48 / 62
第6章 お披露目
01
しおりを挟む
「はあ…気が重い…」
馬車に揺られながらルーチェはため息をついた。
「それは今日のお茶会の事?服装の事?」
「どちらもよ…」
ロゼの問いに答えてルーチェは視線を落とした。
「…こんな色、あからさまじゃない」
今日のルーチェは鮮やかな緑色のドレスに身を包んでいた。
このドレスもダイヤをあしらったネックレスとイヤリングもユークから贈られたものだ。
ノワール家にユークから王室御用達のお針子達が送られてきた。
ロゼのお披露目の時に着るルーチェのドレスを贈りたいと言われて採寸に応じたのだが。
しばらくしてお茶会の招待状と共にこのユークの瞳の色のドレスと装飾具一式が届いたのだ。
王太子の紋章が入った正式な招待状と共に届いたドレスを着用しない訳にもいかず、同様に招待状が届いたロゼと共にドレスアップしてノワール家の馬車で王宮へと向かっていた。
「どうしてこんな改まったお茶会なんて開くのかしら」
「最近王宮へ行っていなかったから、ルーチェに会いたいんじゃない?」
ロゼも間近に迫ったお披露目の準備が忙しく、またランドの調査も捗っていないため———こちらにばかりかまけて図書館の仕事をないがしろにしていると部下に怒られているらしい———久しぶりの王宮だった。
「それに多分…」
「それに?」
「…ううん、何でもないわ」
ふふっとロゼは微笑んだ。
二人と護衛として王宮で合流したヴァイスが通されたのは、初めてロゼが訪れた時と同じ庭園だった。
「やあ、いらっしゃい」
その時と同様にオリエンスが出迎えた。
「殿下もすぐに来るから座って。今日はね、珍しいお茶が手に入ったんだ」
「珍しい?」
「私もまだ飲んだ事がないから楽しみなんだ」
「…オリエンス様の領地は確かお茶が名産なんですよね」
ロゼが尋ねた。
国内で出回っているお茶の七割以上がアズール家の領地で採れると教わったのだ。
「そう、でも今日のはうちではなくて外国の…ああ、そもそもあれはお茶ではないのかな」
「お茶ではない…?」
「待たせたな」
首を傾げたルーチェの耳にユークの声が聞こえた。
「本日はお招きありがとうございます」
立ち上がり、スカートの裾をつまんでお辞儀をするロゼの隣でルーチェも同様に頭を下げた。
「ロゼもすっかり慣れたようだな」
最初の時のぎこちなさもすっかり消えたロゼの仕草を見てそう言うと、ユークは視線をルーチェに移し目を細めた。
「ああ、よく似合っている」
「……このような身に余る素晴らしいものを贈っていただき、ありがとうございます」
ルーチェはもう一度頭を下げた。
「本当はお披露目の時に着せたかったのだが、オリエンスに主役を食うような事はするなと怒られてしまってね」
「殿下の瞳の色のドレスなど目立って仕方ないですからね」
「お披露目のドレスは淡い色にしたが装飾品はルビーを選んだ。それくらいならいいだろう」
「…アリガタク使ワセテイタダキマス」
瞳の色ではないけれど、髪の色というのもどうかと思うけれど。
心の中で毒づいたルーチェは、ふいに鼻をくすぐった香りに気づき———目を見開いた。
「これは南方から来た商人から手に入れたものだ」
侍女たちがティーカップに黒い液体を注ぐのを食い入るように見入るルーチェを見つめながらユークは言った。
「コフィーという豆から作った茶だそうだ。飲んでみてくれ」
「…頂きます」
ルーチェはティーカップを手に取ると、そっと口元へ運んだ。
息を吸い、その香りを嗅いでからそっと口に含む。
口の中で広がる味と香りをじっくりと味わい、飲み込んだ。
「どうだ…っ」
尋ねたルーチェの瞳にじわりと涙が滲んでいくのを見てユークは息を飲んだ。
「———コーヒーだ…」
ルーチェの頬を大粒の涙が伝った。
「二度と…飲めないと思ってた…」
ひかりの前世での大好物だった。
家族や雫が心配するくらい一日に何杯も飲んでいたし、休日や放課後に雫を誘い、時には一人でコーヒーが美味しいと噂のカフェに通うのが趣味だった。
この世界に転生して、コーヒーやそれに類似するものが存在しないと知った時は絶望した。
やがて遠い南国にはあるらしいと知ったけれど…貧しい下級貴族の身では手に入れる事など不可能で。
二度とあの味と香りに触れる事などないと思っていたのに。
「ロゼから、これを君が飲みたがっていると聞いて取り寄せたんだ」
先日、ノワール家でダンスの練習をした時、ロゼにルーチェが好きなものを尋ねた。
その時にコフィーという異国の飲み物が前世の大好物と同じものらしく飲みたがっていると聞き、手に入れるようオリエンスに指示した。
国内では流通していなかったが、ちょうど滞在していた南方の商人が自分たちで飲む用に持っていたのを分けてもらったのだ。
「…ありがとう…ございます…」
「———泣くほど美味いものなのか」
人目も憚らず大粒の涙を流しながらも飲むのをやめないルーチェを見て、ユークも恐る恐る一口飲んで…すぐにその顔をしかめた。
「これは…」
「…ずいぶんと苦いものですね」
同様に飲んだオリエンスも眉をひそめた。
「これが…美味しいのか?」
「慣れれば美味しいと思うようになります」
ロゼはそう言って、そっと一口飲んだ。
「…味も香りも向こうの世界のコーヒーによく似ています」
しかめ面でコーヒーを飲むユークとオリエンスを見てロゼは微笑んだ。
「ミルクや砂糖などを入れれば飲みやすくなります。私はミルクを入れるのが好きなんです」
「そうか…それは助かるな」
ホッとした顔でユークがミルクピッチャーに手を伸ばすのを見ていたロゼは、隣のヴァイスが表情を変える事なくコーヒーを飲んでいるのに気づいた。
「…ヴァイス様は大丈夫なのですか?」
「騎士団の演習で山に行くとその辺に生えている葉を採って作った苦い茶を飲む事もあるからな、それに比べれば香りもいいし美味い」
「そ…そうなんですか…」
「そんな変なものと一緒にするな」
個人の私物を分けてもらったとはいえ、かなりいい値段だったのだ。
ミルクと砂糖をたっぷり入れてようやく飲みやすくなったコーヒーを口に運びながらユークは横目でヴァイスを睨んだ。
馬車に揺られながらルーチェはため息をついた。
「それは今日のお茶会の事?服装の事?」
「どちらもよ…」
ロゼの問いに答えてルーチェは視線を落とした。
「…こんな色、あからさまじゃない」
今日のルーチェは鮮やかな緑色のドレスに身を包んでいた。
このドレスもダイヤをあしらったネックレスとイヤリングもユークから贈られたものだ。
ノワール家にユークから王室御用達のお針子達が送られてきた。
ロゼのお披露目の時に着るルーチェのドレスを贈りたいと言われて採寸に応じたのだが。
しばらくしてお茶会の招待状と共にこのユークの瞳の色のドレスと装飾具一式が届いたのだ。
王太子の紋章が入った正式な招待状と共に届いたドレスを着用しない訳にもいかず、同様に招待状が届いたロゼと共にドレスアップしてノワール家の馬車で王宮へと向かっていた。
「どうしてこんな改まったお茶会なんて開くのかしら」
「最近王宮へ行っていなかったから、ルーチェに会いたいんじゃない?」
ロゼも間近に迫ったお披露目の準備が忙しく、またランドの調査も捗っていないため———こちらにばかりかまけて図書館の仕事をないがしろにしていると部下に怒られているらしい———久しぶりの王宮だった。
「それに多分…」
「それに?」
「…ううん、何でもないわ」
ふふっとロゼは微笑んだ。
二人と護衛として王宮で合流したヴァイスが通されたのは、初めてロゼが訪れた時と同じ庭園だった。
「やあ、いらっしゃい」
その時と同様にオリエンスが出迎えた。
「殿下もすぐに来るから座って。今日はね、珍しいお茶が手に入ったんだ」
「珍しい?」
「私もまだ飲んだ事がないから楽しみなんだ」
「…オリエンス様の領地は確かお茶が名産なんですよね」
ロゼが尋ねた。
国内で出回っているお茶の七割以上がアズール家の領地で採れると教わったのだ。
「そう、でも今日のはうちではなくて外国の…ああ、そもそもあれはお茶ではないのかな」
「お茶ではない…?」
「待たせたな」
首を傾げたルーチェの耳にユークの声が聞こえた。
「本日はお招きありがとうございます」
立ち上がり、スカートの裾をつまんでお辞儀をするロゼの隣でルーチェも同様に頭を下げた。
「ロゼもすっかり慣れたようだな」
最初の時のぎこちなさもすっかり消えたロゼの仕草を見てそう言うと、ユークは視線をルーチェに移し目を細めた。
「ああ、よく似合っている」
「……このような身に余る素晴らしいものを贈っていただき、ありがとうございます」
ルーチェはもう一度頭を下げた。
「本当はお披露目の時に着せたかったのだが、オリエンスに主役を食うような事はするなと怒られてしまってね」
「殿下の瞳の色のドレスなど目立って仕方ないですからね」
「お披露目のドレスは淡い色にしたが装飾品はルビーを選んだ。それくらいならいいだろう」
「…アリガタク使ワセテイタダキマス」
瞳の色ではないけれど、髪の色というのもどうかと思うけれど。
心の中で毒づいたルーチェは、ふいに鼻をくすぐった香りに気づき———目を見開いた。
「これは南方から来た商人から手に入れたものだ」
侍女たちがティーカップに黒い液体を注ぐのを食い入るように見入るルーチェを見つめながらユークは言った。
「コフィーという豆から作った茶だそうだ。飲んでみてくれ」
「…頂きます」
ルーチェはティーカップを手に取ると、そっと口元へ運んだ。
息を吸い、その香りを嗅いでからそっと口に含む。
口の中で広がる味と香りをじっくりと味わい、飲み込んだ。
「どうだ…っ」
尋ねたルーチェの瞳にじわりと涙が滲んでいくのを見てユークは息を飲んだ。
「———コーヒーだ…」
ルーチェの頬を大粒の涙が伝った。
「二度と…飲めないと思ってた…」
ひかりの前世での大好物だった。
家族や雫が心配するくらい一日に何杯も飲んでいたし、休日や放課後に雫を誘い、時には一人でコーヒーが美味しいと噂のカフェに通うのが趣味だった。
この世界に転生して、コーヒーやそれに類似するものが存在しないと知った時は絶望した。
やがて遠い南国にはあるらしいと知ったけれど…貧しい下級貴族の身では手に入れる事など不可能で。
二度とあの味と香りに触れる事などないと思っていたのに。
「ロゼから、これを君が飲みたがっていると聞いて取り寄せたんだ」
先日、ノワール家でダンスの練習をした時、ロゼにルーチェが好きなものを尋ねた。
その時にコフィーという異国の飲み物が前世の大好物と同じものらしく飲みたがっていると聞き、手に入れるようオリエンスに指示した。
国内では流通していなかったが、ちょうど滞在していた南方の商人が自分たちで飲む用に持っていたのを分けてもらったのだ。
「…ありがとう…ございます…」
「———泣くほど美味いものなのか」
人目も憚らず大粒の涙を流しながらも飲むのをやめないルーチェを見て、ユークも恐る恐る一口飲んで…すぐにその顔をしかめた。
「これは…」
「…ずいぶんと苦いものですね」
同様に飲んだオリエンスも眉をひそめた。
「これが…美味しいのか?」
「慣れれば美味しいと思うようになります」
ロゼはそう言って、そっと一口飲んだ。
「…味も香りも向こうの世界のコーヒーによく似ています」
しかめ面でコーヒーを飲むユークとオリエンスを見てロゼは微笑んだ。
「ミルクや砂糖などを入れれば飲みやすくなります。私はミルクを入れるのが好きなんです」
「そうか…それは助かるな」
ホッとした顔でユークがミルクピッチャーに手を伸ばすのを見ていたロゼは、隣のヴァイスが表情を変える事なくコーヒーを飲んでいるのに気づいた。
「…ヴァイス様は大丈夫なのですか?」
「騎士団の演習で山に行くとその辺に生えている葉を採って作った苦い茶を飲む事もあるからな、それに比べれば香りもいいし美味い」
「そ…そうなんですか…」
「そんな変なものと一緒にするな」
個人の私物を分けてもらったとはいえ、かなりいい値段だったのだ。
ミルクと砂糖をたっぷり入れてようやく飲みやすくなったコーヒーを口に運びながらユークは横目でヴァイスを睨んだ。
72
あなたにおすすめの小説
キズモノ転生令嬢は趣味を活かして幸せともふもふを手に入れる
藤 ゆみ子
恋愛
セレーナ・カーソンは前世、心臓が弱く手術と入退院を繰り返していた。
将来は好きな人と結婚して幸せな家庭を築きたい。そんな夢を持っていたが、胸元に大きな手術痕のある自分には無理だと諦めていた。
入院中、暇潰しのために始めた刺繍が唯一の楽しみだったが、その後十八歳で亡くなってしまう。
セレーナが八歳で前世の記憶を思い出したのは、前世と同じように胸元に大きな傷ができたときだった。
家族から虐げられ、キズモノになり、全てを諦めかけていたが、十八歳を過ぎた時家を出ることを決意する。
得意な裁縫を活かし、仕事をみつけるが、そこは秘密を抱えたもふもふたちの住みかだった。
至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます
下菊みこと
恋愛
至って普通の女子高生でありながら事故に巻き込まれ(というか自分から首を突っ込み)転生した天宮めぐ。転生した先はよく知った大好きな恋愛小説の世界。でも主人公ではなくほぼ登場しない脇役姫に転生してしまった。姉姫は優しくて朗らかで誰からも愛されて、両親である国王、王妃に愛され貴公子達からもモテモテ。一方自分は妾の子で陰鬱で誰からも愛されておらず王位継承権もあってないに等しいお姫様になる予定。こんな待遇満足できるか!羨ましさこそあれど恨みはない姉姫さまを守りつつ、目指せ隣国の王太子ルート!小説家になろう様でも「主人公気質なわけでもなく恋愛フラグもなければ死亡フラグに満ち溢れているわけでもない至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます」というタイトルで掲載しています。
【完結済】私、地味モブなので。~転生したらなぜか最推し攻略対象の婚約者になってしまいました~
降魔 鬼灯
恋愛
マーガレット・モルガンは、ただの地味なモブだ。前世の最推しであるシルビア様の婚約者を選ぶパーティーに参加してシルビア様に会った事で前世の記憶を思い出す。 前世、人生の全てを捧げた最推し様は尊いけれど、現実に存在する最推しは…。 ヒロインちゃん登場まで三年。早く私を救ってください。
悪夢から逃れたら前世の夫がおかしい
はなまる
恋愛
ミモザは結婚している。だが夫のライオスには愛人がいてミモザは見向きもされない。それなのに義理母は跡取りを待ち望んでいる。だが息子のライオスはミモザと初夜の一度っきり相手をして後は一切接触して来ない。
義理母はどうにかして跡取りをと考えとんでもないことを思いつく。
それは自分の夫クリスト。ミモザに取ったら義理父を受け入れさせることだった。
こんなの悪夢としか思えない。そんな状況で階段から落ちそうになって前世を思い出す。その時助けてくれた男が前世の夫セルカークだったなんて…
セルカークもとんでもない夫だった。ミモザはとうとうこんな悪夢に立ち向かうことにする。
短編スタートでしたが、思ったより文字数が増えそうです。もうしばらくお付き合い痛手蹴るとすごくうれしいです。最後目でよろしくお願いします。
モブなのに、転生した乙女ゲームの攻略対象に追いかけられてしまったので全力で拒否します
みゅー
恋愛
乙女ゲームに、転生してしまった瑛子は自分の前世を思い出し、前世で培った処世術をフル活用しながら過ごしているうちに何故か、全く興味のない攻略対象に好かれてしまい、全力で逃げようとするが……
余談ですが、小説家になろうの方で題名が既に国語力無さすぎて読むきにもなれない、教師相手だと淫行と言う意見あり。
皆さんも、作者の国語力のなさや教師と生徒カップル無理な人はプラウザバック宜しくです。
作者に国語力ないのは周知の事実ですので、指摘なくても大丈夫です✨
あと『追われてしまった』と言う言葉がおかしいとの指摘も既にいただいております。
やらかしちゃったと言うニュアンスで使用していますので、ご了承下さいませ。
この説明書いていて、海外の商品は訴えられるから、説明書が長くなるって話を思いだしました。
【完結】『運命』を『気のせい』と答えたら、婚姻となりまして
うり北 うりこ@ざまされ2巻発売中
恋愛
ヴォレッカ・サミレットは、領地の危機をどうにかするために、三年ぶりに社交界へと婚姻相手を探しにやってきた。
第一にお金、次に人柄、後妻ではなく、できれば清潔感のある人と出会いたい。 そう思っていたのだが──。
「これは、運命だろうか……」 誰もが振り返るほどの美丈夫に、囁かれるという事態に。
「気のせいですね」 自身が平凡だと自覚があり、からかって遊ばれていると思って、そう答えたヴォレッカ。
だが、これがすべての始まりであった。 超絶平凡令嬢と、女性が苦手な美丈夫の織りなす、どこかかみ合わない婚姻ラブストーリー。
全43話+番外編です。
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
『異世界転生してカフェを開いたら、庭が王宮より人気になってしまいました』
ヤオサカ
恋愛
申し訳ありません、物語の内容を確認しているため、一部非公開にしています
この物語は完結しました。
前世では小さな庭付きカフェを営んでいた主人公。事故により命を落とし、気がつけば異世界の貧しい村に転生していた。
「何もないなら、自分で作ればいいじゃない」
そう言って始めたのは、イングリッシュガーデン風の庭とカフェづくり。花々に囲まれた癒しの空間は次第に評判を呼び、貴族や騎士まで足を運ぶように。
そんな中、無愛想な青年が何度も訪れるようになり――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる