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1話ー芋虫の好奇心ー
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夢を見た…
暖かい太陽が出ていると言うのに冷たい雨が降り注ぐ夢。
そしてそんな天気の中、青々とした草が生い茂る草原の中心でクルクルと踊る私
太陽の暖かさと雨のひんやりとした冷たさが身体中に染み込んで、私の脳に快感を覚えさせる
濡れた草の爽やかな匂いが私の鼻を通って私の目を覚まさせた
そう、目を覚ませばそこには…
私の部屋が広がっていた
そう、全ては夢、幻だったのだ
愚かな私の脳が勝手に想像した映像だったのだ
もう考える事さえ諦めて枕元に手を伸ばし、動きたくないと喚く自身の身体を起こして現在の時刻を確認した
午前1時36分
何でこんな最悪な時間に目覚めてしまったのだろうか…
もうその事を恨むのも面倒臭くなった私はある事に気がついた
まず何故今まで気が付かなかったのだろう
トイレに行きたい
面倒臭いと言う気持ちを抑えて布団から死にかけの芋虫のように這い出た
そして私は芋虫のように這い蹲らなくても人間なのだから二本足で歩ける事を思い出して歩いた
もう5月だと言うのに床が冷たい
世界は地球温暖化で困っていると聞いたのに…
短い廊下を歩いてトイレに向かっていると、何やら下から声が聞こえてきた
母が電話で長話でもしているのだろうと思ったが、他に男の声なども聞こえる
(あれか?!あれなのか?!下では大人の世界が広がってるみたいなあれなのか?!)
夜に目が覚めてしまった私の脳はもう興奮状態に入っていて、脳内ナイトフィーバーしている私は誰にも止められなかった
>>第2話ー新しいパパよー
暖かい太陽が出ていると言うのに冷たい雨が降り注ぐ夢。
そしてそんな天気の中、青々とした草が生い茂る草原の中心でクルクルと踊る私
太陽の暖かさと雨のひんやりとした冷たさが身体中に染み込んで、私の脳に快感を覚えさせる
濡れた草の爽やかな匂いが私の鼻を通って私の目を覚まさせた
そう、目を覚ませばそこには…
私の部屋が広がっていた
そう、全ては夢、幻だったのだ
愚かな私の脳が勝手に想像した映像だったのだ
もう考える事さえ諦めて枕元に手を伸ばし、動きたくないと喚く自身の身体を起こして現在の時刻を確認した
午前1時36分
何でこんな最悪な時間に目覚めてしまったのだろうか…
もうその事を恨むのも面倒臭くなった私はある事に気がついた
まず何故今まで気が付かなかったのだろう
トイレに行きたい
面倒臭いと言う気持ちを抑えて布団から死にかけの芋虫のように這い出た
そして私は芋虫のように這い蹲らなくても人間なのだから二本足で歩ける事を思い出して歩いた
もう5月だと言うのに床が冷たい
世界は地球温暖化で困っていると聞いたのに…
短い廊下を歩いてトイレに向かっていると、何やら下から声が聞こえてきた
母が電話で長話でもしているのだろうと思ったが、他に男の声なども聞こえる
(あれか?!あれなのか?!下では大人の世界が広がってるみたいなあれなのか?!)
夜に目が覚めてしまった私の脳はもう興奮状態に入っていて、脳内ナイトフィーバーしている私は誰にも止められなかった
>>第2話ー新しいパパよー
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