺悔すると…貴女に恋していた僕にとって、“君嶋ゆこ”という名前は疎ましい物でしかありませんでした。」
「!?」
予想外の言葉に、私は目を瞠って彼を見た。
「だって、貴女が“君嶋ゆこ”である限り、売れない役者の僕には高嶺の花だったんです。周りに遠慮なく貴女に話しかけたくても、エキストラの一人にしか過ぎない僕には有名な声優である貴女が遠かった。“君嶋ゆこ”という名前が芸名だと知ってからは尚のことでした。声優の“君嶋ゆこ”である貴女のことを知ることが出来ても、それ以外の貴女を知る術が…僕にはなかったんですから。」
彼は自傷気味に笑いながら、私を見つめた。
「でもね…貴女が…“君嶋ゆこ”という声優が引退したことで、僕の恋心は…迷子になってしまいました。疎ましかったけど“君嶋ゆこ”という名前が貴女を知る唯一のものだったから…。貴女の引退を聞いた時、その名前を疎ましく思ったことすら後悔しました。」
「だからあの日、ミーティングルームで10年ぶりに貴女と再会した時、僕は嬉しくて堪らなかった。大人になって綺麗になっていたけれど、僕には直ぐに貴女が分かったんです。名刺を見てやっと貴女の本名を知れた時、歓喜で飛び上がりそうなのを必死に抑えたほどでした。本当ならそこで満足して新たな関係を築いて行こうとすれば良かったのに、僕は浅はかにも“君嶋ゆこ”と貴女が同一人物である確証が欲しくて、貴女に“君嶋ゆこ”だったことを認めるように強請って詰め寄った。貴女にとって“君嶋ゆこ”がどんな存在だったのかも知らずに…。」
私を見つめた彼の顔が苦しそうに歪んだ。
「貴女が発作で倒れた時、成宮さんから話を聞いて、僕が“君嶋ゆこ”であることを認めるように詰め寄ったことが、貴女をどんなに傷つけていたか自覚し後悔しました。」
“馬鹿な男でゴメンなさい”
彼はそう呟くように私に謝った。
「こんな馬鹿な僕だから…成宮さんに『貴方の中から“君嶋ゆこ”の存在を消せるのか?』と聞かれました。そして…『柚子より“君嶋ゆこ”の存在が少しでも大きいのなら、あの子の前から姿を消してください。』と言われました。」
「えっ!?」
今まで黙って彼の話を聞いていた私は、驚いて思わず声を上げた。
「当然ですよ。その時の僕は“君嶋ゆこ”に取り憑かれている男でしかなかった。だから、僕は“君嶋ゆこ”だった貴女を僕の中から消してしまおうと思いました。でも…考えているうちに僕は気が付いちゃったんです。」
一呼吸…大きく深呼吸した彼は、わたしを見つめて言った
「元々、“君嶋ゆこ”が僕の中に存在していないことに…。ただの貴女を呼ぶ為の唯一の手段でしかなかったことに…。貴女の本当の名前が“木原柚子”だと知った時から、あの時に恋した相手は“君嶋ゆこ”ではなく、最初から“木原柚子”だったと僕の中で変わってしまっていたんです。」
彼の中に“君嶋ゆこ”が…いない。
信じられない気持ちで、私は彼を見つめた。
「嘘は言いません。神様の御前ですから誓って…。」
私の気持ちを読んでいるのか、彼は念を押すように言った。
彼の両手が私の右手から離れて頬を包む。
緊張気味に彼は私の目を見つめた。
「木原柚子さん、10年間貴女を忘れられませんでした。再会して貴女を新たに知るうち、より一層貴女を好きになりました。貴女を思う気持ちに偽りなく、これからも多分、その気持ちが変わることはないでしょう。AV男優という世間からは、あまり歓迎されない職業に就いているような男ではありますが、貴女が許してくれるのなら…僕は貴女の一番側に居たい。出来れば近い将来、貴女と人生を…共にありたい。その第一歩として、どうか僕を貴女の彼氏にしてくださいませんか?」
彼の告白に、私は耐えきれず涙を流してしまった。
勿論、嬉しくて…。
「私も…貴方が好きです。私も…貴方の一番側に居たい。だから…私の彼氏になってください!」
「柚子さん…」
潤んだ瞳で彼は私の名前を呟いた。
彼の唇がそっと私の唇に触れた。
最初はたった数秒間。
2回、3回と温かなそれは深くなり、私たちは互いの身体に腕を伸ばして抱きしめあった。
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